グローブライドのONOFF パワートレンチ プロトタイプ01ドライバーが、ルール適合リストに掲載されましたので、最新情報をまとめました。
目次
ONOFF パワートレンチ プロトタイプ01ドライバーの特徴
グローブライドの新たなドライバーが、R&Aのルール適合リストに掲載されました。
掲載名は、「ONOFF パワートレンチ ドライバープロトタイプ 01」となっていまして、これまでのKURO、AKA、LABOSPECといったものと異なったネーミングになっています。
順番で言えば、2021年はKUROの年
ここ最近のONOFFの新商品は、偶数年にAKA、奇数年にKUROをリリースしています。
同じ流れであれば、2021年は奇数年ですので、KUROがリリースされる年となります。
こちらは2019年に発売されているONOFF KUROドライバーです。
今回、適合リストで確認されたモデルと、ソールデザイン、ウェイト配置など、かなり似ているところがあります。
これまでR&Aへの掲載に「KURO」や「AKA」の名称が使われていますが、今回はどちらも名称に含まれていませんので、「KURO」や「AKA」は別のシリーズか、または、「AKA」「KURO」という名称そのものを廃止した可能性ががります。
XCBT(CROSS BALANCE TECHNOLOGY)
ソール面、そして、適合リストに掲載された内容で注目したい点は、「CROSS BALANCE TECHNOLOGY」です。XCBTとも記されていて、恐らく同じものを表しているのでしょう。
2019年のKUROドライバーでは、3つのソールウェイトによる弾道調整を、「トラジェクトリーコントロール」と言う名称で搭載されています。
XCBTはバランスという言葉が入っていることから、重心に関するものと思われまして、トラジェクトリーコントロールを進化させたものの可能性が考えられます。
パワートレンチも引き続き採用
ソール前方には、ONOFFのドライバー特有の溝が搭載されています。
クラウン側の映像がありませんが、恐らくソール・クラウンの双方に溝が設けられ、撓みと復元により、ボール初速のアップが図られていると思われます。
可変スリーブによる角度調整機能を搭載
KUROドライバーでは、可変スリーブが搭載されていませんでしたが、「ONOFF パワートレンチ プロトタイプ01ドライバー」では、ソールにトルクレンチを挿し込むと思われる穴が確認できます。
ウェイトと同じ形状のネジ穴に見えますので、2020年モデルのAKAドライバーに搭載されているカチャカチャ式により、ロフト角・ライ角・フェース角が調整可能となっていると思われます。
なお、適合リストで確認されているロフト角は9.5°のみです。通常、KUROであれば2種類、AKAであれば3種類のロフト角がありますので、今後、新たなモデルが追加掲載されるのではないかと思われます。
まとめ
ONOFFの2021年モデルのニュードライバーと思われる「ONOFF パワートレンチ プロトタイプ01ドライバー」について、ルール適合リストに掲載された件を取り上げました。
2021年はKUROの年ではありますが、名称、そして、可変スリーブが搭載されている点など、これまでのKUROと異なる点もあり、どういった位置づけのドライバーか、現時点では不明な部分が多いです。
メーカーからのリリース等、新たな情報が確認できましたら、更新していきたいと思います。