ヨネックスから発売のEZONE GTシリーズ(2022)のドライバー2種、425・450について、モデルの種類、スペックなど、最新情報をまとめました。
ROGUE STシリーズの発売モデルは2機種
EZONE GTシリーズは、2018年に初代モデルが発売されていて、2020年は2代目、そして、今回の2022年は3代目となります。
従来通り、2種類のヘッドサイズがあり、直進性を重視したタイプ、操作性を重視したタイプに分かれています。
- EZONE GT450
ヘッドサイズ450cc。高弾道で直進性を重視したドライバー。 - EZONE GT425
ヘッドサイズ425cc。中弾道で操作性を重視したドライバー。
EZONE GTシリーズのドライバーの共通の特徴・テクノロジー
新ヘッド構造のサイドウォールを採用
新たなヘッド構造として、サイドウォールと呼ばれる壁を成す構造が採用されています。
インパクトの際に、ヘッドのブレを抑えてくれるため、当り負けせずにホールを強くはじき返してくれます。
インコアグルーブによりフェースの復元を均一化
前作にも搭載されていたインコアグルーブと呼ばれるヘッド内部の溝構造は、フェースインコアグルーブの形状が楕円になっています。
これにより、フェースセンターの撓みの復元効果がフェース全周に均一化され、オフセンターヒットでも大きな撓みが生み出されます。
ボディに微結晶性ポリアミドを採用
ソールのトゥ側には、微結晶性ポリアミドが採用されています。この素材はカーボンシートよりも軽量で、しかも軟質耐衝撃性にも優れていますので、より最適な重量配分が実現されています。
また、心地よい打球音・フィーリングも生み出されています。
EZONE GT 425・450ドライバーの違いを比較
スペックの違いを比較
モデル | 425 | 450 |
---|---|---|
ロフト角 | 9、10.5° | 9、10.5° |
ヘッド体積 | 425cc | 450cc |
ライ角 | 56.5° | 58.5° |
長さ | 45.75″ | 45.75″ |
クラブ重量(S) | 298g | 298g |
ヘッド体積はモデル名の通り、425ccと450ccで、25ccの違いがあります。
近年の同シリーズのドライバーとしては、ヘッド体積に大きく違いを持たせてあります。
そして、それに合わせるようにライ角も2°のギャップがあります。425の方は56.5°でフラット気味、450ccの方は58.5°でアップライト気味になっています。
一般的にアップライトにすることで、同じロフトスペックでもフェースは立ち・閉じる方向となり、つかまりが良くなります。
ヘッド形状の違いを比較
左の425の方が後方が長いシャローになっています。トップラインは、左の425の方がトゥ側逃げていて、思い切り叩いても左に行き過ぎないイメージを持てます。
球をつかまえきれない方は、425よりも450の方がオススメです。
こちらは横から見たヘッドを比べた映像です。
左の425の方は、全体的にふっくらとしていてヘッドに厚みがあり、ハイバックに近い形状となっています。
一方、右の450の方は、ヘッド後方にいくにつれてクラウンがなだらかに下がっていて、深重心・低重心の設計になっていることが分かります。
425の方は重心が浅く、低スピンで低く強い弾道が出やすい形状、450の方は深重心で直進性と寛容性に優れ、球が上がりやすい形状になっています。
EZONE GT 425ドライバーの特徴
特徴
EZONE GT 425ドライバーは、ヘッド体積は425ccで、近年のドライバーとしてはかなり小ぶりに絞られています。
2年前の前作モデルでは435ccでしたので、さらに10cc絞られています。
ヘッド形状はディープで重心が浅く、低スピン・中弾道で、強いライナー性の弾道が出やすいタイプとなります。
重心距離が短く、操作性にも優れています。
適合ゴルファーは、ヘッドスピードが速いハードヒッター、自分で球をつかまえて上げられるゴルファーです。
わっていますので、カバーしているスペックが幅広いのも特徴です。
スペック
- ロフト角:9.0°、10.5°
- ライ角:56.5°
- ヘッド体積:425cc
- 長さ:45.75インチ
シャフト
シャフト名:RK-03GT(先中調子)
フレックス | シャフト質量(g) | トルク(°) | クラブ質量(g) | バランス |
---|---|---|---|---|
R | 45 | 4.9 | 286 | D1 |
SR | 52 | 3.7 | 293 | D1.5 |
S | 57 | 3 | 298 | D2.0 |
EZONE GT 450ドライバーの特徴
特徴
EZONE GT 450ドライバーは、ヘッド体積は450ccで、425との対比では大きな方のヘッドとなりますが、一般的な大型ヘッドのドライバーは460ccありますので、10cc小ぶりなヘッドです。
2年前の前作モデルでは455ccでしたので、5cc絞られています。
425と比べると、ヘッド形状は後方が下がったシャローで、重心が深く・低く、慣性モーメントを高めた設計になっています。
重心が低いことで球が上がりやすく、寛容性と直進性に優れた弾道で飛ばせます。
適合ゴルファーは、操作性よりもオートマチックな直進性、ミスに対する許容性を求めるゴルファーで、上を目指すアベレージゴルファー、セミアスリート、逃がしながら打ちたい上級者などです。
スペック
- ロフト角:9.0°、10.5°
- ライ角:58.5°
- ヘッド体積:450cc
- 長さ:45.75インチ
シャフト
シャフト名:RK-03GT(先中調子)
フレックス | シャフト質量(g) | トルク(°) | クラブ質量(g) | バランス |
---|---|---|---|---|
R | 45 | 4.9 | 286 | D1 |
SR | 52 | 3.7 | 293 | D1.5 |
S | 57 | 3 | 298 | D2.0 |
EZONE GT 425・450ドライバーの発売日・発売価格
EZONE GT 425・450ドライバーの発売日は、2022年3月11日です。発売価格は82,500円です。