テーラーメイドから発売のスパイダーGT ブラックTM1・TM2パターについて、最新情報を取り上げます。
目次
スパイダーGT ブラックのトラスタイプパターは2種類
テーラーメイドの人気パターであるスパイダー。そして、女子ツアーで人気のネック構造が特徴的なトラスパター。
この二つが融合したモデル、スパイダーGT ブラックが誕生しました。
- スパイダーGT ブラック TM1 ヒールトラスパター
- スパイダーGT ブラック TM2 センタートラスパター
ネックのトラス構造の設置場所がヒール寄りのものがTM1、センターのものがTM2です。
スパイダーGT ブラック TM1・TM2の違いを比較
ネック位置
左のTM1ヒールトラスは、ホーゼルがヒール寄りにあります。
一方、右のTM2トラスセンターは、ホーゼルがセンター寄りにあります。
この違いは、構えた時の印象・好みも勿論ありますが、重心位置の違いを生み出します。
TM1トラスヒールの方は、トゥヒールバランス(12°)で、ヘッドの開閉のしやすさが備わっています。
一方、TM2トラスセンターの方は、フェースバランス(0°)で、ヘッドの開閉をせずに真っすぐ引いてそのままストロークしたい方に適しています。
アライメント
こちらは上から見た映像で、構えた時の見え方となります。
トラス構造が採用されていますので、ネック部分が単なる棒ではなく、三角形の構造体となっていますので、一般的なパターと比べるとどっしり感があります。
特に、センタートラスの方は、センターから左右にトラス構造の設置エリアが確保されていますが、ブラックメッキのため、上手くヘッドと馴染んでいます。
興味深いのは、打感の違いです。この後の試打動画でも取り上げますが、センターシャフトの方は、しっかりした打感が特徴的です。
スペックを比較
モデル | TM1ヒールトラス | TM2センタートラス |
---|---|---|
ロフト角 | 3.0° | 3.0° |
ライ角 | 70° | 70° |
長さ | 33、34″ | 33、34″ |
ネックタイプ | トラスヒール | トラスセンター |
バランス | トゥヒールバランス | フェースバランス |
トラス構造のヒール・センターの違いとなりますので、ロフト角・ライ角・長さと言った主要なスペックは同じです。
スパイダーGT ブラック TM1・TM2の試打
スパイダー GT TM1・TM2 パターをHS40未満の女子プロゴルファーが試打・評価
女子プロゴルファーの西川みさとプロにて、スパイダーGTのTM1・TM2の両方のパターを試打されている動画です。
好みはセンターシャフトモデルのTM2とのことですが、トラス構造があることで、視覚的な情報量が多く、視点の置き場を迷ってしまうそうです。
この辺りが気にならない方であれば、トラス構造の安定感が搭載されたスパイダーGTは魅力的なモデルだと思います。
クラブフィッターがスパイダーGT ブラック TM1・TM2を試打・解説
クラブフィッターの小倉氏にて、スパイダーGT ブラック TM1・TM2パターについて、実物を手にしながら詳しく解説されています。
スパイダーGT ブラック TM1 ヒールトラスパターのスペック
ロフト角 | 3.0° |
---|---|
ライ角 | 70° |
長さ | 33、34″ |
ネックタイプ | トラスヒール |
バランス | トゥヒールバランス |
スパイダーGT ブラック TM2 センタートラスパターのスペック
ロフト角 | 3.0° |
---|---|
ライ角 | 70° |
長さ | 33、34″ |
ネックタイプ | トラスセンター |
バランス | フェースバランス |
スパイダーGT ブラック TM1・TM2パターの発売日・発売価格
スパイダーGT ブラック TM1・TM2パターの発売日は、2022年7月15日です。発売価格は48,400円です。