「最もスライスしない軽量ドライバはどれか?」
自身がスライサーでもあるゴルフユーチューバーのPika golfさんにて、海外ブランドの軽量ドライバー3本で実際に検証されています。
飛ぶフェアウェイウッドは皆さんの関心も強いところだと思いますので、動画の中で紹介された6種のモデルについて、ランキング順に紹介します。
- 動画の中では、3種類のドライバーをじっくり試打されています。
- お時間がある方は動画をご覧頂き、3種類のドライバーとスライスしない順位を手っ取り早くお知りになりたい方は、本記事にまとめてありますので、下にスクロールしてご覧ください。
目次
第1位 テーラーメイド Mグローレドライバー
試打・評価
今回、試打されている3本のドライバーの中で、唯一、ドローバイアス設計がはっきりと謳われているモデルです。
ツイストフェースが搭載されていて、打ち損じにも強さを発揮してくれ、軽量でありながら強い球が出るそうです。
後継モデルで、SIMグローレがありますが、Mグローレの評価が高いためか、2年前のモデルでありながら中古店ではMグローレの方が高いことがあるそうです。
たしかに、SIMグローレは、筆者が見てきた限りで言うと、ドローバイアス効果が有るという方・無いという方がはっきりと分かれますが、Mグローレの方は万人受けしている印象があります。
スペック
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- ロフト角:9.5°、10.5°、11.5°
- ライ角:59°
- ヘッド体積:460cc
- 長さ:46インチ
- 標準シャフト:Speeder EVOLUTION TM
- フレックス:S、SR、R
- クラブ重量:273g(R)
- バランス:D4
第2位 タイトリスト TS1ドライバー
試打・評価
タイトリストのTS1ドライバーは、長らく続いた従来の「9**」シリーズからコンセプトを新たにして、スピードに拘った「TS」シリーズのモデルです。
「TS」シリーズは、TS1~4までのドライバーがあり、TS1ドライバーは275gという従来のタイトリストでは考えられないほどの軽量ドライバーです。
スピン量が多いため、揚力が得られて「下からぐわっと伸びるような気持ちいい弾道」が出ると述べられていて、実際に球の伸びが良く、強い弾道に見えます。
ロフト角の選び方にもよりますが、吹け上がりやすいという方の場合、飛距離ロスが出てしまうかもしれません。
バックスピンが多いことは悪のように語られがちですが、ヘッドスピードが遅い方、ミート率が低い方の場合、弾道に力がなくおじぎしやすいのであれば、スピンを増やして浮遊時間を高めた方が飛距離アップにつながるケースもあります。
そして、スライスについては、Pika golfさんの見解としては、縦スピンが多いことでスライスしづらいと感じているそうです。
キャロウェイのビッグバーサドライバーのように、低スピンにして横回転も減らして「スライスとあばよ」する考え方もありますので、どちらが良いかは個人差がありそうです。
スペック
- ロフト角:9.5°、10.5°、12.5°
- ライ角:58.5°
- ヘッド体積:460cc
- 長さ:45.75インチ
第3位 タイトリスト TSi1ドライバー
試打・評価
TSi1ドライバーは、TSiシリーズの中の4機種のドライバーの中で軽量のモデルとなります。そして、先ほどのTS1ドライバーの後継モデルでもあります。
更なる軽量化が図られていて、飛距離性能・寛容性もアップしていると言われていますが、Pika golfさんの評価としては、スライスの出にくさとしてはTS1ドライバーの方が上だそうです。
理由としては、TS1ドライバーで語られていたことと関係しまして、TSi1ドライバーではスピン量が抑えられることから、縦スピン抑えられてしまうため、逆にスライスの傾向が出やすくなってしまうと感じられています。
スペック
- ロフト角:9°、10°、12°
- ライ角:59°
- クラブ重量:271g(SR)
- クラブ長さ:45.75“
- ヘッドサイズ:460cc