クリーブランドゴルフから発売のCVX ZIPCORE ウェッジについて、最新情報を取り上げます。
目次
CVX ZIPCOREウェッジの特徴
ウェッジでは珍しいキャビティバックを採用
CVX ZIPCOREウェッジは、バックフェースの外周部にキャビティ形状が採用されています。
クリーブランドゴルフの調べによると83%のゴルファーがキャビティアイアンを使うのに対して、キャビティウェッジは5%に留まっているとのことです。
そこで、ウェッジにもやさしさを追求すべく、寛容性を高めるキャビティ形状が採用されています。
軽量化による余剰重量の創出を実現
寛容性を高めるためには、重量配分が重要になります。そのためには、軽量化により自由に動かせる重量を生み出す必要が出て来ます。
CVX ZIPCOREウェッジでは、大きく2つの軽量化が実現されています。その一つがネック部分でして、セラミックピンがインサートされていて、14gもの軽量化が実現されています。
さらに、キャビティ部もヒール側のみ空洞になっていて、9gの軽量化がなされています。
軽量化により、打点位置と重心位置を近づけることができ、寛容性も高められていますので、安定した飛距離とスピン、ミスへの強さが備わっています。
溝の本数が増加
従来モデルと比べて、溝と溝の間の間隔を狭めてあります。
これにより、フェース面に施す溝の数を増やすことができ、より優れたスピン性能が実現されています。
同社のテスト結果によると、特にウェット条件でのスピン性能が大きく高まっています。
ソール形状は3種類
ロフトに合わせてV、C、Sの3種類のソール形状が採用されています。
- V-SOLE(46、48、50、52°)
V字のソールがフルショットやスクエアフェースのショット時に抜けの良さを発揮。ザックリやダフリのミスを軽減。 - S-SOLE(54、56°)
ヒールを削ったワイドなソール。バンカーやラフなどでのフェースを開いたショットに最適。 - C-SOLE(58°)
ヒール・トウ側を削った形状。様々な場面で抜けが良く、ラクにフワリと上げやすい。
CVX ZIPCOREウェッジの試打・評価
メーカー公式のCVX ZIPOREウェッジのプロモーション動画です。
採用されているテクノロジーについて、詳しく解説されています。
CVX ZIPCOREウェッジのスペック
V-SOLE
ロフト角 | バウンス角 | ライ角 | FP | 長さ |
---|---|---|---|---|
46 | 9 | 64 | 4.7 | 35.5 |
48 | 9 | 64 | 4.7 | 35.5 |
50 | 11 | 64 | 5.2 | 35.25 |
52 | 11 | 64 | 5.2 | 35.25 |
S-SOLE
ロフト角 | バウンス角 | ライ角 | FP | 長さ |
---|---|---|---|---|
54 | 12 | 64 | 5.5 | 35.25 |
56 | 12 | 64 | 5.5 | 35.25 |
V-SOLE
ロフト角 | バウンス角 | ライ角 | FP | 長さ |
---|---|---|---|---|
58 | 10 | 64 | 6 | 35 |
CVX ZIPCOREウェッジのシャフト
シャフト | フレックス | 重量(g) | トルク (°) | 調子 |
---|---|---|---|---|
N.S.PRO MODUS3 TOUR115 | S | 105g | 1.6 | 元 |
N.S.PRO 950GH | S | 92g | 1.8 | 中 |
Diamana for CGII | WEDGE | 57g | 2.9 | 中 |
CVX ZIPCOREウェッジの発売日・発売価格
CVX ZIPCOREウェッジの発売日は、2022年12月10日です。発売価格は、シャフトにより異なります。
- NSプロ MODUS3 TOUR115:18,700円
- NSプロ 950GH:17,600円
- Diamana for CGII:20,900円