スリクソンのZ-FORGED Ⅱアイアンの存在が確認され、適合リストにも掲載されました。
2023年に発売と思われるZ-FORGED Ⅱアイアンの最新情報をまとめます。
目次
Z-FORGED Ⅱアイアンの実物映像!
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以前にもZ-FORGED Ⅱアイアンの実物映像を紹介しましたが、今回、ZOZOチャンピオンシップで更に詳しい映像が捉えられました。
Z-FORGEDアイアンは、現行モデルとしては唯一のマッスルバックで、松山英樹が使用していることでも良く知られています。
2019年3月に発売されていまして、Z-FORGED Ⅱアイアンは名前が指し示す通り、2代目モデルとなります。
今後のマッスルバックは、Z-FORGEDシリーズになる!?
2016年まではZシリーズで5、7、9の3モデルあり、松山英樹はマッスルバックのZ965アイアンを使用していました。
しかし、2018年のZ85シリーズ、2020年のZXシリーズでは、9(マッスルバック)のモデルが廃止されています。
その分を宛がうような形で、Z-FORGEDアイアンが2019年にリリースされていて、松山英樹がZ965から乗り換えるという流れになりました。
「何故、Z985、ZX9のマッスルバックが出なかったか?」というと、恐らく、同じZ・ZXシリーズの中で開発すると、テクノロジーやデザインの縛りが出てくるため、松山英樹などのツアープロの要望とかけ離れてしまうことが要因ではないかと思います。
いずれにしても、ZX9アイアンは発売されておらず、X-FORGED Ⅱアイアンの存在が確認されましたので、今後のスリクソンのマッスルバックは、ZXシリーズとは距離を置いて、Z-FORGEDシリーズとして発売していくものと思われます。
Z-FORGED Ⅱアイアンが適合リストにも掲載
実物映像が先に確認されてしまっていますので、適合リストの方はあまり話題になっていませんが、掲載されています。
アイアンのため、ドライバーのようなテクノロジーやスペックの情報はなく、この映像止まりです。
ただ、ここに掲載されたということは、スリクソンが公式に存在を認めたということと等しい意味を持ちます。
Z-FORGED Ⅱアイアンの特徴
実物映像、適合リストの映像から、バックフェースが大きく変化していることが分かります。
ここで、現行のZ-FORGEDアイアンの形状を改めて見てみましょう。
打感は厚めか!?
▼Z-FORGEDアイアン(初代・2019)のバックフェースとソール
全体としてすっきりとしていて、凹凸感が少なく、マッスルバックとして、他メーカーでも見られるようなきれいな形状です。
▼Z-FORGED Ⅱアイアン
先程の映像を見ると、Z-FORGED Ⅱアイアンの方は、バックフェースが角々としていて、マッスルバックとしては珍しい凹凸を取り入れた形状になっています。
マッスルバックの誉め言葉として、「美しい」「刀のよう」といった表現がしばしば使われますが、それとは真逆とも言えます。
外観の好みはともかくとして、この形状は打点部を分厚くしていますので、一枚物全体で受け止めるというより、ソリッドな分厚い打感が増している可能性があります。
トゥ・ヒールを削ぎ落している!?
こちらの映像を見ると、トゥ・ヒールが削ぎ落されているように見えます。
この形状はZX5・ZX7アイアンのMKⅡにも見られる形状で、Z-FORGED Ⅱにも合わせて採用されるようで、より操作性を高めるため、トゥ側はぬけを良くするため、といったことが考えられます。
まとめ
Z-FORGEDⅡアイアンについて、実物映像が確認された件を取り上げました。
発売時期については、国内メーカーは試験段階が長い傾向がありますので、年明けになる可能性が高そうで、海外のSNSでもそのように伝えているところがあります。