BOOMEEから発売のゴルフ用レーザー距離計「MINI5＋」と「MINI5」の2機種について詳しく解説します。
また、2機種の違いについても詳しく解説します。
MINI5＋・MINI5の概要
BOOMEEは前作のMINI4が超小型・高性能な割に低価格でヒットし、大手ショッピングサイトではランキングの常連メーカーです。
MINI4の後継モデルがMINI5＋とMINI5で、前作と違い2モデルとなっています。
＜主な特徴・機能＞
- 測定距離：1,093ヤード
- 測定スピード：0.06秒
- ディスプレイ表示：赤緑の2カラーOLED（MINI5＋）、黒色LCD(MINI5)
- 画面輝度調整（MINI5＋のみ）
- 高低差機能
- 高低差機能 ON・OFF切替
- 高低差機能 ON・OFF状態表示
- ピンサーチ測定
- 振動通知
- 望遠倍率：6倍
- 充電式（USB Type-C）
- 生活防水（IP54）
MINI5＋・MINI5がおすすめなゴルファー
先に結論をまとめてしまいますと、MINI5＋とMINI5がおすすめなゴルファーは、以下のニーズを持たれた方となります。
＜MINI5＋＞
- ディスプレイの見やすさに拘る方（２カラー表示）
- ポケットに入れたままプレーできるぐらい超小型が良い方
- マグネットに便利さを感じる方
- レザーを用いた大人なデザインが好みの方
＜MINI5＞
- ディスプレイの見やすさに拘りがない方（黒１色）
- ポケットに入れたままプレーできるぐらい超小型が良い方
- マグネットに便利さを感じる方
- レザーを用いた大人なデザインが好みの方
上記のニーズが概ね当てはまる方は、MINI5＋・MINI5の製品評価、市場での最安値などをまとめてありますので、この先もお読み頂いて購入の際の参考にしてみてください。
MINI5＋とMINI5の違い
▼MINI5 MINI5＋とMINI5の主な違い
| モデル | MINI5 MINI5＋ | MINI5 |
|---|---|---|
| ディスプレイ表示 | 赤・緑 2カラーOLED | 黒 LCD |
| 透過率 | 95％ | 85％ |
| 輝度調整 | 〇（自動・4段階） | － |
| 測定スピード | 0.06秒 | 0.06秒 |
| 輝度調整 | 4段階 | － |
| 単位切替 | ２種類 （ヤード・メートル） |
３種類 （ヤード・メートル・フィート） |
| 市場価格 | 18,500円 | 11,800円 |
２モデルの主な違いは、ディスプレイの仕様です。
その他には、表示単位の種類（上表参照）にも差がありますが、購入判断に影響するものとしては、ディスプレイの仕様、価格の違いの２点を抑えておけば良いでしょう。
ディスプレイの違い
出典：Amazon
MINI5は一般的な黒１色ですが、MINI5＋は赤・緑の２カラーで、しかもOLED（自動発光）を採用しています。BOOMEEとしても初の２カラーOLEDで、ので、見やすさが抜群に優れています。
出典：Amazon
さらに4段階の輝度調整機能も搭載されていて、最適な輝度に自動で調整してくれます。天候状態を気にせずとも、常に最適な見やすさが提供されます。
現在、お使いのレーザー距離計が薄暗い日や背景が林などで黒掛かった場面などで見づらさを感じらている方は、是非、２カラーOLEDを採用したMINI5＋の見やすさを試して頂きたいです。
市場価格の違い
MINI5＋とMINI5は、測定単位の種類に違いがあり、下位モデルのMINI5のみフィートの表示も可能となっています。
ただ、日本では敢えてフィートにするニーズは極めて低いと思いますので、影響しない方が殆どでしょう。
市場価格の最安値は、MINI5＋がAmazonで25,980円、MINI5もAmazonで16,500円でしたので、MINI5＋が楽天で18,500円、MINI5も楽天で11,800円でしたので、約6,000円の価格差があります。
どちらがオススメか？
先に筆者の結論を述べますと、MINI5＋の方がオススメです。
その理由ですが、まずMINI5＋とMINI5の注目すべき違いは、以下の2点です。
- MINI5＋は、赤・緑の２カラーOLEDを採用していて見やすい
- MINI5の方が市場価格は約6,000円安い
つまり、6,000円をプラスして２カラーOLEDにするかどうか？という判断になります。
この6,000円の価格差ですが、2カラーOLEDの分だとすると安いですし（他メーカーでは1万円ぐらい違う）、そもそも上位モデルのMINI5＋でも2万円を切る低価格のため、とても買いやすいお値段です。
MINI5＋・MINI5の良い点
良い点① ディスプレイが見やすい！MINI5＋は2カラーでさらに見やすい！
MINI5＋、MINI5ともにディスプレイの透過率が高く、映像が明るくはっきり見えます。
透過率についてはスペックを公開していないメーカーが多い中、BOOMEEではMINI5＋が95％、MINI5が85％と高いスペックが公開されています。この姿勢自体がメーカーの自信の表れでしょう。
光の取り込み量をパーセントで表していて、数字が100に近いほど明るく見えます。逆に透過率が低いとディスプレイ内の表示が暗いため、黒い文字は更に読み取りづらくなってしまいます。
さらに、MINI5＋の方は、赤・緑の2カラーOLEDを採用しています。
▼MINI5＋の2カラーOLED
出典：Amazon
4段階の輝度調整機能も備わっていて、自動的に最適な輝度に調整されますので、常に最適な見やすさが提供されます。
黒１色のMINI5も透過率が高く、口コミでも見やすいと評価されていますので、カラー表示に拘りがなければ、MINI5の方でも良いでしょう。
良い点② 超コンパクト設計
出典：Amazon
前作のMINI4も超小型・超軽量が大きな特徴の１つでしたが、MINI5＋、MINI5もその特徴は引き継がれています。
サイズ・重量共に少しだけ増していますが、それでもなおクレカ並みの小ささは保たれています。
収納に出し入れが面倒、ポケットに入れたままプレーしたいという方に適しています。
良い点③ 測定性能が優れている
BOOMEEのレーザー距離計は、これまでMINI4、MINI＋と小型・軽量でかわいいデザインでした。
そういったタイプは性能がやや劣るものも見受けられますが、BOOMEEは測定性能も優れています。
| モデル | MINI5＋ | MINI5 |
|---|---|---|
| 計測範囲 | 5～1,094ヤード | |
| 測定精度 | ±0.5ヤード | |
| 測定スピード | 0.06秒 | 0.06秒 |
| 倍率 | 6倍 | |
| ピンサーチ | 〇 | |
| 高低差機能 | 〇 | |
| 高低差ON・OFF切替 | 〇 | |
| 高低差ON・OFF状態表示 | 〇（使用中にランプ点灯） | |
| 振動通知 | 〇 | |
最長測定距離は1,000ヤードを超えていますし、測定スピードは0.06秒と驚きの速さです。
もちろん、ゴルフならではの便利機能として、ピンサーチ、高低差機能、振動通知も搭載しています。
地味に希少な点として、測定結果も小数点以下まで表示される細かさも備わっています。
BOOMEEは、メーカー名とデザインが注目されがちですが、レーザー距離計としての性能が優れている点も、安心して買いやすいポイントです。
良い点④ 高級感あるレザーデザイン
▼前作MINI4と今作MINI5
前作のMINI4は女性ゴルファーによる利用をイメージしたような可愛らしいデザインでした。
しかし、今作のMINI5では本体素材にレザーを採用し、落ち着いた高級感のあるデザインとなっています。
引用：楽天
カラーバリエーションもホワイトとブラックの２種類ありますので、ウェアやギアとのカラートーンを合わせたい方も選びやすくなっています。
なお、ホワイトのレザーについては、屋外で土などの汚れを心配する口コミが見かけられましたので、汚れを気にされる方はブラックを選んだ方が安全そうです。
MINI5＋・MINI5の気になった点
気になった点① マグネットの強さ・弱さ
BOOMEEは、MINI4、MINI＋と本体に磁石を内蔵していて、カートフレームなどの金属フレームにくっつけられるようになっています。
ただ、ブッシュネルなどと比べると、磁力の弱さが口コミなどで指摘されいて、カートフレームに付ける際は太いフレームを選ぶと良いといった意見もありました。
今回のMINI5＋、MINI5については、発売からまだ間もないためマグネットに関する口コミは殆どありませんでしたが、やや弱さを不安視する声もあります。
- 気になった点は、B社距離計よりマグネット力が弱い感じです。
- マグネットが弱いとの書込みがあったので、冷蔵庫に貼ってみました。自重は十分に支え外す時は、それなりの力が必要です。でも細い支柱に取付るのは無謀だと思います。
カートフレームにくっつける使い方に慣れている方は、マグネットに定評のあるブッシュネルも検討されると良いでしょう。
ブッシュネルでしたら、リアル店舗でサンプルが置かれていることがありますので、実際に確認することも可能です。
MINI5＋・MINI5の使用者による口コミ
測定性能
- 【MINI5】私(HC9)は普段ブッシュネルを使用していますがこれはレーザー計測器は初めてで不慣れな方でも簡単に速く計測できます。
- 【MINI5＋】早速届いたので 試しにスロープモードで計測してみました。かなり速く計測できノーストレスです。
- 【MINI5】一緒に回った人との距離の誤差も無く、計測にかかる時間もストレスなしでした。説明書も日本語表記でわかりやすいです。
表示性能
- 【MINI5＋】思った以上にコンパクトでした、計測早いし赤緑も見やすいです。いろいろ試してみたら、明るさが本当に自動で調整できるみたい、大満足です。
- 【MINI5】小さいのに見え方はバツグンです。
- 【MINI5】小さいけど握りやすく数字も見やすいです。
デザイン
- 【MINI5】皮革仕立てで高級感があり、手にも馴染みやすいです。
- 【MINI5】製品も手に平に収まり非常に小さく ラウンド中にポケットに入れても気にならないです。
- 【MINI5】本体が小さいせいか、ケースが大きい様に感じます。
電源
- 【MINI5】手頃でコンパクト、タイプCの充電もgoodでお勧めです。
MINI5＋・MINI5の成内容（本体・付属品）
- 本体
- 専用ケース
- レンズクロス
- 日本語取扱説明書
- USBケーブル（Type-C）
MINI5＋・MINI5のスペック
| モデル | MINI5＋ | MINI5 |
|---|---|---|
| 計測範囲 | 5～1,094ヤード | |
| 測定精度 | ±0.5ヤード | |
| 測定スピード | 0.06秒 | 0.06秒 |
| 倍率 | 6倍 | |
| ディスプレイ表示色 | 赤・緑（OLED） | 黒（LCD） |
| 輝度調整 | 〇（４段階） | － |
| ピンサーチ | 〇 | |
| 高低差機能 | 〇 | |
| 高低差ON・OFF切替 | 〇 | |
| 高低差ON・OFF状態表示 | 〇（使用中にランプ点灯） | |
| 振動通知 | 〇 | |
| 手ブレ補正 | － | |
| マグネット | ○ | |
| サイズ | 94×58×38mm | |
| 重量 | 約135g | |
| 電源 | 充電式（USB Type-C） | |
| 充電時間 | － | |
| バッテリー稼働 | 20,000回 | |
| 電源自動OFF | 〇（30秒） | |
| 防水性能 | IP54 | |
| 保証期間 | 1年 | |
MINI5＋・MINI5の取扱説明書・マニュアル
MINI5＋・MINI5の取扱説明書は、製品に付属しています。WEBに公開されているものはありません。
MINI5＋・MINI5の発売日・発売価格
MINI5＋・MINI5の発売は2024年です。当記事執筆時点では、楽天・AmazonにてBooMeeの公式ストアにて出品されています。発売価格は、サイトにより異なっています。
※クーポン・割引適用後の実質価格
ただ、当記事執筆した時点では、新発売記念と題されて割引されていますので、タイミングによって割引額は変わる可能性があります。
