PRGRのヘッドパーツ専用シリーズのTUNEドライバーに、ニューモデルが追加されましたので、新たなヘッドの情報を紹介しながら、TUNEドライバーの全ヘッドについて取り上げます。
目次
TUNE 02がモデルチェンジ、TUNE 03が新発売で、ヘッドは全4種類に!
TUNEドライバーは、これまでTUNE 01、02、05の3種類が発売されていました。
今回、TUNE 02がモデルチェンジとなり、新たにTUNE 03が追加となりましたので、全部で4種類のヘッドとなります。
全4種類のTUNE ドライバーの概要・スペック比較
- TUNE 01 ドライバー:左を気にせず、思い切り叩ける
- TUNE 02 ドライバー:ストレートフェースで、適度につかまる
- TUNE 03 ドライバー:やさしくつかまって上がる
- TUNE 05 ドライバー:深重心、シャロー形状で、やさしい高弾道
TUNE 01は思い切りたたけるハードヒッター・上級者向け、TUNE 05は深重心で慣性モーメントが大きいアベレージ向けモデルとなっています。
数字が小さいほど難易度が高く、大きいほどやさしいモデルとなっています。
モデル | TUNE 01 | TUNE 02 | TUNE 03 | TUNE 05 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロフト | 9.5 | 10.5 | 9 | 10 | 9 | 10 | 10 | 11 |
ライ角 | 57 | 57 | 59 | 59 | 59 | 59 | 59.5 | 59.5 |
FP | 17 | 18 | 17 | 18 | 17 | 18 | 15.5 | 16.5 |
フェース角 | -5.9 | -5.9 | -3 | -3 | -1.5 | -1.5 | -1 | -1 |
重量 | 198 | 198 | 198 | 198 | 198 | 198 | 195 | 195 |
体積 | 450 | 450 | 460 | 460 | 460 | 460 | 460 | 460 |
重心高 | 31 | 31 | 32 | 32.5 | 32.5 | 33 | 32 | 32.5 |
重心深度 | 39 | 40 | 40 | 41 | 42 | 43 | 41 | 41.5 |
重心距離 | 38.5 | 38.5 | 39 | 39 | 38 | 38 | 42 | 42 |
重心角 | 28 | 28 | 28.5 | 28.5 | 31 | 31 | 30 | 30 |
慣性モーメント | 4,000 | 4,000 | 4,405 | 4,405 | 4,550 | 4,550 | 4,700 | 4,700 |
TUNE 01のみ450ccのややこぶりなヘッドとなっていて、慣性モーメントと重心角が最も小さく、操作性の高いモデルとなっています。
重心角が最も大きいのは、今回、新たに追加となったTUNE 03の31°です。最近のPRGRは、egg5500の重心角が37°と極端に大きなものを立て続けにリリースしていますが、それらと比べるとおとなしさを感じてしまいますが、それでも31°と言うのは他メーカーのヘッドと比べてかなり大きい方となります。
TUNE 01 ドライバー
左を気にせず重いり叩いていけるモデルで、ヘッドスピードが速いゴルファーに適したヘッドです。ソールのウェイトは後方とヒール寄りの2箇所に設定されていて、標準で後方が10g、ヒール寄りが4gとなっています。
洋ナシ型で重心は浅めになっていますので、操作性が高く、意図的にボールを打ち分けたい上級者に適しています。
TUNE 02 ドライバー
TUNE 01よりもフェースもストレッチも大きくなっていて、慣性モーメントが一段大きくなっています。ウェイトは同じくセンター後方とヒール寄りに搭載されていて、標準で共に8gとなっています。
重心設計とウェイト配分からは、ヒール寄りの重量を持った形になっています。叩けるイメージのヘッド形状を保ちつつ、TUNE 01よりも適度なつかまり感があるヘッドとなっています。
TUNE 03 ドライバー
TUNE02よりも投影面積が一回り大きく、シリーズの中で最もストレッチが長いヘッドです。重心角度も31°とシリーズで最も大きく、ヘッドがオートマチックに返りやすい重心設計となっています。
ウェイトはTUNE 02と同様に後方とヒール寄りに共に8gが標準で搭載されています。スライスが出やすく、球が上がりづらい方に適したヘッドです。
TUNE 05 ドライバー
TUNE 05はソールのウェイトが唯一後方に一つだけのモデルとなっています。重量がソール後方に集中し、さらに、フェース高がシリーズで最も低く、シャローヘッドになっています。
ウェイト、ヘッド形状の両面から重心を深くする設計になっていて、慣性モーメントがシリーズで一番大きく、直進性が高いモデルとなっています。