テーラーメイドから発売のステルスPLUSドライバーについて、日本モデルとUSモデルの違いについて取り上げます。
目次
テーラーメイド ステルスPLUSドライバーについて
テーラーメイドの2022年モデルは、これまでのSIMシリーズではなく、新たなシリーズ「ステルス」となっています。
ステルスシリーズのドライバーは従来通り3機種あり、本記事で取り上げているステルスPLUSドライバーは、最もハードなアスリートゴルファー向けのモデルです。
前作に当たるSIM2シリーズとの関係で言えば、SIM2ドライバーの後継的な位置づけのモデルとなります。
ステルスPLUSドライバーのUSモデルと日本モデルの違い
ステルスシリーズのゴルフクラブは、USモデルと日本モデルでラインナップが同じです。
ただ、幾つかの点でUSモデルと日本モデルの間で違いがありますので、この点について取り上げます。
搭載されているテクノロジーは同じ
ステルスPLUSドライバーの特徴を左右する搭載テクノロジーについては、USモデルと日本モデルで差異はありません。
さすがに同じ名前ですから、テクノロジーも同じです。
- カーボンフェース
- スライディングウェイト(ウェイト角調整)
- 可変スリーブ(ロフト角調整)
- イナーシャジェネレータ
- 貫通型スピードポケット
- ツイストフェース
ロフト角の種類が異なる
ロフト角 | USモデル | 日本モデル |
---|---|---|
8.0 | ○ | - |
9.0 | ○ | ○ |
10.5 | ○ | ○ |
日本モデルでは、9.0°と10.5°の2種類のみですが、USモデルでは、右様に限り、8.0°があります。
極端にロフトが立ったモデルとなりますので、低く強い球を打ちたい方、ハードヒッターに需要のあるスペックです。
ミケルソンが史上初の50代でのメジャー優勝を成し遂げた際には、ロフト角5.25°という絶壁ロフトを使っていまして、ロフトが立ったモデルは一定の需要があるようです。
なお、ウェイト重量については、USモデルと日本モデルで異なることが多々ありますが、ステルスPLUSドライバーでは10gで差異がありません。
シャフトは全く異なる
USモデルと日本モデルでは、シャフトが全く異なります。
PINGやDunlopではシャフトまで同じようですが、基本的に多くのメーカーで、シャフトは異なっています。
USモデルの標準シャフト
シャフト | 硬さ | 重量 | トルク | 打ち出し | スピン |
---|---|---|---|---|---|
HZRDUS SMOKE RDX RED |
X | 60g | 3.5 | 中 | 中 |
〃 | S | 60g | 3.5 | 中 | 中 |
〃 | R | 60g | 4.5 | 中 | 中 |
KAI’LI WHITE 60 | X | 69g | 4.1 | 低 | 少 |
〃 | S | 68g | 4.1 | 低 | 少 |
TOUR AD IZ 6 | X | 65g | 3.2 | 高 | 少 |
〃 | S | 63g | 3.2 | 高 | 少 |
DIAMANA ZF 60 | X | 67g | 3.8 | 中 | 少 |
〃 | S | 64.5g | 3.8 | 中 | 少 |
日本モデルの標準シャフト
シャフト | 硬さ | クラブ重量 | シャフト重量 | トルク | バランス |
---|---|---|---|---|---|
TENSEI SILVER TM50 (’22) |
S | 約312g | 約60g | 3.9 | D3.5 |
〃 | SR | 約310g | 約57g | 4.3 | D3 |
〃 | R | 約308g | 約55g | 4.7 | D3 |
Tour AD UB-6 | S | 約316g | 65g | 3.2 | D3.5 |
SPEEDER NX 60 | S | 約315g | 63.5g | 3.7 | D3 |
Diamana PD 60 | S | 約315g | 64.5g | 3.3 | D3.5 |
価格はUSモデルの方がかなり安い
ステルスPLUSドライバーの日本モデルは、SELECT FIT STORE限定での取り扱いとなっていて、発売価格は90,200円~です。
USモデルの発売価格は、公式サイトでは599.99ドルとなっていますので、当記事執筆時点での為替(1ドル≒119円)で換算すると約71,400円です。
当サイトでも度々紹介しているUSモデルを専門に取り扱っているフェアウェイゴルフUSAさんの出品価格は、70,199円~となっています。
シャフトによって価格は変わりますが、最安の組み合わせで出品価格を比較すると、USモデルの方が2万円ほど安く購入できます。
ぴったりなシャフトやスペックがあれば、かなり予算を抑えて購入することができます。
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