ヤマハのインプレス inpres UD+2 ドライバーについて、2019年と2017年のモデルの違いを取り上げます。
目次
インプレス inpres UD+2 ドライバー 2019と2017
「2番手上の飛び」というキーワードで一躍注目モデルとなってinpres UD+2。アイアンだけでなく、ドライバーも人気のモデルとなっています。
左が2019年モデルで、右が2017年モデルです。外観はどちらもブルーを基調としていますが、ブルーのラインが2019年の方が細く、シャープな印象があります。
inpres UD+2 ドライバーのクラウンの比較
クラウンを並べてみますと、基本的な形状は同じで、安心感が持てるどっしりとしたヘッドとなっています。アドレスの際に目安となるマークは、若干、デザインが変わり、2019年モデルの方が見やすくなっています。
2019年モデルはフェースが外側に移動している
出典:https://golf.yamaha.com/products/inpres_ud2_driver.html
フェースの位置が、2017年モデルと比べて2019年モデルは3mmトゥ側に移動しています。これにより、重心距離は長くなる方に働きますが、スイートスポットのスイング回転半径が大きくなりますので、ボールスピードのアップにつながります。
大きな重心角でボールのつかまりが良い
出典:https://golf.yamaha.com/products/inpres_ud2_driver.html
inpres UD+2ドライバーと言えば、大きな重心角が魅力の一つです。2017年モデルは34°で、2019年モデルは33°と1°小さくなりました。しかし、一般的なドライバーの重心角が22°ぐらいとも言われていますので、思い切った重心角であることは変わりません。
ヘッドの返りが良く、ボールのつかまりの良さで、スライスに悩むゴルファーには心強い重心設計となっています。
ソール一体型ウェイトで低重心・深重心設計
大きな重心角についで、もう一つの特徴的な設計がソール一体型ウェイトです。前作では40gだったところ、今作では37gと3g少なくなっていますが、低く後ろに思い切った重量配分は引き続きなされています。
慣性モーメントが大きくなることで、ミスの許容度が上がるだけでなく、ボールの打ち出しの高さにも貢献してくれます。
inpres UD+2ドライバーのスペック
スペック面では大きな変更はありませんので、前作を使っていた方も、違和感なく進化した2019年版を使えるものと思います。
2019年モデルのスペック
- ロフト角:9.5°、10.5°
- ライ角:61°
- フェース角:0°
- ヘッド体積:460cc
- クラブ重量:286g(S)、281g(SR)、279g(R)
- 重心角:33°
2017年モデルのスペック
- ロフト角:9.5°、10.5°
- ライ角:61°
- フェース角:0°
- ヘッド体積:460cc
- クラブ重量:283g(S)、281g(SR)、279g(R)
- 重心角:34°
ヘッドスピードの目安
メーカー公式サイトにで、インプレスUD+2ドライバーの標準シャフトのフレックスとヘッドスピードの推奨値が掲載されています。
- S:39~44m/s
- SR:37~42m/s
- R:34~39m/s
インプレスUD+2ドライバー 2019、2017の試打・評価
インプレスUD+2ドライバー2019と2017の評価・試打の感想等については、それぞれまとめてありますので、下記記事をご覧ください。