★2021-05-31追記:適合リストに掲載されました。
テーラーメイドから発売の300ミニドライバーについて、特徴・スペック・発売日・発売価格など、最新情報を取り上げます。
テーラーメイド 300ミニドライバー(2021)の特徴
こちらがテーラーメイドの2021年のミニドライバーの新作、300ミニドライバーです。
日本の公式サイトにも掲載されましたので、日本モデルが発売されます。
Original Oneミニドライバー以来のミニドライバーとなりますので、特徴や搭載されているテクノロジーを見ていきましょう。
ヘッド体積は307cc
300ミニドライバーという名称から、ヘッド体積は300ccとの情報が先行していましたが、実際は307ccとなります。
2019年に発売されたOgirinal Oneミニドライバーは275ccでしたので、32cc大きいヘッドとなります。
▼Original Oneミニドライバーの詳細は下記記事にまとめてあります。
≫ テーラーメイド オリジナル ワン ミニドライバー 275ccの試打・最新情報まとめ
Original Oneミニドライバーの時は、テーラーメイドの公式サイトでドライバーとフェアウェイウッドの両方のページで掲載されていまして、「ドライバー」と名前が付きながらもメディアではブラッシー(2番ウッド)として取り扱うところもありました。
しかし、今回の300ミニドライバーは、ドライバーとしてのみ掲載されていますので、より位置づけが明確化されたように思います。
ミケルソンが300ミニドライバーを早速、採用!
ここ数年、ミニドライバーが度々話題に上がっていた中、フィルミケルソンが史上初の50代でのメジャー制覇を成し遂げた際に、2本目のドライバーとしてOriginal Oneミニドライバーを使っていたことで、注目が集まっています。
そしてさらに、フィルミケルソンがキャロウェイの契約プロでありながら、この300ミニドライバーも使い始めたという情報が出ていまして、俄然、注目度が高まっています。

Vスチールソールを採用
ソール形状は300シリーズを踏襲し、50gのスチールソールプレートが採用されています。
大型ヘッドでは重心が高くなりがちなところ、ミニドライバーであり、かつ、ソールに重量が配分されることで、大型ドライバーにはない低重心化が図られ、スピン量が抑えられ、飛距離性能が高められています。
SIM、SIM2フェアウェイウッドでも、似通った形状のソールプレートが採用されていて、ソールの抜けの良さを備えていますので、ラフからのショットにも対応しています。
ツイストフェースと貫通型スピードポケットを搭載
ここ数年のテーラーメイドのドライバーに共通のテクノロジーとしては、ツイストフェースと貫通型スピードポケットが搭載されています。
逆に搭載されていないものとしては、スピードインジェクションとなります(フェース裏面にジェルを注入して最大反発性能に調整する技術)。
ツイストフェースにより、ハイトゥ・ローヒール方向に打点がブレてしまっても、弾道をセンターに戻してくれ、貫通型スピードポケットにより反発エリアの拡大、特にフェース下目でのヒットに強さを発揮してくれます。
ロフト角調整が可能
ネックには可変スリーブが搭載されています。
±2°のロフト角調整が可能となっていますので、より自分にあった弾道にカスタマイズすることができます。
ロフト角は11.5°のみ
日本の公式サイトで見る限り、ロフト角のスペックは11.5°のみとなっています。
ルール適合リストに掲載された内容、そして、日本の公式サイトでの商品説明の画像では、13.5°のヘッドの映像がありますが、スペック紹介では、11.5°のみとなっています。
ロフト角の調整機能がありますので、9.5~13.5°の調整が可能ではありますが、デフォルトでのロフト角は1スペックとなっています。
≫ テーラーメイド 300ミニドライバー 2021のUSモデルと日本モデルの違い!
テーラーメイド 300ミニドライバー(2021)の試打・評価
300ミニドライバーをプロが計測試打
- Original Oneと比べて、大きくなってボリューム感があり、顔はだいぶ変わった。
- Original Oneは上級者が攻めるためのセカンドドライバーという感じがするが、300ミニドライバーは本当にドライバーが苦手な人向け。
- ちょっとつかまるが、逃がすこともできるので、操作感はある。
- 打感は、SIMとは違う。SLDRに少し似てる。
300ミニドライバーとOriginal Oneミニドライバーを試打して比較・評価
- ミケルソンは剛ラフからも打っていたので、下から(直ドラ)でも球が上がる。
- 最近のテーラーメイドでは珍しいシルバーのフェースで、とても構えやすい。色々な用途で使いやすく見える。
- 打感・打音はとても良い。消音材が入ってるかのような音がする。
- Original Oneミニの方が難しく感じる。
- (使い方は)300ミニドライバーを入れることで、ドライバーを抜くとか、ドライバーを長尺にしてぶっ飛びしようにするとか、バリエーションが増えそう。
ミニドライバーの動向と300ミニドライバーについてゴルフライターが詳しく解説
試打ラボしだるTVのコヤマカズヒロ氏が、300ミニドライバーについて解説されている動画です。
自身が同じくテーラーメイドのOriginal Oneミニドライバーを愛用しているということもあり、ミニドライバー全般の歴史なども語られています。
テーラーメイド 300ミニドライバー(2021)のスペック
ロフト角 | 11.5° | |
---|---|---|
ライ角 | 56° | |
ヘッド体積 | 307cc | |
長さ | 43.75インチ | |
シャフト | TENSEI SILVER TM50 MD | |
フレックス | S | SR |
クラブ重量 | 約318g | 約315g |
シャフト重量 | 約55g | 約53g |
トルク | 4 | 4.4 |
バランス | D2 | D2 |
キックポイント | 中 |
テーラーメイド 300ミニドライバー(2021)の発売日・発売価格
300ミニドライバーの発売日は、2021年7月16日です。発売価格は、63,800円です。
SIM2ドライバーと同様に、テーラーメイドのSELECTFIT STORE限定のモデルです。とは言え、SIM2ドライバーも楽天などで出品されていますので、300ミニドライバーもネットのショッピングサイトに出品されてくると思います。







