≫ EPIC SPEEDドライバー 2021の試打・評価・感想
キャロウェイの2021年モデル、EPIC SPEEDドライバーに、ロフト角が5°のモデルが適合リストに掲載されましたので、取り上げます。
目次
EPIC SPEEDドライバー
キャロウェイの2021年のEPICには、EPIC SPEEDとEPIC MAXの2種類のドライバーがあります。
もう少し細かく見ると、EPIC MAXは低スピンモデルのEPIC MAX LSがありますので、市販モデルは3種類あります。
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今回、取り上げるのは、EPIC SPEEDドライバーの方です。
既にメーカーからは製品の詳しい情報が発表されていますが、ルール適合リストにまた新たなドライバーが追加されました。
EPIC SPEEDドライバーのロフト角5°のモデル
USGAの適合リストに掲載されたEPIC SPEEDドライバーです。
一見、市販のEPIC SPEEDドライバーと違いが無いようにも見えますが、幾つか異なる点が確認できます。
ジェイルブレイクは未搭載か!?
まず、キャロウェイのここ数年のドライバーで大きな特徴となっているヘッド内部の剛性構造、ジェイルブレイクです。
通常はソール面の前方に2点か4点の穴がありますが、今回確認されたEPIC SPEEDドライバー(Version 3)には穴が1つもありません。
「JAILBREAK」の文字もありませんので、搭載されていないのではないかと思われます。
ロフト角は5°
もう一つは外観からは分かりませんが、適合リストに掲載されていたスペックです。ロフト角が5°となっています。
通常のEPIC SPEEDドライバーは、9.0°と10.5°ですから、5°というのはほぼ絶壁と言っても良いレベルです。
ちなみに筆者が今までロフト角5°のモデルに出会ったことがありません。
実際のロフトは最も立たせて4°、場合によっては3°も有り得る!
ネックを見ると可変スリーブが搭載されているようですので、しっかりアジャスタブル・ホーゼルによりロフト角を切り替えられるようです。
通常のタイプですと、-1~+2°の範囲で調整できますので、ロフト角は4°~7°ということにあります。
なお、アジャスタブル・ホーゼルは、設定値が異なるものが存在するようで、下記の動画では-2°の調整リングの存在が明らかになっています。
もし、同じ調整リングが使われているとすると、ロフト角は5-2=3°ということになります。
ロフト角3°は、誰でも簡単に体感できる!
ロフト角3°というのは、一般の人には無縁のようにも思えますが、実際には簡単に体感することができます。
万振りは難しいと思いますが、アドレスするぐらいは可能です。
と言うのも、あのゴルフクラブのロフト角が3°のものが多いからです。
皆さん、1本はお持ちのはずのパター。パターのロフト角は大半が3°です。
クラブ長さの違いやティーアップなど、諸条件は異なりますが、ドライバーのロフト角3°というのは、パターをアドレスした時と同じになります。
あれで球を上げて、しかも飛距離を出そうというのは、アンビリーバボーです。
このロフト角5°のドライバーは、恐らく海外のツアープレーヤーが使うと思われますが、誰が握るのか興味津々です。
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