★2021-04-25追記:i59アイアンの新たな映像が確認されました。
PINGのi59アイアンについて、特徴・スペック・発売日・発売価格など、最新情報を取り上げます。
目次
PING i59アイアンの特徴
こちらが発売が噂されていたi59アイアンです。
ビクトル・ホブランのバッグの中でも存在が確認され、日本勢では比嘉真美子、高柳直人にも使用され、注目度が高まっていたアイアンです。
中空構造を採用
粗方の予想通り、i59アイアンは一見マッスルバックにも見えますが、中空構造が採用されています。
通常、中空内部に搭載される素材は、高比重のタングステンか衝撃吸収のためのクッション性の素材ですが、i59アイアンでは、なんと軽量素材のアルミニウムがフェースの直ぐ後ろに搭載されています。
17-4ステンレススチールのフェース後方部に、軽量のアルミ・コア・インサートを搭載し最適な重心位置へと進化した新構造。ソリッドな打感と打球音を生み出す新構造ヘッドは操作性に優れ、様々な場面で理想の弾道を実現。
引用:clubping.jp
アルミニウム素材を用いることで、重心位置が最適化されるだけでなく、余分な振動を抑えてソリッドな打感・打球音が実現されています。
バックフェースはBLUEPRINTに似ている
バックフェースを見ると、i210では打点エリアとなる中央部分に厚みを持たせた形状になっていますが、i59はBLUEPRINTに似ていて中央部分の肉厚エリアが下に下がっています。
位置付けはツアーモデル
i59アイアンが追加されたことで、既存のアイアンの中で、どのような位置付けとなるかが気になるところです。
- スタンダードモデル
i210アイアン、G425アイアン - ツアーモデル
i59アイアン、BLUE PRINTアイアン
ビクトル・ホブランが使っていることもあり、飛距離性能に優れたモデルではなく、打感・操作性を求めるゴルファー向けのアイアンです。
スピン性能が向上
i59アイアンは、溝の角度と間隔が最適化されたマイクロマックス・グルーヴが採用されていて、従来モデルよりも溝の本数が増えています。
前年比で4本増ということで、i500アイアンやG425アイアンと比べてみると13本から17本に増えています。
よりスピン性能に優れていますので、濡れた芝、深いラフでもコントロールしやすくなっています。
i59アイアンの試打・評価
i59アイアンをプロが試打・解説
<外観・デザイン>
- i210アイアンよりはこぶりで、ブループリントよりは少し大きいかなぐらい。ブループリントと同じぐらいシャープで、iBLADEよりはシャープ。
- スコアラインが短く見えて、シャープに見える。やさしいクラブではない。
<弾道>
- i210よりはブループリントより。
- i59アイアンが合う人は、ブループリントを使いたいけど、もう少し飛びと寛容性が欲しい方。または、i210のヘッドサイズが大きく感じて、シャープなアイアンを使いたい方。
- ツアーアイアンの高さが出る。そんなに飛ぶわけではない。
- ブレードもの、軟鉄鍛造のキャビティを使っている方にとってはやさしいアイアンと言えるが、i210とは差がある(i59の方が難しい)。
- タイトリストのT100アイアンを使いたい方には程よい。
<フィーリング>
- 打感はアルミの影響なのかピシッという硬い打感がある。打音は金属っぽい音で、i210の樹脂っぽさとは違う。
- 値段が高いことに驚いた。ブループリントより上の高額アイアン。
i59アイアンの公式動画
こちらはメーカーによる公式動画です。
搭載されているテクノロジーについて、一通り360°動画で紹介されています。
i59アイアンのスペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | バウンス角 | クラブ長 |
---|---|---|---|---|
3 | 20 | 59 | 4 | 39 |
4 | 23.5 | 59.8 | 5 | 38.5 |
5 | 27 | 60.5 | 6 | 38 |
6 | 30.5 | 61.3 | 7 | 37.5 |
7 | 34 | 62 | 8 | 37 |
8 | 38 | 62.8 | 9 | 36.5 |
9 | 42 | 63.5 | 10.5 | 36 |
PW | 46 | 64.1 | 11.5 | 35.5 |
i59アイアンのシャフト
シャフト | 素材 | 硬さ | 重量 | トルク | 調子 |
---|---|---|---|---|---|
N.S.PRO MODUS3 TOUR 115 |
スチール | S | 118.5 | 1.6 | 元 |
N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 |
スチール | S | 106.5 | 1.7 | 元 |
N.S.PRO 950GH neo | スチール | S | 98 | 1.7 | 中 |
N.S.PRO 850GH neo | スチール | S | 88 | 2 | 中 |
DG EX TOUR ISSUE | スチール | S200 | 131 | - | 元 |
公式サイトで掲載されているシャフトは、スチールが5種類です。
i59アイアンの発売日・発売価格
i59アイアンの発売日は、2021年9月9日です。
発売価格は、DG EX TOUR ISSUEシャフトで1本40,700円、その他のスチールシャフトで1本38,500円、カーボンシャフトで41,800円です。