キャロウェイのMAVRIKシリーズから新たなモデル「MAVRIK MAX FASTドライバー」が発売となっています。
MAVRIKシリーズは、基本3モデルに加えて、ツアー仕様のトリプルダイヤモンドと440が限定発売され、上級者向けのモデルが手厚くなりました。
今度は、MAXの軽量版がリリースされ、やさしい方のモデルも充実しています。
目次
MAVRIKシリーズのドライバーは全部で4種類
MAVRIKシリーズのドライバーは、MAVRIK MAX FASTドライバーが加わったことで、全4種類となります。
スタンダードモデルのMAVRIKドライバー、ハードヒッター向け低スピンモデルのMAVRIKサブゼロドライバー、ハイドロー仕様のMAVRIK MAXドライバーです。
そして、今回追加されたのが、MAVRIK MAX FASTドライバーで、ヘッドスピードが遅めの人向けの270g台の軽量モデルとなります。
念のため付け加えておきますと、上記の他にツアー仕様モデルが2種類ありますが、限定発売のため常時販売モデルとしては4種類となります。
⇒ MAVRIK 440とMAVRIK サブゼロ トリプルダイヤモンドの最新情報まとめ!試打・評価もあり!ツアープロ専用モデル
MAVRIK MAX FASTドライバーの特徴
MAVRIK MAX FASTドライバーは、軽量化に拘ったモデルで、ヘッドスピードが遅めの方向けの専用モデルです。
最軽量のRスペックにすると、クラブ重量は270gとなり、かなり軽くなりますので、シニアの方でも扱いやすいドライバーです。
ウェイトはヒール寄りに1つ
MAVRIK MAXドライバーは、ソール後方とヒール寄りに1つずつウェイトが搭載されていますが、MAVRIK MAX FASTドライバーは、ヒール寄りに1つのみとなっています。
ヒール寄りのウェイトが引き続き搭載されることで、重心距離を短くし、重心角を大きくする効果がありますので、ヘッドが返りやすく、スライス改善に効果を発揮してくれます。
フラッシュフェースSS20、ジェイルブレイクを搭載
軽量モデルではありますが、搭載テクノロジーは削られていません。
フェースはAIデザインによるフラッシュフェースSS20が搭載され、ヘッド前方で内部を貫通する2本の柱、ジェイルブレイクテクノロジーも搭載されています。
高初速エリアが広く、効率的にヘッドが撓み、飛距離アップに貢献してくれます。
ロフト角の調整機能は未搭載
MAVRIKシリーズのスタンダード、サブゼロ、MAXとの違いとしては、ロフト角の調整機能が搭載されていない点が挙げられます。
ネック部分の調整機能は重量増の大きな要因となりますので、軽量化モデルでは外すのが一般的です。
ロフト角のラインナップは、9.5°と10.5°の2種類となっています。MAVRIK MAXは9.5°と10.5°ですので、ロフトが立っている方の角度が0.5°違い、よりボールを上げやすいロフト設定になっています。
クラブ重量は270~273gとかなり軽量
MAVRIK MAX FASTドライバーは、かなり軽量化されています。シャフトスペックにより重量は異なり、最軽量のRでは270gとなっています。
- Rスペック:270g
- SRスペック:271g
- Sスペック:273g
▼他メーカーの軽量クラブとの重量比較です。
メーカー | モデル | クラブ重量 |
---|---|---|
タイトリスト | TS1/エアスピーダー | 268g |
キャロウェイ | MAVRIK MAX FAST | 270g |
タイトリスト | TS1/ディアマナ | 271g |
テーラーメイド | Mグローレ | 273g |
ダンロップ | ゼクシオ11 | 280g |
軽量クラブとして知られるゼクシオ11よりも、10g軽い仕上がりです。重くて外ブラのクラブが使えなかったという方には、是非、試してみてもらいたいモデルです。
MAVRIK MAX FASTドライバーの試打・評価
- 座りが良く、球が上がりやすそうなヘッド。
- クラブが軽い分、ふりぬきやすく、力を入れなくても良い。
- 強く振っても、軽く振っても、あまり飛距離が変わらない。
- 強く降らなくても飛距離が出る。
アマチュアゴルファーが、MAVRIK MAXドライバーとMAVRIK MAX FASTドライバーを打ち比べて、ヘッドスピードや飛距離を比較している動画です。
MAVRIK MAX FASTドライバーの公式動画です。
MAVRIK MAX FASTドライバーのスペック
- ロフト角:9.5、10.5°
- ライ角:59.5°
- ヘッド体積:460cc
- クラブ長さ:45.75インチ
- 標準シャフト:Diamana 40 for Callaway Black
- フレックス:S、SR、R
- クラブ重量:273g、271g、270g
- バランス:D0
軽量モデルは、ヘッド重量が軽くなったことによる飛距離の低下を補うべく、クラブを長尺にしてしまうモデルが少なくありません。そうなると、軽くなっても、長くて振りづらく、逆効果になることもあります。
しかし、MAVRIK MAX FASTドライバーは、MAVRIK MAXドライバーと同じ45.75インチです。軽いクラブを使いたいが、長尺過ぎるクラブが苦手という方が安心して使えます。
MAVRIK MAX FASTドライバーの発売日・発売価格
MAVRIK MAX FASTドライバーの発売日は、2020年7月17日です。発売価格は77,000円からとなっています。