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G425 MAX・LST・SFTドライバーの最新情報まとめ

この記事は約14分で読めます。
★2020/09/01追記:PINGの公式動画を追加しました。
★2020/08/20追記:鈴木愛、比嘉真美子の移行情報を追記しました。

PINGの2020年のG425ドライバーについて、最新情報をまとめました。遂に、PINGゴルフジャパンからも公式情報が出され、スペック等の詳細が明らかになりましたので紹介します。

PING G425ドライバーはMAX・LST・SFTの3種類

G425 MAXドライバーがスタンダードタイプ

こちらがG425シリーズのドライバーです。3種類あり、写真左から、G425 MAX、G425 LST、G425 SFTとなっています。

前作のG410ドライバーでは、PLUS、LST、SFTの3種類で、PLUSがスタンダードタイプでしたが、G425ではMAXがスタンダードタイプの位置づけとなります。

もう一つ前のG400シリーズでは、G400ドライバーとG400 MAXドライバーが存在し、スタンダードタイプとMAXタイプは別々に存在していましたので、この点がG425シリーズでは大枠での違いとなります。

昨今、ツアープロ向けのドライバーヘッドは次々と460ccになっていますので、PINGも大きな流れに沿ったと言えるでしょう。

▼各モデルの概要と特徴比較

モデル ヘッド体積 ウェイト
調整機能
ロフト角
調整機能
弾道
G425 MAXドライバー
(写真左)
460cc 高打ち出し・低スピン
G425 LSTドライバー
(写真中央)
445cc 強弾道・低スピン
G425 SFTドライバー
(写真右)
460cc × ドロー仕様

ツアープロも早速、使用を開始

メーカーの公式情報が出される前の段階で、ツアープロがG425を使い始めています。

ツアープロの移行がスムーズかどうかも、新作と前作との比較の参考になりますので、G425の評価は上々のようです。

鈴木愛はG410 LSTドライバーからG425 LSTドライバーに、比嘉真美子は、G410 PLUSドライバーからG425 MAXドライバーにチェンジしています。

ニトリレディスの練習日・初日に、鈴木愛は以下のコメントをされています。

▼練習日のコメント
10ヤードほど飛距離が上がり、アゲンストの時に球の負け方が全然違う

引用:alba.co.jp

▼初日を終えてのコメント
ドライバー以外は良かった。ドライバーさえ良いところに運べれば、全然アンダーです

引用:yahoo.co.jp

初日を終えてのコメントについては、今回は、予定外の使用、つまり早過ぎる投入だったようなので、ベストフィットするのはこれからなのかなと思います。

▼男子プロの移行状況は、別記事に詳しくまとめてありますので、リンクを載せておきます。
≫ G425ドライバーのツアープロの移行状況まとめ

G425ドライバーの公式動画

▼動画の中でPING契約プロの試打の様子も紹介されています。

実物映像がPINGの契約プロにてツアーで使われ始めたタイミングで、PINGゴルフジャパンからG425シリーズの公式動画がアップされています。

G425ドライバーの発売日・発売価格

G425シリーズのドライバーの発売日は、2020年9月18日です。発売価格は、シャフトにより異なります。

  • 77,000円(税込)
    ALTA J CB SLATE、PING TOUR 173-55、PING TOUR 173-65、 PING TOUR 173-75、ALTA DISTANZA
  • 90,200円(税込)
    Speeder EVOLUTION VII
  • 93,500円(税込)
    TENSEI CK Pro Orange

それでは、3種のそれぞれのドライバーの特徴について、詳しく見ていきましょう。

G425 MAXドライバーの特徴

こちらがスタンダードタイプのG425 MAXドライバーです。G410シリーズではPLUSという名称でしたが、G425ではMAXがスタンダードとなっています。

▼425 MAXドライバーの試打・評価はこちらをご覧ください。
≫ G425 MAXドライバーの試打・評価・感想

高比重のウェイト調整機能を搭載

出典・参考:clubping.jp

ソール後方には、G410で初めて搭載された移動式のウェイトが搭載されています。ウェイトには高比重のタングステンが用いられ、ヘッド重量の11%となっています。

ウェイトポートも前作と同じくセンター・左・右の3ヶ所となっていますので、フェード、ドローの弾道調整が可能となっています。

ヘッドサイズは5ccアップの460cc

G425 MAXドライバーは、ヘッドサイズが460ccとなっています。G410のスタンダードモデルであるG410 PLUSドライバーは455ccでしたので、5ccのサイズアップとなります。

G400 MAXドライバーを使っていたゴルファーにとっては、2年振りの待望の460ccヘッドということになります。

対象ゴルファーは、G410 PLUSドライバーを使っていた方、G400 MAXを使っていて充分使いこなせていた方になると思います。

▼(2:17から再生されます)額賀プロがG425MAXについて解説されています

額賀辰徳プロにより、新作のG425 MAXドライバーと前作のG410 PLUSドライバー、前々作のG400 MAXドライバーを取り出して、比較解説されています。

深低重心で、高い打ち出しになる

極薄のドラゴンフライ・クラウンにより、従来モデルと比べて4%の深低重心となっています。前作も高評価のクラブでしたが、またしてもPING史上最大MOIが実現されていて、叩いても曲がらない、ブレないヘッドとなっています。

また、低重心効果により、リアルロフトよりも高い打ち出しで飛ばすことができます。

PINGの特徴とも言えるクラウンのタービュレーターも、前作と同様に6つの突起が搭載され、空気抵抗を抑えてヘッドを走らせてくれます。

±1.5°のロフト角調整機能を搭載

ネックには、G410PLUSと同様に±1.5°のロフト角調整機能が搭載されています。

調整ピッチが広いため、ウェイト調整機能と合わせて、自分に合ったセッティングにカスタマイズしやすくなっています。

▼(7:08から再生されます)可変スリーブの互換について説明されています

気になるスリーブの互換について、G410はG400以前のモデルと互換性が無くなりましたが、さすがに今回はG425とG410の可変スリーブは同じで、互換があるそうです。

今回、また互換がなくなかった場合、PINGユーザーの反応が心配でしたので、互換があるとのことで一安心です。

G425 MAXドライバーのスペック

  • ロフト角:9、10.5、12°
  • ライ角:59.5°
  • ヘッド体積:460cc
  • 標準シャフト:ALTA J CB SLATE
  • フレックス:R、SR、S、X
  • クラブ長さ:45.75
  • クラブ重量:301g(SR)
  • バランス:D3

※一部、シャフトにより異なります

G425 MAXドライバーの試打・評価・感想
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G425 LSTドライバーの特徴

こちらが低スピンタイプのG425 LSTドライバーです。Gシリーズの低スピンタイプは、2014年のG30シリーズから継続してリリースされていて、上級者を中心に人気があるモデルです。

▼425 LSTドライバーの試打・評価はこちらをご覧ください。
≫ G425 LSTドライバーの試打・評価・感想

高比重のウェイト調整機能を搭載

出典・参考:clubping.jp

G425 LSTドライバーにも、ソール後方に高比重のタングステンウェイトが搭載され、ウェイト位置を右・左に付け替えることで、ドロー・フェードの弾道調整が可能となっています。

ヘッドサイズはさらに小ぶりな445cc

ヘッドサイズは445ccの小ぶりなヘッドとなっています。前作のG410 LSTドライバーよりも5ccサイズダウンしていて、その前のG400 LSTと同じヘッドサイズに戻っています。

使用しているツアープロからは、操作性が高くなったという評価が聞こえてきています。

また、PINGの契約プロである額賀辰徳プロの話の中で、「前作より3ヤードつかまる」というデータがあるそうです。前作でつかまりに難を感じていた方にとっては、扱いやすくなっています。

低スピンの強弾道が出る

左:425 LSTドライバー、右:425MAXドライバー

こちらは、LSTとMAXのクラウンを並べた映像です。右のG425 MAXドライバーと比べると、左のG425 LSTドライバーは、ヘッドの奥行きが浅く、より洋ナシ型に近い形状で、浅重心により低スピンで強い弾道が出やすくなっています。

ヘッドスピードが速いゴルファーが、左を恐れずに安心して思い切り叩けるヘッドです。

マットブラックで精悍なデザイン

G425 LSTは、他の2つのタイプとデザインが1ヶ所異なっています。ロゴのPINGのGの文字の横にあるソールパーツが、LSTのみ艶消しのブラックになっています。

上級者に好まれる落ち着きのあるデザインとなっていて、静かな力強さを感じさせます。

±1.5°のロフト角調整機能を搭載

※画像はG425 MAXドライバー

G425 MAXドライバーと同様、±1.5°のロフト角調整機能が搭載されています。

G425 LSTドライバーのスペック

  • ロフト角:9、10.5°
  • ライ角:58°
  • ヘッド体積:445cc
  • 標準シャフト:ALTA J CB SLATE
  • フレックス:R、SR、S、X
  • クラブ長さ:45.75
  • クラブ重量:306g(SR)
  • バランス:D3

※一部、シャフトにより異なります

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G425 SFTドライバー

こちらがドロー仕様タイプのG425 SFTドライバーです。Gシリーズのドロー仕様モデルは、低スピンタイプと同様に2014年のG30シリーズから継続してリリースされています。

▼425 SFTドライバーの試打・評価はこちらをご覧ください。
≫ G425 SFTドライバーの試打・評価・感想

ウェイトはドロー位置に固定

出典・参考:clubping.jp

MAXとLSTは、ウェイトを移動させることができますが、G425 SFTドライバーは、ドロー仕様タイプですので、ウェイトがヒール寄りに固定されています。そのため、ウェイトによる弾道調整機能は搭載されていません。

その分、ヘッド後方のセンター部分は設計が自由になり、2016年のGドライバーで搭載されたVORTECが搭載され、タービュレーターと合わせてより空気抵抗を抑えてヘッドを走らせてくれます。

ヘッドサイズはSFTも460ccに

前作のG410 SFTドライバーはヘッドサイズが455ccでしたが、G425 SFTドライバーは、MAXと同じく460ccの大型ヘッドとなっています。

クラウンの軽量化、後方ウェイトによる効果等により、慣性モーメントは前作を約5%上回っていて、SFTタイプでは過去最大となっています。

ドロー仕様によりつかまるだけでなく、よりブレない、直進性の高い弾道が出やすいくなっています。

左:425 SFTドライバー、右:425MAXドライバー

こちらは、SFTとMAXのクラウンを並べた映像です。ヘッドの投影は奥行きが深く、ほぼ同じような特徴を持った形状に見えますが、左のG425 SFTドライバーの方がクローズで、よりボールをしっかりとらえられるフェースポジションに見えます。

±1.5°のロフト角調整機能を搭載

G425 MAXドライバーと同様、±1.5°のロフト角調整機能が搭載されています。SFTではウェイト調整機能が搭載されていないため、調整機能は可変スリーブのみとなります。

G425 SFTドライバーのスペック

  • ロフト角:10.5°
  • ライ角:59.5°
  • ヘッド体積:460cc
  • 標準シャフト:ALTA J CB SLATE
  • フレックス:R、SR、S、X
  • クラブ長さ:45.75
  • クラブ重量:292g(SR)
  • バランス:D0

※一部、シャフトにより異なります

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G425ドライバーのロフト角・ライ角、ウェイトの調整機能

G425シリーズのドライバーには、ロフト角・ライ角の調整機能、ウェイトによる重心調整機能が搭載されています。

なお、G425 SFTにはウェイト調整機能は搭載されていません。

ロフト角・ライ角の調整機能、ウェイトの調整機能の詳しい説明、可変スリーブの互換については、下記記事にまとめてありますのでリンクを載せておきます。

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G425では、MAXタイプがスタンダードモデルとなり、ヘッドサイズも460ccとなっていますので、G400 MAXドライバーの後継を待ち望んでいたゴルファーには待望のモデルとなります。

一方で、大きすぎるヘッドを好まない上級者にとっては、G410 PLUSドライバーからの移行は、G425 MAXとG425 LSTに分かれるのではないかと思います。

特に、G425 MAXは打ち出しの高さをアピールしていますので、弾道の高さもクラブ選択の要素の一つになってきそうです。

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