スリクソンのZシリーズから発売されている2016年モデルのドライバー、Z565ドライバーについて取り上げます。
目次
2016年 Zシリーズドライバーは3種類?
スリクソンの2016年モデルのZシリーズドライバーは、前作と同様に3種類のラインナップとなっています。しかし、2014年とは状況が少し異なっていまして、従来はZ5*5、Z7*5、Z9*5というモデル名で、数位が上がるにつれヘッドサイズが明確に小さくなっていました。
しかし、2016年モデルは、Z565、Z765、Z765リミテッドモデルの3種類となっています。Z9*5というヘッドが極端に小さいモデルがなくなっています。
スリクソンのZシリーズは5、7、9のヘッドサイズの差を年々縮めてきていまして、遂に2016年モデルで9のモデルが廃止となりました。ちなみにヘッドサイズは、Z565が460cc、Z765が445cc、Z765リミテッドモデルが440ccとなっています。
Z565ドライバーの特徴
Z565ドライバーは、同シリーズの中で「つかまり」と「高弾道」が特徴のモデルです。アドレスするとフックフェース気味のため、つかまりの良さを感じながら構えることができます。
- つかまりが良い。
- 高弾道で飛ばせる。
大きな慣性モーメントでミスに強い
ヘッド体積が460ccと最も大きく、重心が深く設定されています。深重心により慣性モーメントが大きくなっていますので、シリーズの中で最もミスに寛容的で直進も高くなっています。
また、重心高さは適度に設定されています。低スピン効果も程よく働き、中弾道で飛ばすことができます。
つかまりが欲しい人は、TGモデルがおすすめ
この記事の最初に、2016年モデルのZシリーズドライバーは3種類と述べましたが、実は、TGモデルが追加でリリースされています。
こちらがZ565TGドライバーです。TGはチタングレーの略で、カラーリングも異なっています。主な違いとして、ヘッド重量が5g軽く、重心距離は約3%短く、ライ角はプラス2°となっています。
よりつかまりが良いモデルとなっていますので、右のミスが気になる方は、TGモデルがおすすめです。
Z565ドライバーの試打・評価
屋外の試打会でZ565ドライバーを試打した動画です。実際の打球音なども確認できます。
Z565ドライバーをチョイスしたプロにより、モデルの特徴が語られていて参考になります。少ない時はスピンが2000rpmを切るそうです。
Z565ドライバーのスペック
ヘッドスペック
- ロフト角:9.5、10.5°
- ライ角:57.5°
- ヘッド体積:460cc
- クラブ長さ:45インチ
シャフトラインナップ
- Miyazaki Kaula MIZU 5 シャフト
- SRIXON RX カーボンシャフト
- Diamana BF60 カーボンシャフト
- Fujikura Speeder 661 EvolutionⅢ カーボンシャフト
- ATTAS PUNCH 6 カーボンシャフト