コブラから2022年モデルとして、KING LTDxシリーズのドライバー3種が発売されています。
市場では、前年のRADSPEEDよりも、やさしくなっているとの評価が聞こえてきていて、アベレージゴルファーからも徐々にコブラの注目度が高まっています。
もともと中・上級者には評価が高いコブラのドライバーですが、今回のLTDxシリーズのドライバー3種を、ヘッドスピード40m/s未満の女子プロゴルファーが試打した動画がyoutubeにアップされています。
なかなか興味深い内容となっていますので、詳しく取り上げてみます。
KING LTDxシリーズのドライバー3種を、ヘッドスピード40m/s未満の女子プロゴルファーが試打した動画
こちらがKING LTDxシリーズのドライバー3種を、ヘッドスピード40m/s未満の試打者として、西川みさとプロが試打している動画です。
<試打クラブ>
- KING LTDx MAXドライバー:ドローモデル
- KING LTDxドライバー:スタンダードモデル
- KING LTDx LSドライバー:低スピンモデル
比較試打の結果については、以下にまとめましたが、お時間がある方は、動画をゆっくりご覧頂ければと思います。
KING LTDx MAXドライバーの試打の感想
最初に試打したのは、ドローモデルのKING LTDx MAXドライバーです。
右に抜けることもなく、高さも程よく出て、センターに直進性の高い良い弾道が出ています。
試打 | HS | スピン量 | キャリー | 飛距離 |
---|---|---|---|---|
1 | 36.2 | 2411 | 178.4 | 206.5 |
2 | 36.4 | 2351 | 180.5 | 209.4 |
3 | 36.5 | 2522 | 179.4 | 206.3 |
平均 | 36.4 | 2428 | 179.4 | 207.4 |
ヘッドスピードは平均が36.4m/sで試打されていて、飛距離は200ヤードを超えています。
スピン量は2428rpmで、ヘッドスピードに対してはやや少なめで、もう少し欲しい感じはありますが、ランが30ヤードぐらい出ています。
低スピンの弾道が出ますので、打ち出しの高さをロフト選択・調整機能で合わせると、飛距離が出しやすいヘッド性能があります。
KING LTDx MAXドライバーに対する評価
最初に試打されているKING LTDx MAXドライバーについて、西川みさとプロは高評価されています。
- やさしいけどスピン量はやや少なめで、バランスが良く打ちやすかった。
- 弾き感も打感も調度良い。
- スタンダードモデルと比べると、MAXの方がやさしい。
- オリジナルシャフトのままで、女性でも振れる。
MAX以外は、右に出やすい
MAXの次に、スタンダードモデルのLTDx、低スピンタイプのLTDx LSを試打されています。
どちらも最初の試打で右に出てしまっているので、普通に打つと、やはりつかまりは良くないようです。
2回目からはつかまえてセンターに真っ直ぐ飛ばしているのは、さすが女子プロゴルファーといったところですが、一般のアマチュアゴルファーの方で、右への不安がある方は、MAXを選択するのが賢明です。

LTDxとRADSPEEDの比較
西川みさとプロは、前作のRADSPEEDも試打されていて、LTDxとの比較もされています。
- RADSPEEDより、LTDxはオーソドックスより。
- 振りやすくなっている。
- デザイン的に、コブラの派手さは無くなった。
- LTDxはやさしくなっていて、3機種あるので、誰でも使える。
- 左に行きづらいLS、つかまりやすいMAX。

