キャロウェイのEPIC 2021年シリーズに、新たなドライバーが追加となっています。
軽量・長尺のEPIC MAX STARドライバーについて、最新情報を取り上げます。
EPIC MAX STARドライバーの特徴
こちらがEPIC ’21に新たに追加されたモデル、EPIC MAX STARドライバーです。
日本では当記事執筆時点では公式サイトに掲載がありませんので、取り扱いがないようです。
軽量モデルとしては、USではEPIC MAX STAR、日本ではEPIC MAX FASTということになります。
超軽量・やや長尺
EPIC MAX STARドライバーの最大の特徴は、クラブの思いきった軽さにあります。
モデル | EPIC MAX | EPIC MAX FAST | EPIC MAX STAR(US) |
---|---|---|---|
クラブ重量 | 287g | 269g | 253g |
ウェイト重量 | 12g | 12g | 9g |
EPIC MAX FASTドライバーも、EPIC MAXドライバーより18gも軽量で、日本国内では軽量ドライバーの代名詞的な存在のゼクシオよりも軽いです。
しかし、EPIC MAX STARドライバーはその上を行く軽さで、クラブ重量は253gです。
この軽さはシニアクラブの水準で、ゼクシオプライムドライバー(2021)の254gよりも1g軽いです。
クラブ長さも、標準の45.75インチよりも0.25インチ長い46インチです。
EPIC MAX STARドライバーは、超軽量・やや長尺で、軽さと長さを活かして飛距離を出すタイプのドライバーとなります。
対象ゴルファーとしては、ヘッドスピードが遅めで、超軽量クラブで楽に振りたい方、スインガーでクラブのしなりと長さを効かせて飛ばすタイプの方となります。
軽量でもウェイト調整機能を搭載
軽量モデルと言うと、重量を極限まで絞り込むため、調整機能は一般的に搭載されていないことが大半です。
しかし、EPIC MAX STARドライバーは、EPIC MAXやEPIC MAX FASTと同じく、スライダー式のウェイト調整機能が搭載されています。
ウェイトを左右に移動させることで、重心位置が変わりますので、ドロー・フェードに弾道を調整することができます。
スライスを抑えたい方、つかまり過ぎを弱めたい方など、クラブの方を自分のスイングに合わせることができますので、より求める弾道に近づけることができます。
ロフト角・ライ角の調整機能は未搭載
なお、EPIC MAXドライバーに搭載されているロフト角・ライ角の調整機能は、EPIC MAX FASTドライバーと同様に搭載されていません。
そのため、ロフト角・ライ角の切替は行えません。なお、ロフト角のラインナップは、10.5°と12.0°の2種類です。
ドローバイアスでつかまりが良い
トゥ側にはカーボンパッチが採用されていて、ドローバイアスとなっています。
顔つきもトップラインがストレートでフックフェースに見え、ボールのつかまりの良さを感じながら構えることができます。
EPIC MAX STARドライバーのスペック
- ロフト角:10.5°、12.0°
- ライ角:59.5°
- ヘッド体積:460cc
- 長さ:46インチ
- バランス:D1
- クラブ重量:253g
EPIC MAX STARドライバーのシャフト
公式サイトに掲載されているシャフトは、UST MAMIYA ATTAS SPEED SERIES T1100 30 GRAPHITEの1種類のみです。
硬さ | 重量クラス | トルク | 調子 |
---|---|---|---|
LIGHT (A) | 30 | 高い | 先 |
REGULAR | 30 | 高い | 先 |
STIFF | 30 | 高い | 先 |
シャフトは重量クラブが30ということで、公式サイトでの説明では36gとなっています。
EPIC MAX FASTの標準シャフトがRで42gですので、シャフトもかなり軽量化に貢献しています。
EPIC MAX STARドライバーの発売価格
冒頭でも触れました通り、EPIC MAX STARドライバーは日本での発売がないため、USモデルとなります。発売価格は、公式サイトでは699.99ドルです。
EPIC MAXドライバーが529.99ドルですので、170ドル(≒2万円)高いです。
日本でもシニア向けモデルはデザインの華やかさもあってやや高額で、USモデルも同様のようです。
なお、ネットでの出品価格は、USモデルの取り扱いでお馴染みのフェアウェイゴルフUSAで77,699円、楽天で84,700円となっています(Amazonでは出品無し)。
フェアウェイゴルフUSAは、メーカから直接仕入れの正規品商品のみの取扱いを謳われていて、シャフトの選択も豊富のため、USモデルを購入する場合はとてもオススメです。