2020年は大手メーカーから発売のモデルがどれも高評価で、ドライバーの当り年と言えそうです。
特に、テーラーメイド、キャロウェイ、PINGの3社から発売のモデルは、MAXモデルと低スピン強弾道モデルがあり、幅広いゴルファーが選びやすいラインナップが展開されています。
本記事では、この外ブラ3社の2020年ドライバーについて、宮里美香プロがじっくり試打されている動画を取り上げます。
動画の趣旨は「どのMAXが良いか」というものですが、低スピン・強弾道モデルなども試打されていて、プロならではの興味深い感想が聞かれます。
目次
宮里美香プロがSIM・MAVRIK・G425を試打した動画
こちらが宮里美香プロがSIM・MAVRIK・G425を試打した動画です。登場するクラブは以下の7種類です。
- テーラーメイド SIM MAXドライバー 10.5°(TENSEI 50 SR)
- テーラーメイド SIMドライバー 9.0°(Diamana BF 60 SR)
- キャロウェイ MAVRIK MAXドライバー 10.5°(Diamana 40 R)
- キャロウェイ MAVRIKドライバー 9.0°(Diamana 50 S)
- PING G425 MAXドライバー 10.5°(SR)
- PING G425 LSTドライバー10.5°(PING TOUR 173-65 S)
- PING G425 LSTドライバー9.0°(TENSEI 60 S)
MAXの試打と合わせて、低スピン・強弾道モデルなど方も試打されていて、両方について感想を述べられています。
ちなみに、宮里美香プロのエースドライバーは、テーラーメイド SIMドライバー 9°で、シャフトは Diamana BF 60 SRです。ウェイトはセンターのままです。
宮里美香プロが良いと評価したドライバー
動画の中で宮里美香プロが選んだドライバーは3本です。
- PING G425 LSTドライバー9.0°(TENSEI 60 S)
- PING G425 LSTドライバー10.5°(PING TOUR 173-65 S)
- キャロウェイ MAVRIKドライバー 9.0°(Diamana 50 S)
テーラーメイドのSIMドライバーは、ご自分のものということで、選ばなかったとも思われますので、本来はテーラーメイドのSIMドライバー 9.0°が加わると思われます。
中でも一番気に入ったのは、PING G425 LSTドライバー9.0°(TENSEI 60 S)です。
G425 LSTドライバーに対する宮里美香プロの評価
宮里美香プロが最も気に入ったG425 LSTドライバー。この結果については、「やっぱりな」と言う感想を持った方が多いのではないでしょうか?
と言うのも、G410、その前のG400を含めて、LSTは使用しているツアープロも多く、上級者がこぞって評価しているクラブです。
特に今作のG425は、つかまりが良くなっていて、ツアープロの世界でもつかまり・寛容性を取り入れている傾向にあるので、なおさらG425のLSTは評価が高まっています。
結局、MAXの評価はなかった
MAXモデルについては、どれもロフト10.5°で、シャフトもSRかRで試打されています。
- テーラーメイド SIM MAXドライバー 10.5°(TENSEI 50 SR)
- キャロウェイ MAVRIK MAXドライバー 10.5°(Diamana 40 R)
- PING G425 MAXドライバー 10.5°(SR)
宮里美香プロが使うには、ソフト過ぎるスペックなのは打つ前から明らかですね。9.0°のS当りで打ってもらえれば、面白い評価が聞けたようにも思いますが、MAXモデルは10.5° SRがメインラインだと考えると、今回のスペック選択は王道とも言えます。
敢えてコメントから評価されていたクラブを探してみると、PING G425 MAXドライバーについて、振りやすいと評されていました。
結果的にはPINGのドライバーをべた褒めという形です。
ちょっと面白かったのは、クラウンのタービュレーターについての会話
G425 LSTをかなり気に入った様子でしたが、PING独特のクラウンのタービュレーターは外観上お気に召さなかったようです。
タービュレーターは空力設計であることを知らされていないので、女子3人で何のためのものか色々と推測されています。
「これ(タービュレーター)が苦手なんだよね」
「ヤスリで削ります?」
「そのヒゲみたいなのは気にならなかった?」
「まん丸く見せるためにつけてるのか」
「モチーフ猫です。とか・・・」
モチーフ猫というのがほっこりした会話で思わず笑ってしまいます。