ヨネックスから発売のRoyal EZONE Extra Specドライバーについて、最新情報を取り上げます。
目次
Royal EZONE Extra Specドライバーの特徴
ROYAL EZONシリーズは、シニア層をターゲットとしたモデルで、飛距離が落ちてきた年配ゴルファーに人気があります。
外観もブラックとゴールドで高級感ある仕上がりで、ラグジュアリー感に溢れたデザインも特徴となっています。
コンセプトは「小さなパワーで大きく飛ばせる高弾道設計」
ROYAL EZONEドライバーは、2019年3月にスタンダードモデルが発売されています。
▼2019年3月に発売のRoyal EZONEドライバー
スタンダードなモデルは、シニア向けとして定番の軽量・長尺で、「小さなパワーで大きく飛ばせる」部類に入ると思います。
しかし、Extra Specでは、クラブ長さを短くすることで、「ミート率を上げ」「つかまりを良くして」、大きく飛ばすモデルです。
クラブ長さが逆で「一体、どっちが良いんだ?」と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、どちらが適しているかは一様ではなく、使われる方により分かれます。
スタンダードモデルは46.25インチでかなり長尺なタイプになりますので、振りやすさはマイナス評価になります。ただし、安定した打点で無理なく振りきれるのであれば、回転半径が大きい分、運動エネルギーは大きくなり飛距離はアップします。
しかし、長いが故に、しっかり振れずにヘッドスピードが大きく下がったり、スイングが安定せず打点のブレが大きくなってしまうと、飛距離は大きくロスすることになります。
今回の新作、Royal EZONE Extra Specドライバーは、後者の長尺が苦手な方におすすめなモデルとなります。
重心角と重心深度の最適化
重心角と重心深度については、数値が公表されてないようですが、メーカーのプレスリリースでは、以下の通り説明されています。
重心角と重心の深さも最適に設計したことで、ティーショットをつかまりの良い高弾道へと導きます。
「つかまりが良い高弾道」ですので、重心角を大きくしてヘッドの返りをよくし、重心を深く低くして球を上がりやすくしていると考えて良いでしょう。
重心角が大きいと、スライス改善だけがフォーカスされがちですが、「しっかりつかまる」=「しっかりとらえる」=「インパクトエネルギーがしっかり伝わる」ということになります。
つまり、つかまえることで飛距離アップにつながります。
▼スライサー向けのおすすめドライバーはこちらにまとめてあります。
▼重心角とつかまりの関係については、下記記事にまとめてありますので、リンクを載せておきます。
しなり戻りに優れたシャフト
大きなしなりと素早い戻りに優れた新次元のカーボン「Namd」が用いられています。
Royal EZONE Extra Specのシャフトは、大きくしなり、そして、素早くしなり戻ることで、ボール初速をアップし、強く弾き飛ばしてくれます。
Royal EZONE Extra Specドライバーのスペック
ヘッドスペック
- ロフト角:10.5°
- ライ角:59.5°
- ヘッド体積:460cc
- クラブ重量:278g
- フェース角:1°オープン
- バランス:D1
シャフトスペック
- シャフト:Extra Spec専用シャフト
- フレックス:R
- 長さ:45.75インチ
- シャフト重量:38g
- トルク:6.0
Royal EZONE Extra Specドライバーの発売価格・発売日
Royal EZONE Extra Specドライバーの発売日は、2020年4月下旬が予定されています。発売価格は、95,000円+税です。