ミズノから発売のMizuno Pro MODEL-E / MODEL-S ドライバーについて、商品の特徴を交えながら試打の評価と感想を取り上げます。
Mizuno Pro MODEL-E / MODEL-S ドライバー
Mizuno Pro ドライバーは、MODEL-E と MODEL-S の2種類が発売されています。両者の違いはヘッド形状にあり、Eがシャローで平たいのに対して、Sはハイバックでヘッド後方に厚みがあります。
- Mizuno Pro MODEL-E ドライバー
ミズノ史上最高反発 × やさしさのシャローバック形状。 - Mizuno Pro MODEL-S ドライバー
ミズノ史上最高反発 × こだわりのハイバック形状。
Mizuno Pro ドライバーは重心距離が短く設定されている
Mizuno Proドライバーは、E、S共に重心距離が短く設定されています。テーラーメイドのM6 D-TYPE ドライバーやPINGのG410SFTドライバーなど、ドロー仕様と呼ばれるドライバーは、ヒール側に重心が設定されていて、重心距離が短くなっています。
重心距離が短いクラブは、ヘッドが返りやすいため、ヘッドターン/フェースターンがしやすく、ボールがつかまりやすくなります。つまり、重心距離が短い=つかまりが良い=スライス防止という効果が生まれます。
フェースに反発制限ルールが出来る前の素材を使用!
出典:https://products.mizuno.jp/c/item/5KJTB44251/040020
Mizuno Proドライバーのフェースには、反発制限のルールが出来る前に用いられていたβチタンという素材が使われています。一般的なチタン合金(6Al-4V)よりも強度が高く、たわみやすいため、反発性能に優れています。フェース周囲部は薄く設計されており、フェースのたわみが増幅されます。
Mizuno Pro MODEL-E ドライバーの特徴
ソール前方の溝が従来モデルより2mm深くなっているため、フェースのたわみが約5%アップしています。
出典:https://products.mizuno.jp/c/item/5KJTB44251/040020
これにより、ボール初速が速くなり、飛距離がアップします。
Mizuno Pro MODEL-S ドライバー
ヘッド後方に高さが保たれているハイバックな形状が特徴となっています。一般にハイバックのドライバーを使うことで、すくい上げるような打ち方になってしまう人に、レベルブローで叩ける効果をもたらしてくれます。
出典:https://products.mizuno.jp/c/item/5KJTB44151/040020
ハードヒッターが叩きにいってもボールの吹き上がりが抑えられ、コントロールすることができます。
Mizuno Pro MODEL-E / MODEL-S の試打と感想‐‐みんなのゴルフダイジェスト
- Mizunoの契約プロがプロトタイプから使っていて、男子はモデルS、女子はモデルEが多い。
- モデルEの方は投影面積が大きく、安心感がある。
- モデルSは435ccの小ぶりなヘッドで、ディープフェース。叩いても左にいかない安心感がある。
- フェース面がヒールによっていて、重心距離が短く、フェースがスクエアに返りやすい設計になっている。
モデルSを試打
- モデルSは、打感が吸い付いてる感じで柔らかい。
- 左に行かない。ハードヒッターは怖がらずに振っていける。
- スピンも入って、コントロール性も良い。
- ヘッドスピードがある人はタイプS。
モデルEを試打
- フェースローテーションしやすい。
- 打音がシャープで良い。
- 直進性が高い。
- オートマチックにフェースがスクエアに戻ってくれる。
Mizuno Pro MODEL-Sをじっくり試打
シャフトはTour AD GMのSRで試打。
- コントロール性能が抜群。ボールがフェースの上に乗って、操作しやすい。
- 打感良し、操作性良し、初速も速い、飛距離も出る。
- 球を上げたければMODEL-Eがオススメ。強い球を打ちたければMODEL-Sがオススメ。
- 今時のクラブが苦手な人は、昔を思い出せるクラブ。
Mizuno Pro MODEL-E / MODEL-S ドライバーの発売日
モデルの解説に入る前に発売日について触れておきますと、発売日は2019年2月22日が予定されています。ドライバーだけでなく、フェアウェイウッド、ユーティリティも発売されます。