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ChipR(チッパー)の試打・評価・感想

この記事は約4分で読めます。

PINGから発売のChipR(チッパー)について、最新情報を取り上げます。

ChipR(チッパー)の特徴

PINGから発売の特殊なクラブ、ChipR(チッパー)が発売されました。位置付け・用途が特殊なことで、注目されています。

そもそもチッパーとはどんなクラブか?

ChipR(チッパー)とは、モデル名でもありますが、クラブの分類・種類を表す言葉でもあります。

チッパーとは、ウェッジとパターの中間に属するクラブです。一般的にウェッジは球を浮かせてスピンを掛けてグリーンを狙いますが、チッパーは転がしてグリーンやピンを狙います。その意味から、ランニング・ウェッジと呼ばれることもあります。

形状としては、ユーティリティにウッド型・アイアン型があるように、ウェッジライクなものとパターライクなものがあります。

ChipR(チッパー)はウェッジライクなチッパー

PINGのChipR(チッパー)は、トゥ側が高く、正面・背面・アドレスした時の上面からみても、アイアンのような形状をしています。

特にアドレスしたときにトップラインがトゥ高の斜めになっていまして、ウェッジライクなチッパーとなります。

ウェッジライクだが、パターの様に構える

ChipR(チッパー)の特徴を把握する上で、テクノロジーよりもスペックを知ることがとても重要です。

ロフト角は38.5°でi525アイアンの9番アイアンと同じため、このクラブ、そして、ANSERパターと比較してみましょう。

クラブ ChipR i525 9番 ANSERパター
ロフト角 38.5° 38.5°
ライ角 70° 63.5° 70°
長さ 34″ 36″ 34″

i525 9番と比べると、ライ角が大きく違います。

今度はANSERパターと比べてみると、ライ角と長さが全く同じです。

この2点に大きな特徴が表れています。ライ角と長さがパターと同じということで、これは、パターと同じように構えて使ってもらおうという意図が込められています。

そして、ロフト角が9番と同じく設けられているのは、少し球を浮かせる意図が込められています。

▼メーカー公式サイトでのChipR(チッパー)の説明

アプローチの場面で、ザックリやトップ、オーバー、
ショートのミスでスコアがまとまらない…。

そんなゴルファーのために開発された「ChipR」はランニングでピンに寄せることに特化した、シャープなボディの救世主。

*引用:clubping.jp

パターとの違いとしては、ロフト角以外にバウンス角が8°設けられている点が挙げられます。

使用される場面が、グリーンのように整ったところではないため、バウンスが設けられることで、振り抜けの良さも持たせてあります。

ChipR(チッパー)の公式動画

ChipR(チッパー)の試打・評価

ChipR(チッパー)の歴史・使い方・購入時のオーダーの注意点を詳しく解説

こちらは試打動画ではありませんが、日本チッパー協会を立ち上げているマーク金井氏による解説動画です。

チッパーの特徴から、グリップ・ライ角のオーダー時の注意点について解説されていて、購入を検討されている方は必見の内容です。

ChipR(チッパー)をプロが試打・評価・使い方を解説

  • 上から見た感じG425アイアン、G410アイアンに似ている。形状的にはアイアン。
  • 持った感じ、ヘッドがすごく重い。バランスはパターの世界。
  • ウェッジといより、パターのように使うのが良いが、ラフなどではウェッジっぽく操作しても使える。
  • ライ角が70°あってアップライトなので、ボールに近く構えられる。

ChipR(チッパー)のスペック

クラブスペック

ロフト角 38.5°
ライ角 70°
バウンス角
長さ 34″

シャフト

公式サイトで紹介されているシャフトは1種類です。

シャフト名 材質 重量 トルク 調子
PING Z-Z115 スチール 111 1.2 中元

ChipR(チッパー)の発売日・発売価格

GLIDE 4.0ウェッジの発売日は、2022年7月14日です。発売価格は30,800円です。

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