タイトリストから発売されているTS1ドライバーについて、標準で選択可能なシャフト、ヘッド後方のウェイトについて取り上げます。
タイトリスト TS1ドライバーは、軽量・つかまる・球が上がる!アベレージ向けのやさしいドライバー
タイトリストのTSドライバーは、これまでの915、917といったツアープロ向けモデルから脱却して、「スピード」をテーマに新開発されたモデルです。
ドライバーは、2018年にTS2、TS3、2019年にTS1、TS4が追加リリースされています。
▼TS1ドライバーのスペック・口コミは下記をご覧ください。
》TS1ドライバーの試打・評価・感想
TS1ドライバーは、最軽量スペックで268gの軽さ!
TSの前に発売されていた917シリーズでは、最も軽いドライバーでも303gでした。
TS1ドライバーは、268~275gという驚きの軽さを実現しています。
この記事では、標準シャフト2種類の詳しい情報と、ヘッド後方のウェイトについて取り上げます。
TS1ドライバーの標準シャフトは2種類ある!
TS1ドライバーのシャフトは、公式サイトで上記の2種類が掲載されています。写真上がタイトリスト ディアマナ50、写真下がタイトリストエアスピーダーです。どちらもタイトリストを冠した名前となっています。
同じSRスペックで、ディアマナが48g、エアスピーダーは45gとなっていますので、より軽量なクラブを求める方は、エアスピーダーにすると最軽量のRスペックで268gとなります。
ちなみに、ゼクシオ10ドライバーが270g、ブリヂストンのPHYZドライバー(5代目)が266gですから、タイトリストに憧れていたヘッドスピードが遅めのゴルファーには嬉しいモデルです。
タイトリスト ディアマナ50
フレックス | R | SR | S |
---|---|---|---|
トルク | 5.7° | 5.6° | 5.5° |
シャフト重量 | 46g | 48g | 50g |
クラブ重量 | 271g | 273g | 275g |
長さ | 45.75インチ | ||
調子 | 先中 | ||
バランス | D2.5 |
ディアマナはR、SR、Sの3種類の硬さが用意されています。トルクはややこの重量帯としてはややしっかり目です。
軽量クラブはどちらかと言えば先調子が少ない印象がありますが、先中となっていますので、手元側がしっかり感じられるタイプのシャフトとなります。
タイトリスト エアスピーダー
フレックス | R | SR |
---|---|---|
トルク | 5.0° | 4.8° |
シャフト重量 | 43g | 45g |
クラブ重量 | 268g | 270g |
長さ | 45.75インチ | |
調子 | 先中 | |
バランス | D2.0 |
エアスピーダーは、R、SRの2種類の硬さです。トルクはディアマナよりも更にしっかり目で、5.0°、4.8°となっています。こちらのシャフトも調子が先中で、バランスはD2.0です。
どちらのシャフトも割としっかり目なところは、ゼクシオやPHYZと違って外ブラらしさが出ていると言えそうです。
TS1ドライバーを、ディアマナ、エアスピーダーで試打して評価した動画
TS1ドライバーを3種類のシャフトで試打した動画です。ディアマナ、エアスピーダーが登場しますので、両者の違いが参考になります。
TS1ドライバーのウェイトは交換できる!
TS1ドライバーは、ソールの奥深い位置にウェイトが一つ搭載されています。
ウェイトは取り外しが可能で、オプションで別重量のものを購入することで、交換することができ、重心を調整することができます。
標準搭載のウェイトを基準として、重量アップは+2g、+4g、+6g、重量ダウンはー2g、-4gが用意されています。
ウェイトの価格はいずれの重さも1つ3,000円(税別)です。
深重心ウェイトの重量を変えることで、重心高、重心深度が変わります。軽くすることで重心は高く・浅くなりますので、スピン量が減り、弾道高さが抑えられ、低く強い弾道が出やすくなります。
▼重心深度がドライバーショットに与える影響はこちらをご覧ください。
≫ 浅重心・深重心とドライバーの飛距離との関係
