≫ G425 MAX・LST・SFTドライバーの最新情報まとめ
PINGのG425ドライバーのUSモデルが発売開始となりましたので、シャフト・スペック・発売価格など、最新情報をまとめました。
PING G425ドライバーのUSモデルもMAX・LST・SFTの3種類
G425 USモデルは2021年に発売
日本では2020年の時点で既に発売されているG425シリーズですが、USでは発売時期が遅くなっていて、2021年の年明けになって公式ページに掲載されました。
G425は2020年モデルとして日本では紹介されていますが、USでは実質的には2021年モデルということになるかと思います。
G425シリーズでは、ヘッドのラインナップは日本国内と同じで、左からG425 MAX、G425 LST、G425 SFTの3種類です。
スタンダードモデルはマックス
前作のG410シリーズでは、PLUS、LST、SFTの3種類のドライバーヘッドがあり、PLUSがスタンダードタイプという位置づけでした。
今回のG425シリーズでは、スタンダードタイプはMAXタイプ、つまり、G425 MAXドライバーとなります。
G410シリーズの前のG400シリーズでは、G400、G400 LST、G400 SFTの3種類に加えて、G400 MAXというモデルがありました。
今回のG425シリーズのG425 MAXは、スタンダードモデルでありながらヘッドサイズが460ccとなっていますので、G400とG400 MAXが統合されたモデルと捉えのが一番分かりやすいと思います。
G400・G410からG425への移行
G425 MAXドライバーは、ツアープロも使うGシリーズのスタンダードモデルという位置づけでありながら、ヘッドサイズが460ccというMAXの要素が入っています。
そして、強弾道・低スピンのG425 LSTは、G410 LSTよりもつかまりが抑えられています。
そのため、G410 PLUSを使っていた方だけでなく、G410 LSTを使っていた方についても、G425への移行はモデルの特徴を踏まえて選ぶ必要がありそうです。
▼G425シリーズ MAX・LST・SFTの特徴比較
モデル | ヘッド体積 | ウェイト 調整機能 |
ロフト角 調整機能 |
弾道 |
---|---|---|---|---|
MAX | 460cc | 〇 | 〇 | 高打ち出し・低スピン |
LST | 445cc | 〇 | 〇 | 強弾道・低スピン |
SFT | 460cc | × | 〇 | ドロー仕様 |
ツアープロの移行状況について、下記記事にまとめてありますので、参考にしてみて下さい。

G425 MAXドライバー USモデル
G425シリーズのスタンダードタイプとなるG425 MAXドライバーです。ヘッドサイズは、前作のG410 PLUSドライバーの455ccからアップし、ルール上限の460ccとなっています。
- ロフト角:9、10.5、12°
- ライ角:58.5°
- ヘッド体積:460cc
- 標準シャフト:PING Alta CB 55 Slate
- フレックス:SR、R、S、X
- クラブ長さ:45.75
- ヘッド重量:206g
- バランス:D3
G425 LSTドライバー USモデル
G425シリーズの低スピンタイプとなるG425 LSTドライバーです。ヘッドサイズは、前作のG410 LSTドライバーの450ccからアップし、455ccとなっています。
LSTはスタンダードタイプよりつかまりが抑えられていますが、前作のLSTと比べると、ややつかまる設定になっています。
その意味で、ハードさが少し和らいでいますので、前作のG410 PLUSを使っていてやさしさ、物足りなさを感じた方は、今回のLSTを検討してみると面白いと思います。
- ロフト角:9、10.5°
- ライ角:57°
- ヘッド体積:445cc
- 標準シャフト:PING Alta CB 55 Slate
- フレックス:SR、R、S、X
- クラブ長さ:45.75
- ヘッド重量:208g
- バランス:D4
G425 SFTドライバー USモデル
G425シリーズのドロー仕様モデルとなるG425 SFTドライバーです。前作のG410 SFTよりも5ccヘッドサイズがアップし、ルール上限の460ccとなっています。スペック面で考えると、G425 MAX LSTドライバーと言っても良いモデルではないでしょうか。
ロフト角は相変わらず10.5°の1スペックとなっていて、日本モデルと同じです。
基本スペックでの違いとしては、3モデルで共通ですが、ライ角が1°アップライトになっています。
- ロフト角:10.5°
- ライ角:58.5°
- ヘッド体積:460cc
- 標準シャフト:PING Alta CB 55 Slate
- フレックス:SR、R、S、X
- クラブ長さ:45.75
- ヘッド重量:202g
- バランス:D1
G425 MAX・LST・SFT ドライバー 日本モデル・USモデルのシャフト
G425シリーズのシャフトは、USモデルでも日本モデルと同様に、3種類のヘッドで同じシャフトラインナップとなっています。
なお、日本モデルとUSモデルではシャフトの種類に違いがあります。
日本モデルとUSモデルのシャフトの違い
日本モデルのシャフトは以下の7種類です。
- ALTA J CB SLATE
- PING TOUR 173-55
- PING TOUR 173-65
- PING TOUR 173-75
- ALTA DISTANZA
- Speeder EVOLUTION VII
- TENSEI CK Pro Orange
USモデルのシャフトは以下の6種類です。
- PING Alta CB 55 Slate
- PING Tour 65
- Aldila Rogue White 130 MSI 70
- Mitsubishi Tensei AV Orange 55
- Mitsubishi Tensei AV Orange 65
- PING Alta Distanza
USモデルのシャフトの詳細スペック
シャフト | 硬さ | 重さ | 打ち出し |
---|---|---|---|
PING Alta CB 55 Slate | Soft Regular | 55 | 高 |
〃 | Regular | 57 | 中~高 |
〃 | Stiff | 60 | 中 |
〃 | X-Stiff | 64 | 低 |
PING Tour 65 | Regular | 58 | 中 |
〃 | Stiff | 62 | 低~中 |
〃 | X-Stiff | 67 | 低 |
Aldila Rogue White 130 MSI 70 | Regular | 65 | 低~中 |
〃 | Stiff | 69 | 低 |
〃 | X-Stiff | 71 | 低 |
Mitsubishi Tensei AV Orange 55 | Regular | 50 | 高 |
〃 | Stiff | 52 | 中~高 |
Mitsubishi Tensei AV Orange 65 | Regular | 61 | 高 |
〃 | Stiff | 64 | 中~高 |
〃 | X-Stiff | 66 | 中 |
PING Alta Distanza | Soft Regular | 40 | 高 |
G425 MAX・LST・SFT ドライバーの販売価格
G425シリーズのドライバーは、日本モデルとUSモデルでシャフトやスペックだけでなく、価格にも違いがあります。
日本モデルでは、シャフトにより以下の価格となっています。
- ALTA J CB SLATE、PING TOUR 173-55、PING TOUR 173-65、 PING TOUR 173-75、ALTA DISTANZA:77,000円(税込み)
- Speeder EVOLUTION VII:90,200円(税込み)
- TENSEI CK Pro Orange:93,500円(税込み)
上記の価格は公式サイトでの定価となりまして、標準シャフトのALTA J CB SLATEを装着したモデルでの市場価格を調べてみますと、アマゾン、楽天共に61,600円となっています。
USモデルでは、このサイトでいつも紹介しているフェアウェイゴルフUSAさんの出品価格を調べてみますと、50,898円となっています。
この金額ベースで比較しますと、1万ぐらいの開きがあります。USモデルの方がシャフト、スペックが好みと言う方にとっては、USモデルはとてもお買い得となっています。
G425 MAX・LST・SFT ドライバー USモデルの購入方法
USモデルと言うと、英語の海外サイトで注文することをイメージされる方もいるかもしれませんが、最近では、日本の小売りでも取り扱いが増えていて、ネットショップでも簡単に購入することができます。
USモデルで最も有名なショップの1つが老舗のフェアウェイゴルフUSAさんです。当サイトでも度々紹介していまして、アメリカ国内、各メーカから直接仕入れの正規品商品のみ取扱われています。
海外モデルとなると、日本モデルよりもショッピングのハードルが高くなりますので、オークションやフリマサイトよりも、昔からあるショップで購入されることを筆者としてはお勧めいたします。

