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テーラーメイド 歴代Mシリーズアイアンを一挙紹介!初代はM2アイアン

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テーラーメイドから発売の「Mシリーズ」は、ドライバーからアイアンまで発売され、全世界的に人気のシリーズです。本記事では「Mシリーズ」のアイアンについて、歴代モデルを時系列にまとめます。

Mシリーズとは?

Mシリーズは2015年12月に誕生したゴルフクラブです。Mシリーズの「M」は「Multi Material」から来ていまして、チタンやグラファイトなど「複数の素材」を用いた複合構造が採用され、軽量化と最適重量配分が追求されています。

ただし、アイアンのヘッドはステンレスや軟鉄で鋳造・鍛造により作られますので、マルチマテリアルは基本的にウッド系に関するものとなります。

モデル名の数字が小さい方が上級者向け、大きい方がアベレージ向け!

Mシリーズは毎年2種類のモデルが発売されています。2018年で言えばM3とM4、2019年で言えばM5とM6といった具合です。数字が小さい方が上級者向け、大きい方がアベレージ向けとして市場では認識されています。

ただし、この解釈もウッドに限ったもので、そもそもアイアンについてはツアープロが採用するモデルはP790など別シリーズとなっていますので、アイアンの数字が小さいの方がアベレージからセミアスリート向け、大きい方は初心者からアベレージ向けとなっています。

Mシリーズのモデル年表

世代 発売年 モデル名
初代 2016年 M2アイアン
2代目 2017年 M1アイアン
M2アイアン
3代目 2018年 M3アイアン
M4アイアン
4代目 2019年 M5アイアン
M6アイアン

ドライバーでは初代モデルが2016年のM1、M2となりますが、アイアンは少し事情が異なっています。2016年の初代Mシリーズでは、アイアンはM2アイアンのみとなっています。つまり、2016年モデルのM1アイアンは存在しません。

なお、2020年はMシリーズのニューモデルの発売がなく、新たにSIMシリーズが誕生しています。ドライバーの形状や素材面を見る限り、Mシリーズをかなり踏襲していますので、実際は後継モデルと市場では解釈しているようですが、名称は別になっています。

▼SIMシリーズのアイアンの詳細は、別記事にまとめてありますので、リンクを載せておきます。
≫ テーラーメイド SIM MAX・SIM MAX OSアイアンの試打・評価!2つのアイアンの違いも徹底解説

2016年モデル(初代)

初代Mシリーズは、M1とM2の2種類のモデルがありますが、アイアンはM2のみとなっています。

M2アイアン 2016

Mシリーズアイアンの初代モデルとなるM2アイアン 2016です。スピードポケットと薄肉フェースにより、幅広いエリアで優れた反発性能を発揮してくれます。

出典:http://tmag8624.jp/tm_japan/doc/160126_01.pdf

また、バックフェースにはABS素材のバッジが装着されていて、打音と打感にも備わったモデルとなっています。

2017年モデル(2代目)

2代目Mシリーズからは、上級者向けとアベレージ向けの両方でアイアンが発売となっています。

M1アイアン 2017

M1アイアンはMシリーズで初となる上級者向けとして発売のアイアンです。高弾道で寛容性の高いモデルです。

出典:http://tmag8624.jp/tm_japan/doc/170111_01.pdf

ネックはフルーテッドホーゼルにより軽量化され、反対にトゥ側はタングステンが搭載され各番手で最適な重心設計が採用されています。

M2アイアン 2017

こちらは2017年のM2アイアンです。前年に続いて同じ名称で発売されているため、初代はM2アイアン2016、こちらの2代目はM2アイアン2017と呼び分けられています。

出典:http://tmag8624.jp/tm_japan/doc/170111_01.pdf

ソールのスピードポケットとフェース面のフェーススロットにより、寛容性が高められています。また、バックフェースにはジオコースティックバッジが装着され、打音と打感がチューニングされています。

M2シリーズはドライバー含め、フィーリングにも拘ったモデルとなっています。

▼Mシリーズの中で評価の高いM2ドライバーの詳細は別記事にまとめてますので、リンクを載せておきます。
≫ テーラーメイド M2 ドライバーの試打・感想・評価

2018年モデル(3代目)

3代目のMシリーズからM3、M4とモデル名が新たになり、両方のモデルでアイアンが発売されています。

M3アイアン

こちらはM3アイアンで、M1アイアン 2017の後継モデルとなります。ヘッドはコンパクトでクリーンはシェイプに仕上げられていて、操作性が高くセミアスリートに好まれるアイアンです。

出典:http://tmag8624.jp/tm_japan/doc/180116_01.pdf

トゥ側には15gのタングステンが搭載され、フェース面上の重心位置が調整されています。そして、フェース裏にはリブコアが搭載され、剛性を高めてフェース面の反発性能を上げるとともに、打感・打音の質も高めています。

M4アイアン

こちらはM4アイアンです。M2アイアン 2017の後継で、ヘッドサイズが大きくソール幅もあり、飛距離が出てやさしいのが特徴のアイアンです。

出典:http://tmag8624.jp/tm_japan/doc/180116_01.pdf

M3アイアンと同様に、新たにリブコアが搭載されていて、反発性能と打感・打音が向上されています。そして、ソール幅がかなり広くなっていて慣性モーメントが大きく、スピードポケットも搭載されていますので、ミスへの寛容性が高くなっています。

2019年モデル(4代目)

4代目のMシリーズでは、M5アイアン・M6アイアンが発売となっています。どちらも飛距離性能に優れていますが、M5アイアンの方は操作性を備え、M6の方はやさしさを備えたアイアンとなっています。

M5アイアン

こちらはM5アイアンです。前作のM3アイアンと同様にコンパクトなヘッドシェイプで、飛びと操作性を兼ね備えたアイアンです。

出典:http://tmag8624.jp/tm_japan/doc/190111_M5M6.pdf

トゥ側には11gのタングステンが搭載され、ソールには貫通型のスピードポケットが搭載されています。打感・打音を損なわずに、飛距離性能とやさしさが実現されています。また、特徴的な斜めのリブ構造は、剛性を高めボール初速をアップしてくれます。

M6アイアン

こちらはM6アイアンで、前年の4アイアンの後継モデルとなります。ヘッドサイズが大きくソール幅もあり、飛距離が出てやさしいのが特徴のアイアンです。

出典:http://tmag8624.jp/tm_japan/doc/190111_M5M6.pdf

M5アイアンと同様に、斜めのリブ構造であるスピードブリッジ、貫通型スピードポケットが搭載され、反発性能とやさしさに優れたアイアンとなっています。

M5アイアンよりもロフトが立っていて、ソールが分厚く、グースが効いていますので、ボールをつっかりつかまえて真っすぐ大きく飛ばすことができます。

Mシリーズアイアンのまとめ

Mシリーズのアイアンについて、2016年から発売されている全モデルについて取り上げました。

2020年のSIMシリーズの誕生で、Mシリーズのニューモデルは2019年を最後に発売されていません。また復活する可能性はありますが、新たなSIMはMシリーズのコンセプトを継承しているようですので、Mシリーズの名の付いたモデルは、M5・M6で終了となるのではないかと思われます。

以上、Mシリーズの歴代アイアンについてまとめました。

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