スリクソンのZXi miniドライバーについて、最新情報をまとめました。
ZXi LS miniドライバー
昨今、大手メーカーが挙ってミニドライバーを発売している。
そんな中、遂にスリクソンにもミニドライバーに関する情報が出て来ました。
上図はR&Aの適合リストに2025年7月末に掲載されたもので、名称は「ZXi LS mini」です。
「やさしさ」より「用途」で選ぶタイプか!?
ミニドライバーというジャンルには、メーカーごとに異なる位置づけがあります。大型ヘッドが苦手なゴルファー向けのやさしいドライバーとして設計される場合もあれば、ティーショットで曲げたくない場面に対応するセカンドドライバー的な位置づけのケースも見られます。
たとえば、テーラーメイドの「r7 QUAD mini」やキャロウェイの「ELYTE mini」は、11.5°と13.5°の2スペック展開。構えた時の安心感やボールの上がりやすさから、やさしめにもハードにも、幅広く対応できる汎用型という印象があります。
一方で、ZXi LS miniはその「LS」という名称からして、ZXi、ZXi MAX、ZXi TRとは異なる設計思想が込められているように見えます。
適合リスト上のロフトバリエーションは13.5°のみ。スペック展開の幅がないという点からも、「MAX」や「TR」のような汎用・調整型ではなく、明確な用途特化型として設計されていることが伺えます。
タイトリストのGT280の存在がヒントになる!
ここまでの情報から推測できるのは、
- ZXi LS miniが「やさしめのドライバー」ではなく、「2番ウッド」のような役割を果たす
- アスリート向けの限定用途クラブ
である可能性が高いということです。
近い例では、タイトリストのGT280が13°のみの1スペックでリリースされ、公式サイトでは一時期「2番ウッド」として明記されていたこともありした。
相関がルト、ZXi LS miniは、「ドライバーが苦手な人向けの補完クラブ」というよりも、風や狭いホールなどシビアな状況で精度重視のティーショットを打ちたい上級者向けの用途明確な1本なのかもしれません。
まとめ
ZXi LS miniドライバーについて、適合リストに掲載された件を取り上げました。
今後、詳細スペック(ヘッドサイズや設計意図)も含めて、メーカーから情報発信があるものと思われますので、確認され次第、また取り上げて行きます。
ぜひ続報にもご期待ください。