中級者向けのドライバーについて、2024年のおすすめモデルをランキングで紹介します。
対象となるドライバーは、各メーカーの公式サイトやカタログにて現行・最新モデルとして掲載されている製品となります。
そのため、商品サイクルが長いモデルについては、発売が前年以前のものも含まれることもあります。
第1位 テーラーメイド Qi10ドライバー
ここがポイント
- 操作性と寛容性のバランスが良い!
- 振り抜きやすい
テーラーメイドのQi10シリーズから発売されているスタンダードタイプのドライバーです。
前作のステルス2よりは全体的にハードになっていますので、ややフェードバイアスで、ヘッドスピードが速めの方に適しています。
カーボンフェースを採用していて前側が軽いため、後方をその分だけ重たくし過ぎずに済むことから、後方の重さで引き面れることなく振り抜きやすさがあります。
ステルスとステルス2では、低スピンタイプのPLUSがPGAツアーのプロたちに人気でしたが、Qi10ではこのスタンダードタイプも人気があります。
第2位 PING G430 MAX 10Kドライバー
ここがポイント
- とにかく曲がらない
- 打点ブレを恐れずに思い切り振りきれる
PINGのG430シリーズに追加された超高MOIタイプのドライバーです。
10Kの名が指す通り、縦横の慣性モーメントの合計値が10,000g・cm2を超えていて、ヘッドのブレなさが抜群に優れています。
競合するGi10 MAXドライバーと比べると、後方も重さを感じやすいタイプになりますので、ヘッドの開閉をあまり行わないタイプの方が扱いやすいと思います。
少々の打点ブレは許容してくれますので、万振りして飛距離を出したい方にオススメです。
第3位 キャロウェイ パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆ドライバー
ここがポイント
- 浅重心で操作性がある!
- 安定した低スピンが出る
キャロウェイのパラダイム Ai SMOKEシリーズの低スピンタイプのドライバーです。
◆◆◆はツアー向けを意味していますが、前作の初代パラダイムと比べるとシリーズ全体としてつかまりが良く楽に扱いやすくなっています。
さらに弾道のブレなさも高まっていますので、◆◆◆であっても中級者が十分扱いやすく、弾道の操作を楽しみたい方・挑戦したい方にオススメです。
第4位 PING G430 LSTドライバー
ここがポイント!
- 操作性がありながら、打点ブレにも強い
- 打音・打感が従来のGシリーズから改善されている
PINGのG430シリーズから発売されている低スピンタイプのドライバーです。
PING契約の多くのツアープロが利用しているモデルではありますが、Gシリーズならではの打点ブレへの強さは秀逸で、アマチュアにも利用されています。
G430 MAX 10Kよりもヘッドの機敏性がありますので、弾道操作したい方、自分でヘッドを返してスクエアにするタイプの方に適しています。
スピン量をあまり落としたくないという方は、G430 MAXドライバーの方を検討されると良いでしょう。
第5位 スリクソン ZX5 MKⅡ LSドライバー
ここがポイント
- 低スピンモデルながら、寛容性もある希少なドライバー
- 適度な打ち出しの高さがあり、低スピンで吹けない
スリクソンZXシリーズの2022年モデルで新たに追加されたのが、こちらのLSタイプです。
従来では寛容性の「ZX5」、操作性・低スピンの「ZX7」という住み分けでしたが、今回ZX5のLSが誕生したことで、寛容性と低スピンの両立が実現されています。
寛容性と低スピンを同時に兼ね備えた希少なモデルで、クラブに打点ブレを助けて欲しい、さらに、吹け上がりを抑えたいという方にオススメです。
第6位 コブラ DARKSPEED MAXドライバー
ここがポイント
- ハイドローが出やすい
コブラのDARKSPEEDシリーズから発売されているドロータイプのドライバーです。
コブラはアスリート色が強めのメーカーですが、MAXタイプはつかまって球が上がりやすくハイドローで飛ばせます。
右への不安がある方、スピン量を抑えたい方にオススメです。
第7位 ダンロップ XXIO X(エックス)ドライバー 2022
ここがポイント
- 低スピンモデルながら、寛容性もある希少なドライバー
- 適度な打ち出しの高さがあり、低スピンで吹けない
2020年に誕生したゼクシオXシリーズの2代目モデルです。
ノーマルなゼクシオは軽量モデルでシニアをコア層として支持されていますが、ゼクシオXの方はMiyazakiシャフトが装着されていて、しっかりとしたクラブ重量・シャフトの質感があります。
ダンロップ契約の女子プロゴルファーに最も利用されているドライバーでもありますので、アベレージゴルファー~中級者にとっても扱いやすいモデルです。
第8位 ミズノ ST-Z 230ドライバー
ここがポイント
- 45インチの短めクラブで、スイングが安定しやすい
- 真っ直ぐ飛ばしやすい
STシリーズ2023年モデルは、ST-ZとST-Xの2機種あります。
ここで紹介しているST-Zの方は、寛容性・直進性に優れたタイプで、ST-Xがドロー仕様なのに対して、弾道バイアスがなく、真っすぐ飛ばしやすいドライバーです。
クラブ長さが45インチとやや短尺なため、スイングが安定しやすく、ミート率を高めて飛距離・安定性を出したい方に適しています。
第9位 タイトリスト TSR2ドライバー
ここがポイント
- 低スピンで操作性に優れている
- 打出しの高さが抑えられ、強い弾道で飛ばせる
タイトリストのTSRシリーズのドライバーは、1~4まで4機種ありますが、中級者向けとなるのは、2、3の2機種です。
TSR2は寛容性、TSR3は操作性とカスタマイズ性能に優れていて、テーラーメイドのステルス2・ステルス2 PLUS、PING G430のMAX・LSTの関係と似ています。
タイトリストと契約しているPGAツアーの選手たちは、殆どがTSR3を利用していて、操作性が優れている分、ピーキーで難しさもあります。
弾道操作を駆使したい・楽しみたい方はTSR3に挑戦してみるのも良いですが、TSR2の方も弾道を操作できますので、まずはTSR2の方から試されることをオススメします。
第10位 テーラーメイド ステルスグローレ+ドライバー
ここがポイント
- 日本人向けのグローレとステルスの融合モデル
- ロフト角の調整機能を初搭載
テーラーメイドのワールド展開モデルとグローレの融合モデルの三作目となるステルスグローレ。
グローレ融合モデルは、過去のMグローレ、SIMグローレ共にアスリートゴルファーからも性能に対する評価が高かったものの、ドローバイアスで軽量な点がネックとなっています。
ステルスグローレシリーズでは、ステルスグローレ+という調整機能付きで重めのシャフトを選択できるタイプが追加され、アスリートゴルファーも十分利用することができます。