タイトリストといえばアスリート向けのクラブを提供するメーカーとして認識されているゴルファーが多いと思います。2018年にTSというモデルを発表し、これまでのツアープロから市場にフォーカスを移した印象から、話題となったモデルでもあります。
ゴリゴリのアスリート向けモデルとしては、現時点では917が最新、もしかしたら最後かもしれません。今尚、ゴルファーからの支持が強い917モデルのドライバーについて、違いを取り上げます。
目次
917D2ドライバーと917D3ドライバーの違い
917シリーズからは、917D2ドライバー、917D3ドライバーが発売されています。どちらのクラブを選べばよいかは、違いを知ることが重要です。両者の違いについてみていきましょう。
一番の違いはヘッドサイズ
917D2と917D3の違いを知る上で一番のポイントは、ヘッドサイズにあります。917D2がルール限界の460ccなのに対して、917D3は440ccとなっています。
917D3は操作性を求めるゴルファーに、つまり自分で球を操りたい方に向いているドライバーとなります。
ヘッド形状は917D2が丸型、917D3が洋ナシ型になります。これはタイトリストに詳しいゴルファーであればご存知の方もいると思いますが、2、3という数字でヘッドの形状が決まっています。
917D2、917D3ドライバーを今平周吾プロが解説
・917D2は打感が柔らかい。球が高く、低スピンで、キャリーが出てくれそう。 ・917D3はヘッドの大きさが小さいので、しっかり振り切れる。少ないスピン量で飛距離が出る。
調整機能はどちらも同じ
機能面ではどちらも重心調整機能、ロフト・ライ調整機能が搭載されています。重心調整については、ソールの後方に貫通されているウェイトを入れ替えることで行えます。
ヘッドの軽量化を進める場合、ホーゼルの調整機能が省かれるケースがありますが、917モデルではD2、D3の両方に搭載されています。(D2の詳細ページ)
調整は16通り行うことができ、こちらのメーカーによる公式解説動画がとても参考になります。
タイトリスト 917モデルを3upCLUBが解説
・915は上がりづらかったが、917は上がる。 ・色はグレーで、昔に戻った。黒いとティーグラウンドで構えた時に、周りのギャラリーが映り込んで気になるため、という理由があるらしい。 ・ヘッドの見た目の形状通りの弾道が出る。 ・プロ仕様モデルだけあって、それほどつかまらない。