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X-FORGED アイアン 2024 全3機種の試打・評価|スタンダード・スター・スター+の違いを比較|スペック・発売日・発売価格

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キャロウェイの「X-FORGED」シリーズから3モデルのアイアンが同時発売。

従来モデルのスタンダード、スターに加えて、スター+が新登場。

各モデルの違いの比較、特徴、スペック、発売日、発売価格など詳細をまとめました。

X-FORGEDシリーズ 2024年モデルのアイアンは3機種

▼左からスタンダード、スター、スター+

キャロウェイの「X-FORGED」シリーズから3モデルのアイアンがアジア市場限定で発売となっています。

スタンダードのX-FORGEDアイアンは2017年以来、X-FORGED スターアイアンは2021年以来のリニューアル、それに加えてX-FORGED スター+アイアンが新たに誕生しています。

いずれも軟鉄鍛造の1ピース構造で、3モデルのラインナップにより中上級者をコア層として幅広いニーズに対応しています。

モデル 特徴
X-FORGED 7番のロフト角は33°。
最もストレートネック。
打感の良さ・操作性がある。
X-FORGED
スター
7番ロフト角は29°。
ストレートネック、ブレードがやや厚め。
寛容性・飛距離性能がある。
X-FORGED
スター+
7番のロフト角は30°。
グースが大きく、ブレードがやや厚め。
直進性・寛容性・飛距離性能がある。

X-FORGEDシリーズ アイアン(2024) 3機種の形状の違いを比較

バックフェース

▼左からスタンダード、スター、スター+

3機種全てが軟鉄鍛造の1ピース構造で、キャビティバックになっているのが大きな特徴です。

左のX-FORGEDアイアンはロフトが寝た上級者向けモデルで、バックフェースの打点エリアに厚みがあり、打感の良さが最も優れています。

中央のX-FORGEDスターアイアン、右のX-FORGEDスター+アイアンは、バックフェースの肉厚部が低い位置にあり、スタンダードと比べるとソールがしっかりしていて寛容性を高めてあります。

フェース形状

▼左からスタンダード、スター、スター+

ヘッドサイズは、スタンダード < スター < スター+となっていて、スター、スター+となるにつれ、やさしさが増しています。

ネック形状

▼左からスタンダード、スター、スター+

ネック形状は、スタンダードとスターでストレート感が強く、弾道を操作したい中・上級者が構えやすくなっています。
スター+のみグースが大きくなっていて、キャロウェイのアベレージゴルファー向けアイアンに見られる分かりやすい形状をしています。
最近のアスリート向けアイアンとして、ロフトを立てたりグースをつけたりと、アベレージゴルファー向けに寄せたものを揃えてくる傾向があり、キャロウェイでも今回新登場のスター+はその流れに沿ったものと言えそうです。

X-FORGEDシリーズ アイアン(2024) 3機種のスペックの違いを比較

番手・ロフト角の違い

番手 スタンダード スター スター+
3番 20
4番 23 20
5番 26 23 24
6番 29 26 27
7番 33 29 30
8番 37 33 34
9番 41 38 39
PW 46 43 44

こちらは全3機種の番手とロフト角を比較した表です。

7番のロフト角を見ると、スタンダードタイプが33°と寝ていてアスリートゴルファーが使いやすいスペックとなっています。

スターとスター+はそれぞれ29°、30°とやや立っていて、中級者向けというより最近のアベレージゴルファー向けのアイアンでよく見られるロフト設定です。

その意味では、上を目指すアベレージゴルファーから飛距離が落ちてきた上級者まで、スターとスター+の2モデルにより幅広いゴルファーにフィットしやすくなっています。

やさしいアスリートアイアンは、上級者にとってはロングアイアンだけ採用するニーズもありますが、スターは4番(20°)、スター+は5番(24°)が一番上の番手となっています。

スターの4番(20°)であれば、キャビティにより寛容性がありつつ、ネックはストレートに近いため、上級者用のロングアイアンとして検討してみても面白いでしょう。

7番のスペックの違い

番手 スタンダード スター スター+
ロフト角 33° 29° 30°
ライ角 62° 62° 62°
長さ 37″ 37″ 37″
クラブ重量 419g 424g 426g

ロフト角は違いがありますが、ライ角と長さは全3機種で標準設定になっています。

ライ角・長さが揃っていますので、コンボで組みたい方も扱いやすいくなっています。

X-FORGEDシリーズ アイアン(2024) 3機種の特徴・スペック

X-FORGEDアイアン 2024(スタンダード)

特徴・試打・評価

こちらはスタンダードタイプのX-FORGED アイアンです。前作は2017年後期に発売されていますので、6年半ぶりのリニューアルとなります。

  • 軟鉄鍛造
  • ツアーキャビティー
  • 7番で33°
  • ストレートネック

7番で33°のストレートネックで、自分でしっかり高さと距離が出せるアスリート向けのアイアンです。

軟鉄鍛造で打感・打音に優れつつ、コンパクトなヘッドながらキャビティー形状により寛容性が備わっています。

マッスルバックでは少々手強い方、少しクラブに助けて欲しい方に適しています。

スペック

番手 ロフト角 ライ角 長さ
3番 20 60 39
4番 23 60.5 38.5
5番 26 61 38
6番 29 61.5 37.5
7番 33 62 37
8番 37 62.5 36.5
9番 41 63 36
PW 46 63.25 35.75

X-FORGEDスター アイアン 2024

特徴・試打・評価

こちらはX-FORGED スターアイアンです。前作は2021年に発売されていますので、3年半ぶりのリニューアルで3代目となります。

  • 軟鉄鍛造
  • キャビティバック
  • 7番で29°
  • ストレートネック

スタンダードタイプと比べると、ロフトが3~4°立っています。7番で29°となっていますので、ツアーアイアンとしてはかなり飛距離性能を高めてあります。

なお、ネックはほぼストレートのため、操作性がありつつ飛距離をクラブに頼りたい方に適しています。

なお、キャビティーバック形状もスタンダードタイプよりもはっきりとしていますので、寛容性もこちらの方が優れています。

スペック

番手 ロフト角 ライ角 長さ
4番 20 60.5 38.5
5番 23 61 38
6番 26 61.5 37.5
7番 29 62 37
8番 33 62.5 36.5
9番 38 63 36
PW 43 63.25 35.75

X-FORGEDスター+ アイアン 2024

特徴・試打・評価

こちらはX-FORGED スター+アイアンです。今までにない新たなモデルで、3機種の中で最もヘッドサイズが大きく、このモデルのみグースがはっきりしています。

  • 軟鉄鍛造
  • キャビティバック
  • 7番で30°
  • グースネック

グースとラージヘッドにより、寛容性とつかまりはスター+が最も優れています。

ロフト設定は7番で30°となっていますので、中級者向けのアイアンとして飛距離と球の上がりやすさのバランスが良いモデルです。

ただ、やはりグースがかなりしっかりついていますので、操作感を求める方、オートマチックなつかまりを嫌う方には適していません。

その意味では、上を目指すアベレージゴルファー、飛距離が落ちてきて右へのミスがでやすくなっている中・上級者に適しています。

スペック

番手 ロフト角 ライ角 長さ
5番 24 61 38
6番 27 61.5 37.5
7番 30 62 37
8番 34 62.5 36.5
9番 39 63 36
PW 44 63.5 35.75

X-FORGEDシリーズ アイアン(2024) 3機種の発売日・発売価格

X FORGEDシリーズアイアン 2024年モデルの発売日は、2024年4月5日です。

発売価格は、単品が¥29,700(税抜価格¥27,000)、6本セット(#5~9、P)が¥178,200(税抜価格¥162,000)となっています。

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