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パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆ドライバー|知っておきたい3つのポイント|AEROJET LSの違い|試打・評価|抜群の低スピン性能!

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キャロウェイのパラダイム Ai SMOKE ◆◆◆ドライバーについて、知っておきたい4つのポイント、試打・評価を取り上げます。

前作の初代パラダイム◆◆◆ドライバーとの違いも交えながら解説しますので、パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆ドライバーの特徴や位置付けが分かる内容となっています。

パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆ドライバーの特徴

ポイント① Aiスマートフェースが弾道を補正

*出典:callawaygolf.jp

パラダイム Ai SMOKEの最大の特徴は、これまで7年もの間、キャロウェイのウッドを支えてきた2本の柱「JAILBREAK」が廃止され、Aiスマートフェースが新たに採用されている点です。

もともとAIとスーパーコンピューターを駆使してヘッド設計を行っていましたが、25万人分・100万以上のスイングデータを用いて、5万回もの設計とテストが重ねられています。

Aiスマートフェースはあらゆる打点位置で、JAILBREAK テクノロジー搭載モデルよりも高いボールスピード、飛距離を実現するようになっています。

*引用:callawaygolf.jp

簡単に言えば、フェースの何処に当たっても打ち出し角やスピン量を補正してくれますので、前作よりも打点ブレに強く、弾道もブレにくくなっています。

ポイント② 今作もウェイト入替が可能!

前作と同様に、ウェイトは前方が2g、後方が14gで、重量差をかなり大きくもたせてあります。

スクリューウェイトが採用されていますので、専用のトルクレンチを用いてご自身でウェイトの入れ替えが可能となっています。

2gと14gでかなりの重量差がありますので、前側を重くするとかなりの低スピンになります。

当然ながら弾道はドロップしますし、ヘッド挙動もクイックになります。

ドライバーに会心の一撃や刺激を求める方は、ウェイト入替により楽しむことができますが、かなりのハードスペックになることは承知しておきたいところです。

ポイント③ 前作パラダイム◆◆◆ドライバーとの違い

新作が出ると、やはり旧作との違いが気になる方も多いと思います。前作の低スピンタイプであるパラダイム◆◆◆ドライバーと比べると、注目したい点は2つあります。

  • クリーンなヘッド形状
  • ウェイト配置
  • 右にすっぽ抜けにくい

クリーンなヘッド形状

※左がパラダイム Ai SMOKE ◆◆◆、右が初代パラダイム◆◆◆

前作の初代パラダイムシリーズは、全体的に後方が長く取られていて構えた時に気になるという声がありました。

特にアスリート向けの◆◆◆は、シャープで小ぶりな形状を好む方に使われますので、ヘッド形状が気になる方が多かったようです。

今回のパラダイム Ai SMOKE ◆◆◆ドライバーは、より小ぶりで綺麗な洋ナシ型に近づいていますので、違和感なく構えやすくなっています。

ウェイト配置

※左がパラダイム Ai SMOKE ◆◆◆、右が初代パラダイム◆◆◆

ウェイトは前作・今作ともに前方が2g、後方が14gで、入替により重心位置の切替が可能となっています。

後方ウェイトの位置については若干の違いがあり、パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆の方は、Aiスマートフェースにより高MOIの重要性が薄れたためかソール面側となっています。

その分、ヘッド形状のいびつさを伴わず、また、後ろが重過ぎない形となっていて、そのためか振りやすさを感じられる方が多いと思います。

右にすっぽ抜けにくい

パラダイム Ai SMOKEは、前作パラダイムと比べると、シリーズ全体としてやさしい方向にシフトしています。

テーラーメイドでも言えますが、シリーズ1作目はツアープロに受け入れてもらうためにスパイシーで、2作目は市場に受け入れてもらうためにスイートにると巷では言われていまして、まさにそのような状況となっています。

余談ですが、その意味でも2024年はテーラーメイド(Qi10)がハードで、キャロウェイ(パラダイム Ai SMOKE)がソフトと言われています。

前作のパラダイム◆◆◆で右へのすっぽ抜けが出て扱い辛かった方は、今作はシリーズ全体でつかまりが良い方向にシフトしていますので、パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆を十分扱える可能性があります。

パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆ドライバーの試打・評価

パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆ドライバーをトラックマンで計測試打・評価

試打クラブは、ヘッドがパラダイム Ai SMOKE ◆◆◆ドライバー の10.5°、シャフトがTENSEI 60 FOR CALLAWAY Sです。

  • ヘッド形状は前作のパラダイム ◆◆◆よりも小ぶりになっている。
  • 純正シャフト(TENSEI)は少し頼りないので、スピードを挙げると挙動が不安定になる。43~45m/sぐらいなら扱いやすい。
  • MAXよりもスピンが400~500rpm抑えられる。
  • 極端に右に行く感じはしない。
  • 打感は弾く感じがある。前作の方が柔らかい。MAX、MAX Dよりは吸い付く。

パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆ドライバーをアマチュアゴルファー2名が試打

  • ヘッドの座りが良く、前作よりは開いて見えない。形状はキレイな三角・丸になっている。
  • 前作よりも打感は弾き感があって、打音は爽快。
  • 純正シャフト(TENSEI)はクセがなく振りやすい。
  • 弾道は若干フェードで低スピン。安定感があって右に逃げない。
  • ローグST、パラダイムより飛ぶ。
  • ウェイトを入れ替える(前を重くする)と、ドロップして球が低くなり、ヘッドが動いて寛容性がなくなる。前側14gはやり過ぎ!

パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆ドライバーのスペック

クラブスペック

  • ロフト角:8、9、10.5°
  • ライ角:57°
  • ヘッド体積:450cc
  • 長さ:45.5インチ
  • ウェイト:前方2g、後方14g

シャフトスペック

シャフト 硬さ トルク 重量 調子 バランス
TENSEI 60 for Callaway S 4.4 64g D3.5
SR 4.7 61g D3.5
TOUR AD VF 6 S 3.3 65g 中元 D3
SPEEDER NX BLACK 60 S 3.8 65.5g 先中 D3
TENSEI PRO BLUE 1K 60 S 3.9 61g D3

パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆ドライバーの発売日・発売価格

パラダイム Ai SMOKE ◆◆◆ドライバーの発売日は、2024年2月2日です。発売価格は、シャフトにより以下の通りとなっています。

  • TENSEI 60 for Callaway:96,800円(税込)
  • Tour AD VF-6:116,600円(税込)
  • SPEEDER NX BLACK 60:116,600円(税込)
  • TENSEI PRO BLUE 1K 60:127,600円(税込)
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