プロギアから発売のegg spoon BLACK(2022)について、最新情報を取り上げます。
目次
egg spoon BLACK 2022の特徴
8年振りにリニューアルのegg spoon
▼2013年に発売のegg spoon
出典:prgr-golf.com
こちらは2013年に発売されているegg spoonです。クラウンが無い独特な形状で、深低重心の究極的な形とも言えます。
今回発売のegg spoon BLACKは、実に8年振りのリニューアルとなります。
この後でテクノロジーとと合わせて詳しく解説しますが、弾道の特徴としては、高初速・高打ち出し・低スピンで、飛距離性能を高めたスプーンです。
クラウンが無い!
今回の2021年モデルでも、やはりクラウンが無い形状が継承されています。逆に言えばこうでなければegg spoonとは呼べないでしょう。
シャローバックでクラウンがごっそりありませんので、当然ながら深低重心を強烈に狙ったヘッド形状です。
68.5gのウェイトを搭載
形状に目を奪われがちですが、注目したい点としてソールの浅めに搭載されたウェイトが挙げられます。
ヘッド形状からは、後方に重量を配分しそうな印象を受けますが、前めに68.5gのタングステンが搭載されています。
モデル | 重心高 | 重心深度 | 重心距離 |
---|---|---|---|
egg spoon BLACK | 20.5 | 34 | 36.5 |
初代egg spoon | 20.6 | 32.9 | 36 |
RSフェアウェイ 2020 | 21.5 | 26 | 34.5 |
ヘッドの最下部にウェイトがありますので、低重心になっていて、縦のギア効果により低スピンの弾道となります。また、ダイナミックロフトが大きくなりやすいため、高打ち出しの効果があります。
アドレスした時にフェースが視認しやすい
トップラインとフェース面で色合いが異なっていますので、カラーリングが工夫されていることで、フェース面を認識しやすくなっています。
クラウンがごっそりないことで、色々な物が無いように錯覚しそうですが、サウンドリブも搭載されていて、快音設計になっています。
egg spoon BLACK 2022の試打・評価
egg spoon BLACKを試打、新作と旧作も比較
動画後半では2013年の初代モデルも実際に打っていて、打音の違いがよく分かります。
- ソール面はシンプル。ソールしてもフェースは左に向かず、真っ直ぐ。
- トゥ寄りは逃がしてあって、ひっかかりずらそうな構えやすさになっている。
- 外観は前作とあまり変わっていないように見える。
- 打感は新しい方が完全に良い。
- 打ちやすくて、曲がらなさそう。
egg spoon BLACK 2022のスペック
クラブスペック
番手 | 3W | |
ロフト角 | 13.5 | 15 |
ヘッド体積 | 161 | 163 |
フェースアングル | -3.5 | |
ライ角 | 58 | |
長さ | 43 |
前作の初代スプーンは、ロフト角が15°と16.5°でしたが、2021年モデルのegg spoon BLACKは、13.5°と15°の二種類です。
初代が3番・4番といったロフト角なのに対して、今回は2番・3番といったロフト角になっています。
また、前作の初代は5番、7番がありましたが、今作の2021年モデルでは3番のみとなっています。
シャフトスペック
標準シャフトはDiamana for PRGRで、S、SR、Rの3スペックあります。
フレックス | S (M-43) | SR (M-40) | R (M-37) |
クラブ重量 | 320 | 312 | 310 |
シャフト重量 | 56 | 48 | 46 |
バランス | D-2 | D-1 | D-0.5 |
トルク | 3.8 | 5.4 | 5.5 |
調子 | 中元 | 中元 | 中元 |
egg spoon BLACK 2022の発売日・発売価格
egg spoon BLACK 2022の発売日は、2021年10月15日です。発売価格は、63,800円です。