※追記2019/02/26:試打動画を1件追加しました。
アスリートゴルファー向けのブランドのスリクソン。上級者が好み、アベレージゴルファーが憧れるZシリーズについて、2018年モデルのZ785ドライバーについて取り上げます。
2018年Zシリーズドライバーは2種類リリース
スリクソンから2018年9月に発売されているZシリーズのドライバーは、 Z585ドライバーとZ785ドライバーの2種類あります。
ちなみに、Z985ドライバーはという方のために触れておきますと、数年前からZ9**は発売されておらず、現在のところZ985 ドライバーも発売がありません。詳しい事情は下記にリンク掲載したZ585 ドライバーの記事の中で詳しく書いてありますので、そちらをご覧ください。
Z785 ドライバーはヘッドサイズから年々やさしくなっていることが分かる!
さて、Z7系のドライバーですが、Z5 系よりもヘッドサイズが小振りなため必要とされるスキルレベルが高いとされています。しかし、ここ数年のZ7 系のヘッドサイズを見てみると、年々、やさしくなってきていることが分かります。
Z725ドライバー 425cc Z745 ドライバー 430cc Z765 ドライバー 445cc Z785ドライバー 460cc
上記のように、年々ヘッドサイズが大きくなってきているのが分かります。2018年モデルは、本間ゴルフのツアーワールドが5cc刻みでモデルを分けてますので、450cc、場合によっては455ccもあるかと予想していましたが、まさかの460cc。
つまり、Z585 ドライバーとZ785 ドライバーはヘッドサイズが一緒なんです!
「ZERO SRIXON」というテーマ、つまり全く新しく開発されていますので、大きな変化があるとは思っていましたが、かなりやさしさというか、アベレージゴルファーも射程に含めてきたように筆者は感じました。
Z785がやさしくなったのは、プロが簡単なクラブを使用し始めたから!?
最近のプロの使用クラブを見てみると、二つあるモデルの内、やさしいと言われている方を選択するプロが増えています。
例えば、キャロウェイのROGUE Sub ZeroドライバーではなくROGUE スタードライバーが選ばれたり、テーラーメイドのM3ドライバーではなくM4ドライバーが選ばれたり。あと、ゼクシオを使うプロ選手が出てきたことも、上級者でもやさしいクラブを求めてきているという変化を感じます。
Z785ドライバーとZ585ドライバーの違いの解説(みんなのゴルフダイジェスト)
・Z785はタイのクロンパ選手が使用していて、飛距離が15ヤード伸びたとのこと。 ・重心深度は、Z585が37.2mmで、Z785は35.9mmとなっていて、Z785の方が重心深度が浅い。 ・Z785はスピンを抑えた強い弾道が出る。
ゼクシオで培ったテクノロジーも搭載されている
スリクソンとゼクシオはターゲットゴルファーからして全くの別物として扱われていますが、技術面ではゼクシオの優れたところが採用されています。
ゼクシオ10にも搭載されている第3世代カップフェースが採用されており、ヘッド全体がたわみやすく、強い反発力でボールを飛ばすことができます。
スリクソンZ785ドライバーの試打と感想–マーク金井氏
・Z785はカチャカチャが付いていて、角度を調整したり、シャフトを交換しやすくなっている。 ・ヘッドはZ585より小ぶりというか、シャープになっている ・シャフトは5シリーズと同じで、手元が硬くて、順に軟らかくなってくる。長さも45.25インチで全く同じ。 ・打音がとても良い。ツアープロで使っている人も多い。 ・7シリーズの方が少し球を操作したい人に向いている。真っすぐ打ちたい人は5シリーズがおすすめ。 ・左に行かないとか右に抜けないとかはなく、ニュートラルで応答性が良い
スリクソンZ785ドライバーをゴルフショップスタッフが試打
・Z785はハードヒッター向け。球が全く吹き上がらず、高さも抑えられ、中弾道の風に強い弾道。 ・ヘッドスピードが遅い方が打つと、球が乗らなくて飛距離ロスになる。 ・ヘッドスピード45m/s以上のハードヒッターの方に推奨される。