≫ テーラーメイド SIM ドライバーの最新情報をまとめました|スペック・特徴を徹底解説!
テーラーメイドの2020年モデル、SIMドライバーとSIM MAXドライバーの違いについて取り上げます。
SIMドライバーとSIM MAXドライバー
左がSIMドライバーで、右がSIM MAXドライバーです。
SIMドライバーはアスリートゴルファー向けのモデルで、MシリーズではM5、M3、M1ユーザーが対象になります。
SIM MAXドライバーはアベレージゴルファー向けのモデルで、Mシリーズでは、M6 、M4、M2ユーザーが対象になります。
▼本記事では”違い”について取り上げていますので、両モデルに特徴やスペックの詳細は、下記記事をご覧ください。
ウェイト調整機能はSIMドライバーのみに搭載
ソールのスライダー式ウェイトは、SIMドライバーのみに搭載されています。左右に移動させることで、±20ヤードの範囲でドロー・フェードの調整が可能となっています。
なお、従来のMシリーズのアスリート向けモデルでは、前後方向のHIGH・LOWの設定が可能となっていましたが、SIMドライバーでは前後方向のレールがなく、弾道高さやスピン量の調節はできません。また、ウェイトの2つから1つになっています。
ここが重要!ポイント
- ドロー・フェードのウェイト調整機能は、SIMドライバーのみに搭載
フェース面積はSIM MAXドライバーの方が8%大きい
ヘッド体積は、共に460ccのルール上限サイズとなっていますが、フェース面積に違いがあります。
SIM MAXドライバーのフェース面積は、SIMドライバーよりも8%大きくなっていますので、よりやさしいモデルとなっています。
主要なテクノロジーは両方に搭載されている
テーラーメイドのドライバーの主要なテクノロジーとしては、主に以下の3つが挙げられ、全てSIMドライバー・SIM MAXドライバーの両方に搭載されています。
- スピードインジェクション
ルール上限の最大反発にチューニングしたフェース - ツイストフェース
ローヒール・ハイトゥでミスヒットした際に、弾道をセンターに戻してくれる - スピードポケット
反発性能を高め、特にフェース下部でのヒット時の寛容性を高めてくれる
SIM MAXドライバーの方が打ち出しが高い
SIMドライバーは、打ち出しが低く、スピン量が少~中程度となっています。一方、SIM MAXドライバーは、打ち出しが中程度で、スピン量は少~中程度となっています。
共にスピン量が抑えられてドライバーですが、SIMドライバーの方は打ち出しが低めのため、ヘッドスピードが速い方に向いています。
SIMドライバーとSIM MAXドライバーのスペックの違い
ロフト角はSIMドライバーの方が8~10.5°で、立っているものが用意されています。一方、SIM MAXドライバーは9~12.5°で一段ロフトが寝ていますので、球を上げたい人に向けたラインナップとなっています。
モデル | SIMドライバー | SIM MAXドライバー |
---|---|---|
ロフト角 | 9/10.5° | 9/10.5/12° |
ライ角 | 56~60° | 56~60° |
ヘッド体積 | 460cc | 460cc |
クラブ長さ | 45.75″ | 45.75″ |
ウェイト調整機能 | あり | なし |
打ち出し | 低い | 標準 |
スピン量 | 中-低 | 中-低 |
SIMドライバーとSIM MAXドライバーのシャフトの違い
シャフトについては、USモデルの情報となりますのでご注意ください。
SIMドライバーのシャフト
SIMドライバーのシャフトは公式サイトで4種類掲載があります。
シャフト | フレックス | クラブ重量 | シャフト重量 | トルク | バランス | 調子 |
---|---|---|---|---|---|---|
Diamana ZF60 | S | 307g | 56g | 4 | D3 | 中 |
〃 | SR | 305g | 54g | 4.4 | D3 | 〃 |
〃 | R | 303g | 52g | 4.8 | D3 | 〃 |
Tour AD XC-6 | S | 312g | 64g | 3.2 | D3.5 | 中元 |
Speeder 661 EVOLUTION VI | S | 314g | 65.5g | 3.9 | D3 | 中 |
Diamana ZF60 | S | 312g | 64g | 3.8 | D3 | 中元 |
SIM MAXドライバーのシャフト
SIM MAXドライバーのシャフトは公式サイトで4種類掲載があります。
シャフト | フレックス | クラブ重量 | シャフト重量 | トルク | バランス | 調子 |
---|---|---|---|---|---|---|
TENSEI BLUE TM50 | S | 298g | 54g | 4.4 | D2.5 | 中 |
〃 | SR | 296g | 52g | 4.8 | D2.5 | 〃 |
〃 | R | 294g | 50g | 5 | D2.5 | 〃 |
Tour AD XC-6 | S | 310g | 64g | 3.2 | D2.5 | 中元 |
Speeder 661 EVOLUTION VI | S | 312g | 65.5g | 3.9 | D2 | 中 |
Diamana ZF60 | S | 310g | 64g | 3.8 | D2 | 中元 |
まとめ
SIMドライバーとSIM MAXドライバーの違いについてまとめました。
なお、両モデルの基本性能やスペックの詳細等、個別の特徴については、下記記事にまとめてあります。
