追記:本記事はM5・M6の発売前に当時の最新情報を紹介したものです。M5・M6に関する試打・評価は下記記事をご覧ください。
⇒M5ドライバーの 試打・評価・感想
⇒M6ドライバーの 試打・評価・感想
目次
M5、M6ドライバーがR&A適合リストに掲載!
テーラーメイドの2019年モデル、M5ドライバー、M6ドライバーが、ついにR&A適合リストに掲載されました。
これでもう2019年モデルはM5、M6で確定と言って良いと思います。事前に聞こえてきていた情報と同じ部分と異なる部分がありますので、この点などをモデル一つずつ見ていきます。
M5、M6ドライバーのR&Aへの掲載は3種類
R&Aの適合リストに掲載されたのは、M5 460、M5 Tour、M6の3種類となっています。
事前情報では、M6 Type-Dドライバーの画像も出回っていましたが、現在のところは3種類です。
M5 460ドライバー
こちらはM5 460ドライバーです。ウェイト調整機能が搭載されていて、ホーゼル部分にも恐らくロフト・ライの調整機能と思しきものも確認できます。
名前からしてヘッド体積は460cc、ロフト角は9°、10.5°となっています。
M5 Tour ドライバー
こちらがM5 Tourドライバーです。ヘッド体積は435ccという情報がアメリカの情報サイトで言及がありました。こちらのロフト角もM5 460と同じく9°、10.5°となっています。
M6ドライバー
こちらがM6ドライバーです。前作でいうところのM4ドライバーと同じ位置づけで、ウェイト調整機能はありません。ホーゼルにロフト・ライの調整機能は搭載されているようです。
ロフト角は8°、9°、10.5°、12°の4種類となっています。
M5、M6ドライバーにあるもの・ないもの
R&Aのコンフォーミングリストに掲載されている内容を確認しますと、M3、M4から引き継がれたもの、新たに搭載されたもの、削られものを探ることができます。
M5、M6で新たに搭載されたものは、何と言ってもSpeed Injectedです。これはまた別の投稿で詳しく触れますが、今出ている情報としては、通常、反発係数を超えないよう開発されますが、M5、M6ドライバーは敢えて超えたものをまず製造します。そして、ルール内に収まるようにスクリューフェースと呼ばれるフェースのネジ状の部分からレジン?を注入し、反発係数をルール限界値まで下げています。
余談ですが、最初にスクリューフェースが示唆される動画が出た時、これは概念的なもので実装はされないだろうという予想を下記の記事で述べましたが、見事に外れました。
これは画期的なことでして、反発係数は製造してみないと分からないので、通常、製品により差があるのですが、後から調整して下げることで、全てのドライバーでルール限界のMAX値となります。合理的でアメリカらしい発想です。
引き継がれたものちしては、ツイストフェースです。こちらはM3、M4の最大のセールスポイントでもありましたので、順当であり使う側にとってもありがたいです。
削られたものとして、ハンマーヘッド、ジオコースティック(音響)の文字が見当たりませんので、M5、M6からは外された可能性があります。