吉田優利がゴルフ5レディス(2021)で優勝を飾り、通算2勝目となりました。2019年にプロに転向して、着実に成果を出し続けています。
2000年生まれの女子プロゴルファーで、黄金世代かと思いきや、プラチナ世代と言われています。国内女子の層の厚さが伺えます。
本記事では、吉田優利の用具契約と最新クラブセッティングについて取り上げます。
目次
吉田優利の用具契約
稲見萌寧と吉田優利がブリヂストンと契約(ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)) https://t.co/LbiPTHTDIl pic.twitter.com/EwyQ0Brb0U
— obata (@ConallegObata) January 22, 2020
吉田優利は、ブリヂストンスポーツと用具契約を結んでいます。
ちなみに、2020・2021年の賞金女王争いで首位の小祝さくらに肉薄している稲見萌寧も写真に写っていますが、ゴルフクラブは色々なメーカーのものを織り交ぜています。
ですので、稲見萌寧のブリヂストンスポートとの契約は、ボール・グローブ・キャップといった辺りではないかと思います。
吉田優利のドライバー
ブリヂストン ツアーB JGRドライバー(9.5°)
ドライバーは、2019年モデルのツアーB JGRドライバーです。発売はこの年の後期ですが、前期から早々とツアープロが試合に投入していて、飛距離がアップしたと話題になっていたモデルです。
SP-CORというフェースを裏から点で支えるニューテクノロジーによい、反発エリアが大きく広がっているのが特徴です。
スペック
- ロフト角:9.5°
- シャフト:VENTUS BK5
- フレックス:S
- 長さ:45インチ
吉田優利のフェアウェイウッド
テーラーメイド SIM2 MAXフェアウェイウッド(3番)
ドライバーはブリヂストンですが、フェアウェイウッドはテーラーメイドのSIM2シリーズのMAXタイプを使用しています。
ブリヂストンの公式サイトでは、TOUR B X-Fフェアウェイウッド(5番)という記載がありますので、以前はブリヂストンのモデルを使っていたようですが、フェアウェイウッドのみ契約外のメーカーを使っています。
吉田優利のユーティリティ
ブリヂストン ツアーB JGR HY(3番、4番)
ユーティリティはドライバーと同じシリーズで、ウッド型のツアーB JGR HYを使用しています。番手は3番(19°)、4番(22°)を取り入れています。
以前はツアーB XD-Hのやはり3番と4番を使っていましたので、この飛距離レンジはユーティリティで攻めたいのだと思います。
スペック
- 3番(19°)
- 4番(22°)
吉田優利のアイアン
ブリヂストン ツアーB 201CBアイアン(5~PW)
アイアンは、ツアーBシリーズから2020年モデルとして発売のモデルで、キャビティバックのツアーB 201CBアイアンを使っています。
2020年のツアーBのアイアンには、200MB、202CBPもありますが、201CBは真ん中のモデルとなります。
- 番手:5~PW
- シャフト:KBS TOUR 90
吉田優利のウェッジ
ブリヂストン ツアーB BRM ウェッジ(48°)
ウェッジはブリヂストンのモデルを2種類使っています。48°は、ツアーB BRMウェッジを使用しています。
スペック
- ロフト角:48°
ブリヂストン ツアーB XW-F (52°、58°)
48°の他、52°、58°を使っていて、同じブリヂストンですが、少し前のモデルを使い続けています。
2017年に発売されているツアーB XW-Fウェッジです。
スペック
- ロフト角:52°、58°
- シャフト:KBS TOUR 90
吉田優利のパター
オデッセイ O-WORKS ブラック #2W
パターはオデッセイのO-WORKSブラックシリーズの2Wです。オーソックスな形状ですが、後方が少し長めに取られています。
開閉しながらというより、慣性モーメントと重みを活かすタイプの方に好まれるパターです。
吉田優利のボール
ブリヂストン ツアーB X
ボールはブリヂストンのツアーB Xを使用しています。
同じシリーズでツアーB XSというスピン系のものがありまして、こちらはタイガーウッズが使用していることでも知られています。
女子プロゴルファーはディスタンス系を選ばれるケースが多く、吉田優利も硬めのディスタンス系を選択しています。
まとめ
吉田優利のクラブセッティングは、ブリヂストンと用具契約を結んでいますので、ほぼ同社のものを使っています。
フェアウェイウッドのみテーラーメイドのSIM2 MAXを使っている点は興味深いです。