ゼクシオ12フェアウェイウッドについて、製品の特徴、試打した感想・評価を取り上げます。
ゼクシオ12 フェアウェイウッド
ゼクシオ12フェアウェイウッドは、ゼクシオのレギュラーシリーズの12代目となるモデルです。
テクノロジー面では、ウェイトプラスやライトウェイトクラウンなど、これまでのものが搭載されつつ、新たにアクティブ・ウィングが採用されています。
クラウンのトゥ側に膨らみがある独特な形状は、空力を制御するために設けられています。
ゼクシオの空力が他メーカーと大きく異なるのは、空気抵抗を少なくしてスピードアップするのではなく、逆に空気抵抗を利用して、ヘッドの安定性・つかまりをサポートしている点です。
スイングの安定性を高めて、右へのミスを減らしたい方に適しています。
なお、ゼクシオ12フェアウェイと、同時にリリースされているゼクシオX(エックス)フェアウェイ2022の違いについては、別記事に詳しくまとめてありますので、リンクを載せておきます。
≫ゼクシオ12とゼクシオX 2022のフェアウェイウッドを比較・打ち比べ【違いは、飛距離と打ち出し角】
ゼクシオ12 フェアウェイウッドの試打・評価
ゼクシオ12 フェアウェイウッドをプロがトラックマンで試打・評価
試打クラブは、3番15°でMP1200のSR、4番16.5°でMP1200のS、7番20°でMP1200のSです。
- ドライバーと比べると、左に向いている。置いた時にフェースが閉じる。
- 打音は、ドライバーと比べておとなしめ。
- 従来のゼクシオは球が浮いてくれたが、ゼクシオ12は球が強い。前に行く。スピンも少ない。
- 3番は難しい。使えるのは、自分で球を浮かせられる人。4番がおすすめ。
ゼクシオ12とゼクシオXのフェアウェイウッドを打ち比べ・試打
試打クラブは、5番18°・MP1200のRです。
- スライスっぽく打っても、スライスが出ない。
- つかまりは間違いない。
- 5番は球が上がる。
ゼクシオ12 フェアウェイウッドのスペック
番手 | 3 | 4 | 5 | 7 | 9 |
---|---|---|---|---|---|
ロフト角 | 15 | 16.5 | 18 | 20 | 23 |
ライ角 | 58 | 58.5 | 59 | 59.5 | 60 |
ヘッド体積 | 185 | 174 | 162 | 147 | 136 |
ヘッド重量 | 207 | 212 | 217 | 221 | 226 |
長さ | 43.25 | 42.75 | 42.25 | 41.75 | 41.25 |
クラブ重量 | 281 | 285 | 290 | 294 | 298 |
ゼクシオ12 フェアウェイウッドのシャフト
ゼクシオ12 フェアウェイウッドの標準シャフトは、MP1200カーボンです。ネイビーとレッドのカラー違いがありますが、スペックは同じです。
フレックス | 重量 | トルク | 調子 |
---|---|---|---|
S | 41g | 5.7 | 中 |
SR | 39g | 5.7 | 中 |
R | 37g | 5.8 | 中 |
R2 | 37g | 5.8 | 中 |
ゼクシオ12 フェアウェイウッドの発売日・発売価格
ゼクシオ12フェアウェイウッドの発売日は、2021年12月11日です。発売価格は、58,300円(税抜き53,000円)です。