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CNCミルドとは?フェース面の磨き方・効果を徹底解説!

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ゴルフクラブの説明の中で「CNCミルド」という言葉が出てくることがあります。

CNCミルドとは何を意味していて、どんなメリットがあるのか、詳しく解説します。

CNCミルドとは!?

CNCミルドという言葉は、メーカーによるゴルフクラブの解説の中でよく見かけられます。

例えば、ドライバーのフェース面だったり、ウェッジのスコアラインです。

まず、ミルドとは英語で書くとmilledで、「mill=砕く、磨く、研ぐ」といった意味があります。

ゴルフクラブでは、フェースの表面を削ったり粗く磨いたりして、スコアラインを付ける場合などで良く行われます。

次にCNCですが、これはコンピュータ(Computer)で数値制御(Numerically Control)した加工を意味しています。

CNCとは、コンピュータ数値制御(Computer Numerical Control)の略称です。 CNCミルド製は、CNCマシンによる精密な加工(フェース面研磨加工やスコアラインの溝の研削)が施されているということです。

引用:yahoo.co.jp

CNCミルドのメリット

CNCミルドがコンピュータ制御による機械加工を意味していまして、これと対極にあるのが職人の手による加工とも言えます。

職人の手による加工は、長年の経験や勘を活かして、時間も労力もかけて定年に作り出されます。

この行為そのものに価値を感じる人もいるでしょうし、人の手によるため二度と同じものができないという希少性にもつながります。また、コンピュータでは感じ取れない、または、判断できないところまで、細やかに対応できるといったこともあるかもしれません。

一方、CNCミルドの場合、職人という言葉とならべてしまうと、無機質で温もりや思いといったものとは無縁かもしれません。

しかし、コンピュータ制御された機械処理となりますので、設計通りに正確に加工される、何度でも同じ加工を繰り返せるといった特徴があります。

これは、短時間・高品質・安定品質・大量供給といったメリットがあります。

ゴルフクラブのミーリングは緻密になっている

ウェッジの溝構造、ドライバーの薄肉フェースなど、最近のゴルフクラブはルール規制が厳格化されていることもあり、溝の掘り方、磨き方など、以前とは比べ物いならないくらい緻密なものが求められています。

そして、それを実現してくれるのがCNCミルドです。

以前のドライバーヘッドは、ミラー仕上げがありましたが、ウェットなコンディションでは滑ると感じる方もいると思います。海外ではとても人気があるコブラゴルフのドライバーフェースでは、CNCミルド加工が施されています。

メーカーによっては、研磨方向を縦にするか横にするかに拘っているところもありますし、フェース位置によって研磨を調整しているところもあります。

削り方や磨き方がスピンに影響を与え、それにより弾道が変わると考えると、CNCミルドにより、計算された通りに正確に加工されていることは、殆どの方が望ましいと感じるのではないかと思います。

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