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G400 SF TECドライバーの試打・評価・感想

投稿日:2020年10月5日 更新日:

PINGから2017年に発売のG400 SF TECドライバーについて、試打・評価・商品の特徴について取り上げます。

G400 SF TECドライバーの特徴

PINGのG400 SF TECドライバーは2017年に発売のGシリーズのドライバーです。

前作のGドライバーではヘッドサイズが460ccでしたが、G400ではヘッドサイズが445ccとやや小ぶりになっています。

G400シリーズのドライバーは3+1種類のヘッドがある

G400シリーズのドライバーは、当初、前作同様に3種類のヘッドが発売されています。スタンダードモデルのG400、低スピンタイプのG400 LS TEC、そして、本記事で取り上げているドロー仕様のG400 SF TECです。

これら3種類はヘッドサイズが445ccと前作よりやや小ぶりになっていたためか、その後にヘッドサイズが460ccのG400 MAXドライバーが追加でリリースされています。

G400 SF TECは、タングステンウェイトがヒール寄りで、つかまりが良い

左:G400、右:G400 SF TEC

右のG400 SF TECの方は、ソール後方のタングステンウェイトがややヒール側に寄っています。

これにより、ヘッドが自然と返りやすくなりますので、インパクトの際にフェースをスクエアに戻しやすく、ボールをつかまえやすくなっています。

弾道が右に抜けたり、スライスするのを抑える効果があります。

高密度タングステンウェイトをヒール側に配置したPING独自のSF TEC(ストレート・フライト・テクノロジー)により、右へのミスを極限まで抑制した憧れの力強いドロー設計がラインナップ。安心してつかまえる事で最大飛距離を生み出します。

引用:clubping.jp

ハイロフトで球が上がりやすい

G400 SF TECドライバーは、前作と同様にハイロフトとなっています。下表はスタンダード、LS TEC、SF TECのロフト角を比較したものです。

モデル ロフト角
G400 ドライバー 10.5°
G400 LS TECドライバー 8.5° 10°
G400 SF TECドライバー 10° 12°

スタンダードなタイプと比較すると、1~1.5°の差がありますので、打ち出しが高くなります。

タービュレーターが空気抵抗を抑え、ヘッドが走る

Gシリーズドライバーの代名詞とも言えるタービュレーターは、G400のSF TECにもしっかり搭載されています。また、ヘッド後方のVORTECも前作に引き続き搭載され、余分な振動を抑えてくれます。

進化したタービュレーターとVORTEC(ボーテック)、最適な形状でダウンスイング時の空気抵抗が約15%軽減。

引用:clubping.jp

▼G30ドライバーでのタービュレーターの実験動画です

ロフト角の調整機能を搭載

Gシリーズのドライバーは、「トラジェクトリー・チューニング」と呼ばれる調整機能が搭載されていて、ロフト角を切り替えることができます。

5種類のセッティングが用意されていて、ー1.0~+1.0°までの5段階の調整が可能です。

▼G400シリーズドライバーのロフト角調整機能については、別記事に詳しくまとめてありますので、リンクを載せておきます。

G400 STD・LST・SFT ドライバーのロフト角・ライ角調整機能を徹底解説!

なお、可変スリーブは、前作のG、前々作のG30と互換性がありますが、後継のG410とは互換性がありません。

G400 SF TECドライバーの試打・評価

G400 SF TECドライバーを試打

  • 弾道は高いまま、しっかりつかまる。
  • 右に抜けない。右へのミスがなくなって良い。
  • フェースが開きにくい設計で、スライサーにはありがたい。

G400シリーズのドライバー4種をまとめて試打

  • 構えた感じはスタンダードモデルと変わらない。
  • スタンダードモデルと同じ感じで打つと、センターから左に曲がっていく。
  • スピン量も抑えられている。

G400シリーズのドライバーをプロが試打して評価

※2:45のG400 SF TECの試打から再生されます。

  • ドライバーがスライサーの人、右に行って左になかなかつかまらない人に調度良い。
  • つかまってくれうので、ヘッドスピードが上がって飛ぶと思う。

G400 SF TECドライバーの適合ゴルファー

どんなゴルファーに向いているのか?

  • 直進性の高い弾道で飛ばしたい人
  • つかまりの良いクラブを求める人
  • 調整機能付きクラブが好きなゴルファー

G400 SF TECドライバーのスペック

ヘッドスペック

3タイプでロフト角に違いがあります。スタンダードモデルは9、10.5°、LS TECは8.5、10°、そして、SF TECは10、12°とハイロフトなのが特徴的です。

前作のGシリーズと比べると、ヘッド体積が15cc小さい445ccとなっていて、こぶりになっています。

G400 ST TECは、つかまりが良く右へのミスが出にくい上に、打ち出しが高いため、アベレージゴルファーにも安心して使えそうな印象があります。ただ、ヘッドはややこぶりなのと、つかまりが良いといっても、スライサーがドローを打てるほどのものではありません。

  • ロフト角:10、12°
  • ライ角:59°
  • ヘッド体積:445cc
  • クラブ重量:約291g(ALTA J CB・R)

シャフトスペック

出典:jp.ping.com

標準シャフトはALTA J CBです。メーカー公式サイトでは合計6種類のシャフトが紹介されています。

    • ALTA J CB(R、SR、S、TS)
    • ALTA DISTANZA
    • PING TOUR 173-65(R、S、X)
    • PING TOUR 173-75(R、S、X)
    • ATTAS CoooL 6(SR、S、X)
    • Speeder 661 EVOLUTION Ⅳ(SR、S、X)

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▼Gシリーズドライバーの歴代モデル

PINGの歴代Gシリーズを一挙紹介!Gドライバーは初代ではなかった!

 

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