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ブッシュネルのレーザー距離計の全モデルを徹底比較【選び方・おすすめモデルが分かる完全ガイド】

投稿日:2020年7月16日 更新日:

★2022-11-05追記:ピンシーカープロX3ジョルトの情報を追加しました。
★2021-04-03追記:ピンシーカーツアーV5シフトスリムジョルトの情報を追加しました。

ブッシュネルのゴルフ用のレーザー距離計は、世界で人気のモデルです。

そのため、商品のラインナップがとても充実していて、どのモデルが自分に適しているか分かりづらくもあります。

そこで本記事では、最近の機種、全8機種について、機能を比較し、おすすめモデルを紹介します。

ブッシュネル レーザー距離計 全8機種の機能・性能比較

ブッシュネルは、アメリカの老舗光学機器メーカーです。

ゴルフ用レーザー距離計の分野では、PGAツアー選手の95%以上が愛用していることから、海外だけでなく日本でも人気があります。

知名度がある一方で、モデルの数が多く、機能や性能に微妙な差がありますので、商品選びが難しいという声もあります。

本記事では、最近の全モデルについて比較しながら、おすすめモデルを紹介します。

▼ブッシュネルのレーザー距離計の機能・性能の比較表です。

機種 プロX3
ジョルト
プロXE
ジョルト
ツアーV4
シフト
ジョルト
ツアーV5
シフト
ジョルト
ツアーV5
シフトスリム
ジョルト
スロープ
L7
ジョルト
スロープ
ツアーZ6
ジョルト
ツアーV5
ジョルト
発売日 2022年10月 2019年8月 2019年7月 2020年7月 2021年3月 2018年12月 2014年4月 2020年7月
Amazon
最安値*
\55,379 \45,798 \54,450 \54,450 \55,800 \40,800 \53,680
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\83,600 \58,770 \42,700 \54,450 \54,450 \55,800 \46,200 \53,350
測定
距離
1300yd 1300yd 1000yd 1300yd 1300yd 1300yd 1300yd 1300yd
スロープ
機能*
スロープ
On・Off
VDT*
ESP2*
望遠
倍率
7 7 5 6 6 6 6 6
ピント
調節
±3° ±3.5° ±3° ±3° ±3° ±2° ±2° ±3°
防水 完全防水
(IPX7)
完全防水
(IPX7)
生活防水
(IPX4)
生活防水
(IPX4)
生活防水 完全防水
(IPX7)
完全防水
(IPX7)
生活防水
(IPX4)
サイズ 120
×83
×43
114
×84
×44
104
×76
×43
114
×76
×45
114
×76
×40
102
×74
×33
102
×74
×33
114
×76
×45
重量 340g 315g 162g 226g 208g 227g 227g 226g
体積 428cm3 421cm3 340cm3 390cm3 347cm3 249cm3 249cm3 390cm3
*Amazon・楽天最安値:当記事執筆時点で調査した新品の最安値
*スロープ機能:◎は気圧・温度を考慮するエレメント機能を搭載
*VDT:周囲の明るさに影響されない赤色ハイコントラスト表示機能
*ESP2:測定の感度・速度に優れている

まず、機能・性能を一覧にまとめましたので、次はこの表を元に、自分に合ったモデルを見出すために、注目すべき点を解説していきます。

ブッシュネルのレーザー距離計で注目したい機能は3つ

ブッシュネルのレーザー距離計の最近の機種について、上の表に機能・性能をまとめました。

ブッシュネルのレーザー距離計は基本性能が優れていますので、測定距離や防水性能など、基本機能についてはどのモデルでも十分です。

とは言え、さすがにこれだけ機種が充実していますので、各モデルで特徴があり、購入を検討する際に注目したい機能も3つあります。

注目すべき3つの機能について列挙しますので、ご自分にとって必要かどうかを判断していくと、自分に合ったモデルが見つかります。

注目機能①:スロープ機能(高低差計測)

レーザー距離計には、高低差計測機能(スロープ機能)が有るものと無いものがあります。

※スロープ機能とは、ターゲットまでの直線距離と傾斜角から、本来打つべき距離を算出してくれる機能です。

日本のゴルフ場は起伏に富んだ丘陵コースが大半で、打ち上げ・打ち下ろしが多いのが特徴です。よほどの理由が無い限り、スロープ機能が有るモデルがおすすめです。

注目機能②:スロープ機能のOn・Off切替

ゴルフの規則が2019年に改定され、公式競技でも高低差を除いた距離情報の取得が認められました。

これによりレーザー距離計の普及が一段と進んだわけですが、公式競技に参加される場合、高低差情報は除かれなければなりません(大会によりルールは異なります)。

スロープ機能が搭載されたモデルは、競技対応としてスロープ機能をOFFにすることができますが、外観からOFFであることが分からないものもあります。

競技での使用を検討されている方は、スロープ機能のOFFがあるモデル、または、そもそもスロープ機能が搭載されていないモデルを選ぶこととなります。

注目機能③:VDT

VDTとは、ビビットディスプレイ技術の略で、周辺の明るさ・暗さに影響されずにハイコントラストで見やすくする機能です。

左がVDTを搭載した機種のハイコントラストな表示例です。周りの明るさ・暗さに影響されずにビビッドで見やすくなっています。

視力が弱ってきたなど、見やすさを求める方は、この機能があった方が良いと思います。

機能別の自分に合ったモデルの選び方

上で挙げた3つの機能の必要性を考えていくと、対象モデルを絞り込むことができますので、分かりやすくまとめました。

*Amazon・楽天最安値:当記事執筆時点で調査した新品の最安値
*スロープ機能:◎は気圧・温度を考慮するエレメント機能を搭載

スロープ機能、スロープ機能ON・OFF、VDT(見やすさ)の全てが必要

スロープ機能とそのON・OFF機能、そして、画面がハイコントラストで見やすくなるVDTが必要という方、つまりフルスペックが良いという方は、プロX3ジョルトプロXEジョルトのどちらかで決まりです。

ちなみにこの2機種は継承関係にありますので外観はとても良く似ています。最新モデルの方が良いという方はプロX3ジョルトがオススメですが、コスパの良さを求める方はプロXEジョルトがオススメです。

筆者としては、デザインも使用感もそれほど違わないと考えると、コスパの良いプロXEジョルトの方がオススメです。

スロープとON・OFFは必要だが、VDTは不要

スロープ機能、そして、スロープ機能のON・OFF切替は必要だが、VDTは不要という方は、ツアーV5シフトジョルト、または、ツアーV4シフトジョルトがおすすめです。

V4は1000ヤード、V5は1300ヤード計測できますが、基本的に1000ヤードあればゴルフ用としては十分かと思いますので、予算を抑えたい方は、V4を探されると良いと思います。

直線距離だけ測れれば良い

直線距離だけ測れれば良く、スロープ機能は必要無い、または、有っては困るという方は、ツアーV5ジョルトで決まりです。

さらに、VDTがあった方が良いという場合は、スロープ機能が付いたプロX3プロXEジョルトスロープL7ジョルトスロープツアーZ6ジョルトから選ぶこととなりますが、競技に出場する等でスロープ機能をOFFに切り替える必要がある場合は、プロX3プロXEとなります。

ピンシーカーの全モデルを紹介

ピンシーカー プロX3 ジョルト

ピンシーカー プロX3 ジョルトは、プロXE ジョルトの後継機種で、2022年11月時点でフラッグシップモデル(最上位機種)です。

高低差機能、高低差ON・OFF、ハイコントラストで見やすさに優れたVDTに加えて、スロープ機能では気温・高度を考慮してくれるエレメント機能が採用されていますので、より正確に打つべき目安距離を算出してくれる優れものです。

とにかく良い物が欲しいという方は、迷わずこの機種を選択しましょう。

最大測定距離 1300yd 発売日 2022年10月
高低差計測 ◎(気温・高度を考慮) 高低差On/Off
VDT ESP2
望遠倍率 7 ピント調節 ±3.0°
サイズ 120×83×43 重量(g) 340
体積(cm3) 428 防水 完全防水構造
(IPX7:雨天使用可能)

ピンシーカー プロXE ジョルト

ピンシーカー プロXE ジョルトは、高低差機能、高低差ON・OFF、ハイコントラストで見やすさに優れたVDTが搭載されています。

完全防水にも対応していますので、雨の日だけでなく、短い時間であれば水の中に落としても大丈夫ですす。

最大測定距離 1300yd 発売日 2019年8月
高低差計測 高低差On/Off
VDT ESP2
望遠倍率 7 ピント調節 ±3.5°
サイズ 114×84×44 重量(g) 315
体積(cm3) 421 防水 完全防水構造
(IPX7:雨天使用可能)

ピンシーカー ツアーV5 シフト ジョルト

ピンシーカー ツアーV5 シフト ジョルトは、高低差機能、高低差ON・OFFが搭載されています。

ツアーV4 シフト ジョルトと比べると、最大測定距離が300ヤード長い1300ヤードで、カートフレームやクラブヘッドなどにくっつくマグネットが搭載されいます。

プロXEと比べると、VDTが未搭載のため、スコープ内の表示がハイコントラスト(赤)ではありません。予算を抑えたい方は、ツアーV4 シフト ジョルトの方が1万円ほど安いようです。

最大測定距離 1300yd 発売日 2020年7月
高低差計測 高低差On/Off
VDT ESP2
望遠倍率 6 ピント調節 ±3°
サイズ(mm) 114×76×45 重量(g) 226
体積(cm3) 390 防水 生活防水(IPX4)

ピンシーカー ツアーV5 シフト スリム ジョルト

ピンシーカー ツアーV5 シフト スリム ジョルトは、文字通り、ピンシーカー ツアーV5 シフト ジョルトのスリム版です。厚みが5ミリ、重量が18gスリム化されています。

高低差機能、高低差ON・OFF、ピンシーカー(ピンサーチ)機能が搭載されていますので、機能的にも充実しています。

最大測定距離 1300yd 発売日 2021年3月
高低差計測 高低差On/Off
VDT ESP2
望遠倍率 6 ピント調節 ±3°
サイズ(mm) 114×76×40 重量(g) 208
体積(cm3) 347 防水 生活防水

ピンシーカー ツアーV4 シフト ジョルト

ピンシーカー ツアーV4 シフト ジョルトは、高低差機能、高低差ON・OFFが搭載されています。

ツアーV5 シフト ジョルトと比べると、最大測定距離が300ヤード短い1000ヤードで、カートフレームやクラブヘッドなどにくっつくマグネットは搭載されていません。

V5の方よりも市場価格は1万円ほど安いようなで、ブッシュネルのモデルとしても価格が低い方のモデルになります。

最大測定距離 1000yd 発売日 2019年7月
高低差計測 高低差On/Off
VDT ESP2
望遠倍率 5 ピント調節 ±3°
サイズ(mm) 104×76×43 重量(g) 162
体積(cm3) 340 防水 生活防水(IPX4)

ピンシーカー スロープ ツアーZ6 ジョルト

ピンシーカー スロープ ツアー Z6 ジョルトは、ESP2が搭載されていますので、測定の感度・速度に優れています。

高低差機能も付いていますので、起伏のあるコースで活躍してくれます。

本記事で紹介している全6機種の中で、最もコンパクトなタイプのため、日本人でも扱いやすいサイズです。

最大測定距離 1300yd 発売日 2014年4月
高低差計測 高低差On/Off
VDT ESP2
望遠倍率 6 ピント調節 ±2°
サイズ(mm) 102×74×33 重量(g) 227
体積(cm3) 249 防水 完全防水(IPX7:雨天使用可能)

ピンシーカー スロープ L7 ジョルト

ピンシーカー スロープ L7 ジョルトは、スロープ ツアー Z6 ジョルトがベースになっていて、外装に本革を施したプレミアムモデルです。

性能は変わりませんが、プレミアム仕様のため市場価格差は約1万円ほどになります。

本革である必要が無い方は、スロープ ツアー Z6 ジョルトを選ばれると良いでしょう。

最大測定距離 1300yd 発売日 2018年12月
高低差計測 高低差On/Off
VDT ESP2
望遠倍率 6 ピント調節 ±2°
サイズ(mm) 102×74×33 重量(g) 227
体積(cm3) 249 防水 完全防水(IPX7:雨天使用可能)

ピンシーカー ツアー V5 ジョルト

ピンシーカー ツアー V5 ジョルトは、スロープ機能が搭載されていない直線距離測定専用モデルです。

高速・高感度のESP2、ハイコントラスト表示のVDTも搭載されておらず、機能は至ってシンプルです。分かりやすい操作感・使い勝手を求める方におすすめです。

最大測定距離 1300yd 発売日 2020年7月
高低差計測 高低差On/Off
VDT ESP2
望遠倍率 6 ピント調節 ±3°
サイズ(mm) 114×76×45 重量(g) 226
体積(cm3) 390 防水 生活防水(IPX4)

ピンシーカーのまとめ

ブッシュネルのゴルフ用レーザー距離計、ピンシーカーについてまとめました。

モデルにより機能的な差は大小様々ですが、市場価格は全モデルで4~6万円という近いレンジに収まっていて、価格差はそこまで大きくありません。

世界でツアープロに支持されている人気ブランドだけあって、下位モデルでもそれなりの値段です。

折角、ブッシュネルを購入するのであれば、細かな要望が無いのであれば、上位モデルの上位モデルのピンシーカー プロXE ジョルトがおすすめです。

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