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TSi2・TSi3ドライバーの最新情報まとめ!TSi3は移動式ウェイトを搭載

投稿日:2020年9月7日 更新日:

タイトリストから発売のTSi2ドライバー、TSi3ドライバーについて、最新情報をまとめます。

タイトリストの2020年モデルは「TSi」

TSiシリーズの初期リリースはTSi2、TSi3ドライバーの2種類

出典:titleist.com

TSiシリーズのドライバーは、TSi2ドライバー・TSi3ドライバーの2種類がリリースとなっています。

R&Aの適合リストではTSi4ドライバーの存在も確認されていますので、後々、TSi1、TSi4が市販される可能性はあると思いますが、前作のTSシリーズと同様に、先ずはど真ん中の「2」と「3」の2種類ということになります。

TSi2・TSi3ドライバーの概要

▼モデルの概要と特徴比較

モデル ヘッド体積 ウェイト
調整機能
ロフト角
調整機能
弾道
TSi2ドライバー
(写真左)
460cc × 高い許容性が生み出すストーレーと弾道
TSi3ドライバー
(写真右)
460cc SureFit CGトラック搭載。
さらに思い通りの強弾道。

TSi2は寛容性・直進性、TSi3は調整自由度・強弾道が特徴となります。

タイトリストの「3」のシリーズと言えば、小ぶりなヘッドが特徴でしたが、TSi3ドライバーはルール上限の460ccとなっています。

前作のTS3ドライバーも460ccでしたので、バリバリのアスリート向けモデルでも体積は460ccというのが業界標準になりつつあるようです。

特徴①:航空宇宙で使われる強靭素材をフェースに採用

TSiシリーズの特徴の1つがフェース素材にありまして、航空宇宙の分野でも使われている強靭なATI 425チタンが、ゴルフ業界では初めて採用されています。

「フェースのどこで打っても驚きのボールスピードを発揮」と説明されていまして、飛距離性能と寛容性が備わっています。

特徴②:空力設計

最近のドライバーヘッドはエアロデザインが再び流行になっているようで、タイトリストでも空力が取り入れられています。

クラブヘッドの空力性能が大きく向上していて、メーカーの言葉を借りれば「誰もが大きなボールスピードの向上を実感する」とのことです。

ある程度のヘッドスピードがないと、空力効果は得られないという意見もあるようですが、「実感」できると言われると、振ってみたくなります。

特徴③:マルチMOIを実現

慣性モーメントはゴルフクラブの寛容性・安定性を表す上で頻繁に使われます。

一般的には、左右方向の値だけを指すケースが多いですが、TSiシリーズのドライバーでは、上下・左右・前後のMOIを解析して最適化されています。

TSi2・TSi3ドライバーの発売日・発売価格

TSi2、TSi3ドライバーの発売日は、2020年11月13日です。

発売価格はシャフトにより異なっています。TSi2、TSi3ともに、シャフトがTSP110 50、TSP322 55で82,500円(税込)、Tour AD DI(5S/6S)で93,500円(税込)です。

TSi2ドライバーの特徴

こちらがTSi2ドライバーです。ソール後方に固定ウェイトが搭載されていて、従来の「2」のモデルと同様に、直進性と寛容性を持たせたモデルとなっています。

アベレージゴルファーからセミアスリートが、許容性からくる安心感をもって、ミスを怖がらずに振りやすいドライバーと言えそうです。

CHECK!特徴

  • 高慣性モーメント設計でブレにくい
  • バックスピンを抑えて高弾道で飛ばせる
▼TSi2ドライバーの試打・評価はこちらをご覧ください。
≫ TSi2ドライバーの試打・評価・感想

深重心により弾道がブレない

TSi2ドライバーのウェイトは、ソール後方に搭載されています。そして、ヘッドの奥行(ストレッチ)も長くとられていますので、形状面からも重心が深くなるように設計されています。

重心が深くなることで、慣性モーメントが大きくなりますので、打点のバラつきに強く、弾道のブレにくさを発揮してくれます。

シャローで高弾道で飛ばせる

ヘッド形状は後方に長く、そして、地面に沿うように低くなっていて、深重心に加え、低重心となっています。

重心が低くなることで、インパクトの際にヘッドが上を向きやすく、ロフト角以上に弾道が上がりやすくなりますので、高弾道で飛ばすことができます。

ヒール側に体積があるヘッド形状

こちらはTSi2とTSi3のクラウンを比較した映像です。右のTSi3は洋ナシ型ですが、左のTSi2の方はヒール側に体積がしっかり確保された形状となっています。

この形状のヘッドは重心距離が短く、重心角が大きくなり、つかまりを良さを高まります。TSi3は洋ナシ型で操作性があり、TSi2はヘッドが返りやすく、比較的にはボールのつかまりと直進性に優れたヘッド形状となっています。

TSi2ドライバーのスペック

  • ロフト角:9.0、10.0、11.0°(11°はカスタム)
  • ライ角:58.5°
  • ヘッド体積:460cc
  • クラブ長さ:45.5インチ
  • クラブ重量:301g(TSP110 50 S)

シャフトスペック

シャフト 硬さ 長さ シャフト重量 バランス トルク 調子
TSP110 50 SR 45.5 44 D2 6.1
S 45.5 46 D2 5.8
Tour S 45.5 48 D2 5.7
TSp322 55 SR 45.5 54 D3 5.4 中元
S 45.5 56 D3 5.3 中元
Tour S 45.5 58 D3 5.1 中元
TOUR AD DI5 S 45 57 D1.5 4.7
TOUR AD DI6 S 45 65 D2.5 3.3

TSi2ドライバーの試打・評価・感想

TSi3ドライバーの特徴

こちらがTSi3ドライバーです。ソール後方には新たに移動式のウェイト調整機能が搭載されていて、弾道を調整することができます。

ヘッド体積は460ccありますが、ディープで操作性が高く、セミアスリート~アスリート向けのドライバーです。

CHECK!特徴

  • ウェイト調整機能により弾道調整できる
  • 操作性が高いディープヘッド
  • 強い弾道で飛ばせる
▼TSi3ドライバーの試打・評価はこちらをご覧ください。
≫ TSi3ドライバーの試打・評価・感想

移動式ウェイトにより弾道を調整できる

タイトリストの「3」シリーズは、ウェイト調整により弾道を切り替えられるところが特徴です。TSi3ドライバーでは従来までの棒状のウェイトではなく、ソール後方に移動式のウェイトが搭載され、5つのポジションに切り替えられる形となっています。

トゥ側からT2、T1、N、H1、H2となっていて、ドロー、フェードの調整が可能となっています。ドローもフェードも2段階になっていますので、より自分の求める弾道に近づけやすくなっています。

ディープで低スピンの強い弾道が出る

こちらはヘッドを横から見た映像です。厚みがあり、奥行きが短く、TSi2と比べるとディープヘッドとなっています。

重心が浅いことで、スピンが抑えられ、球が吹けずに低く強い弾道が出やすくなっています。

洋ナシ型で操作性が高い

こちらはTSi2とTSi3のクラウンを比較した映像です。左のTSi2は投影面積が大きいのに対して、TSi3は小ぶりな洋ナシ型です。

上級者が好むヘッド形状で、操作性が高く、意図した弾道で飛ばしたいゴルファーに適しています。

TSi3ドライバーのスペック

  • ロフト角:8.0、9.0、10.0°(8°はカスタム)
  • ライ角:58.5°
  • ヘッド体積:460cc
  • クラブ長さ:45.5インチ
  • クラブ重量:301g(TSP110 50 S)

シャフトスペック

シャフト 硬さ 長さ シャフト重量 バランス トルク 調子
TSP110 50 SR 45.5 44 D2 6.1
S 45.5 46 D2 5.8
Tour S 45.5 48 D2 5.7
TSp322 55 SR 45.5 54 D3.5 5.4 中元
S 45.5 56 D3.5 5.3 中元
Tour S 45.5 58 D3.5 5.1 中元
TOUR AD DI5 S 45 57 D1.5 4.7
TOUR AD DI6 S 45 65 D2.5 3.3

TSi3ドライバーの試打・評価・感想

TSi2・TSi3ドライバーの試打動画

TSiドライバーのタイトリスト公式動画

TSiドライバーの全モデルの違い・特徴を徹底比較!TSi1、TSi2、TSi3、TSi4

TSi2ドライバーの試打・評価・感想

TSi3ドライバーの試打・評価・感想

TSi2・TSi3ドライバーのまとめ

TSi2ドライバー、TSi3ドライバーについて、最新情報を取り上げました。前作のTSシリーズと比べて新しい点として、フェース新素材の採用、空力対応、慣性モーメントのアップが挙げられます。

特に慣性モーメントを強調されていますので、弾道のブレにくさがの採用、全体的には慣性モーメントを高めた点が大きくアピールされています。

試打者の評価としてもブレにくさを挙げられていますので、寛容性の高さがTSiシリーズの特徴と言えそうです。

TSi2ドライバーの試打・評価・感想

TSi3ドライバーの試打・評価・感想

 

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