60代前後のシニアアスリート向けで、おすすめのアイアンの2022年モデルについてランキング形式で紹介します。
「シニアアスリート」、「60代」ということで、培った技量で球を「操作」しやすいモデル、「飛距離」を補ってくれるモデルなど、特有のニーズにあったアイアンを取り上げました。
対象となるアイアンは、各メーカーで現行モデルとしてホームページやカタログに掲載しているものとなります。そのため、発売が2022年より前のものも含まれることがあります。
第1位 テーラーメイド P790アイアン 2021
特徴
テーラーメイドのアスリート向けアイアンのPシリーズ。
その中で、アスリート向けアイアンとしては同社で最も飛距離性能が高いアイアンです。
Pシリーズの中で、唯一、P790のみが3回のリニューアルを重ねていて、評価の高さが伺えます。
ブレード長がしっかりあり、タングステンが搭載され、寛容性の高さが特徴で、中級者をコアターゲットとして非常に人気のあるアイアンです。
スペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | オフセット | 長さ | MODUS3 TOUR105 |
950neo |
---|---|---|---|---|---|---|
3 | 19° | 60.5° | 3.5mm | 39.00″ | D2 | D1 |
4 | 21° | 61° | 3.4mm | 38.50″ | D2 | D1 |
5 | 23.5° | 61.5° | 3.1mm | 38.00″ | D2 | D1 |
6 | 26.5° | 62° | 2.9mm | 37.50″ | D2 | D1 |
7 | 30.5° | 62.5° | 2.7mm | 37.00″ | D2 | D1 |
8 | 35° | 63° | 2.4mm | 36.50″ | D2 | D1 |
9 | 40° | 63.5° | 2.1mm | 36.00″ | D2 | D1 |
PW | 45° | 64° | 1.8mm | 35.75″ | D3 | D2 |
ここがポイント!
- タングステンが搭載され、ミスに強い
- ヘッド内部にスピードフォームが充填され、打感が良い


第2位 TW757 Vxアイアン
特徴
アスリートゴルファーに人気のアイアンが、4年振りにリニューアルされたのがTW757シリーズです。
アイアンは中・上級者向けで3機種リリースされていて、TW757 Vxアイアンは、真ん中に位置するモデルです。
7番のロフト角は30°で、アスリート向けとしてはかなり飛距離性能を持たせてありますが、ネックはストレートで意図した方向に打ち出せます。
球を操りつつ、飛距離をクラブに頼りたい方にオススメのアイアンです。
スペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | オフセット | 長さ |
---|---|---|---|---|
4 | 21.0° | 60° | 3mm | 38.625″ |
5 | 24.0° | 60.5° | 3mm | 38.125″ |
6 | 27.0° | 61° | 2.5mm | 37.625″ |
7 | 30.0° | 61.5° | 2.5mm | 37.125″ |
8 | 34.0° | 62° | 2.5mm | 36.625″ |
9 | 38.0° | 62.5° | 2mm | 36.125″ |
P | 43.0° | 63° | 2mm | 35.625″ |
A | 49.0° | 63° | 2mm | 35.625″ |
ここがポイント!
- 7番のロフト角が30°で飛距離性能が高い
- ストレートネックで球の操作感が備わっている


第3位 キャロウェイ X-FORGED STARアイアン
特徴
X-FORGEDシリーズから発売されている飛距離性能を持たせたモデルです。
軟鉄鍛造の打感の良さがありつつ、7番のロフト角が29°で、前に強く飛ばしたいゴルファーに適しています。
ロフトは立っていながらも、ネックはキレイなストレートで、意図した方向に球を打ち出せるアイアンです。
スペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | 長さ |
---|---|---|---|
4 | 20 | 60.5 | 38.5 |
5 | 23 | 61 | 38 |
6 | 26 | 61.5 | 37.5 |
7 | 29 | 62 | 37 |
8 | 33 | 62.5 | 36.5 |
9 | 38 | 63 | 36 |
PW | 43 | 63.25 | 35.75 |
ここがポイント!
- セミストロングロフトで、アスリート向けでは際立った飛距離性能
- 軟鉄鍛造の打感の良さと操作性
第4位 PING i525アイアン
特徴
PINGのアスリート向けアイアンのiシリーズのモデルです。
飛距離性能の高さで人気のi500アイアンの後継モデルで、ヘッド内部のスリット構造の進化により、球が上がりやすくなっています。
ロング・ミドル・ショートで、徐々にオフセットを抑えていて、長い距離は強い球、短い距離はコントロールショットをしやすくなっています。
スペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | バウンス角 | 長さ |
---|---|---|---|---|
3I | 17 | 60 | 4 | 39.5 |
4I | 19.5 | 60.5 | 5 | 38.88 |
5I | 22.5 | 61 | 6 | 38.25 |
6I | 25.5 | 61.5 | 7 | 37.63 |
7I | 29 | 62 | 8 | 37 |
8I | 33.5 | 62.8 | 9 | 36.5 |
9I | 38.5 | 63.5 | 10 | 36 |
PW | 44 | 64.1 | 12 | 35.5 |
UW | 49 | 64.1 | 12 | 35.5 |
ここがポイント!
- マッスルバックのような中空アイアン
- 前作より球が上がりやすい


第5位 ゼクシオ Xアイアン 2022
特徴
ゼクシオのレギュラーモデルとは別に、40代・50代の飛ばしたいゴルファー向けに発売されているゼクシオXシリーズ。
スリクソンで培われたV字ソールが採用されていて、さまざまなショットに対応しやすく、抜けの良さも備わっています。
スペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | バンス角 | FP | 長さ |
---|---|---|---|---|---|
4 | 21 | 60.5 | 7 | 2.2 | 38.5 |
5 | 23 | 61 | 7 | 2.4 | 38.0 |
6 | 26 | 61.5 | 8 | 2.7 | 37.5 |
7 | 29 | 62 | 8 | 3 | 37.0 |
8 | 33 | 62.5 | 9 | 3.4 | 36.5 |
9 | 38 | 63 | 9 | 3.6 | 36.0 |
PW | 43 | 63.5 | 10 | 4.1 | 35.5 |
AW | 49 | 63.5 | 11 | 4.3 | 35.5 |
SW | 56 | 63.5 | 12 | 4.8 | 35.5 |
ここがポイント!
- ややグースネックで、つかまえた強い球が出やすい
- 抜けの良いソール形状を採用


まとめ
60代前後のシニアアスリート向けのアイアンについて、2022年モデルを対象として、オススメのアイアンをランキング形式で紹介しました。
飛距離性能を持たせつつ、コントロール性能がしっかりあるモデル、飛距離を優先したスペックのモデルなど、シニアアスリートのニーズに合わせたモデルを厳選しました。
飛距離、操作性、つかまり、打感など、優先順位をつけていくと、最適なモデルを選びやすくなります。