スリクソンのZX MKⅡフェアウェイウッドについて、最新情報をまとめました。
ZX MKⅡフェアウェイウッドの特徴
スリクソンのZXシリーズ(旧Zシリーズ)では、ドライバー、フェアウェイウッドは複数のモデルがありますが、フェアウェイウッド、ハイブリッド、ユーティリティはそれぞれ1機種のみです。
2022年のZX MKⅡシリーズでも、ZX MKⅡフェアウェイウッドのみとなっています。
3番ウッドはカーボンクラウンを採用 → 高弾道・低スピン
フェアウェイウッドは3番、5番、7番の3種類の番手がありまして、3番のみクラウンにカーボン素材が採用されています。
これにより、余剰重量が最適配分され、慣性モーメントが大きくなり、低重心化により高打ち出し・低スピンが実現されています。
5番・7番ウッドは高重心 → スピン量が増して精度が高い!
3番とは対照的に、5番・7番にはカーボン素材が用いられず、ヘッド形状も厚めに設計され、重心が高く設定されています。
モデル | 3 | 5 | 7 |
---|---|---|---|
ZX MK2 | 177cc | 162cc | 143cc |
ZX | 176cc | 136cc | 126cc |
体積差 | 1cc | 26cc | 17cc |
これにより、スピン量が増すことで、より精度の高いショットが出やすくなっています。
抜けの良いソールデザイン
ソールのトゥ側・ヒール側で、凹凸を無くしたデザインになっていて、芝の抵抗が抑えられ、さまざまなライから抜けが良くなっています。
ZX MKⅡフェアウェイウッドの試打・評価
ZX MKⅡフェアウェイウッドをプロがトラックマンで計測試打・評価
試打クラブは、ヘッドが3番(15°)、5番(18°)で、シャフトはDiamana ZXⅡ 50 Sです。
試打者の石井良介プロは、試打前は期待してなかったそうですが、3番を購入検討にされるぐらい高評価です。
<試打評価のポイント抜粋>
- 完成度が高い。
- 前作よりも球持ち良い柔らかさがあり、吸い付く感じもある。
- ちょっとヘッドが大きく感じるが、球が上がる。
- ソール形状がボールを上手に拾ってくれる。
- 3番は地面からでもティーショットでも使えそう。
吉田洋一郎プロがZX MKⅡの全機種を試打・比較
試打クラブは、3番(15°)のDiamana ZXⅡ for SRIXON 50 Sです。
<試打評価のポイント抜粋>
- ヘッドの大きさがあって、構えた時の安心感がある。
- フェースのストレートな向きが良かった。
- 直進性が高い。
ZX FW MKⅡ、ZX ハイブリッド MKⅡをショップスタッフが試打・解説
<試打評価のポイント抜粋>
- マット仕上げで、光の反射が無く、締まった顔つきに見える。
- 打感は柔らかく、打音も乾いた感じで、玄人好み。
- ドライバーはフルチタンだが、フェアウェイウッドは上がカーボンコンポジットになっていて、球が上がりやすい。
ZX MKⅡフェアウェイウッドのスペック
クラブスペック
番手 | 3 | 5 | 7 |
---|---|---|---|
ロフト角 | 15° | 18° | 21° |
ZX | 57° | 57.5° | 58° |
ヘッド重量 | 212g | 217g | 222g |
ヘッド体積 | 177cc | 162cc | 143cc |
長さ | 43″ | 42.5″ | 42″ |
クラブ重量(S) | 313g | 317g | 321g |
シャフトスペック
公式サイトで紹介されているシャフトは、Diamana ZX-II50 カーボンシャフトのみです。
シャフト | 硬さ | トルク | 重さ | 調子 |
---|---|---|---|---|
Diamana ZX-II50 | S | 5.8 | 47.5 | 中 |
〃 | SR | 5.9 | 46 | 中 |
〃 | R | 6 | 44.5 | 中 |
ZX MKⅡフェアウェイウッドの発売日・発売価格
ZX MKⅡフェアウェイウッドの発売日は、2022年11月19日です。
発売価格は、46,200円です。