プロギアから2019年に発売されているRS REDドライバーとRS Eドライバーについて違いを解説します。
PRGRのRSシリーズは2018年に2種類、2019年に2種類リリースされている!つまり、全部で4種類ある!
出典:https://www.prgr-golf.com/
PRGRのRSシリーズは、2018年にRSドライバーとRS Fドライバーが発売されています。
2018年発売のRSシリーズ ドライバー
- RSドライバー:ドロー仕様。
- RS Fドライバー:フェード仕様。
そして、翌年の2019年に新たに2種類のドライバー、RS EドライバーとRS REDドライバーが追加されています。本投稿で取り上げているのはこの2種類です。
- RS Eドライバー:つかまる、上がる、ミスに強い。
- RS REDドライバー:つかまり、上がる、ミスに強い、そして、軽い。
RSドライバーは、重心角が30°あるつかまりの良いドライバーですが、RS E、RS REDは、それぞれ重心角が34°、31.5°あり、さらにつかまりが良いモデルで、やさしく、高弾道で飛ばせるモデルです。
やさしさを求める初級者~中級者は、こちらの後から発売されているRS Eドライバー・RS REDドライバーが基本的にオススメとなります。
RS Eドライバー、RS REDドライバーの大きな違いはクラブ重量!
両方のモデル共に、「やさしい」「つかまりが良い」「球が上がりやすい」という初級者~中級者のニーズに応えるような分かりやすい特徴を持っています。
大きな違いは、クラブ重量にあります。RS Eドライバーの方が標準的なクラブ重量ですが、RS REDドライバーの方はかなり軽量化されています。Rシャフトを装着したモデルで、RS Eドライバーはクラブ重量が298gのところ、RS REDドライバーは271gとなっています。
RS REDと同水準の軽さのクラブを他社で挙げると、以下のようなクラブになります。
- ゼクシオ10ドライバー
- テーラーメイド Mグローレドライバー
- ブリヂストンPHYZドライバー
これらのクラブは、ヘッドスピードが40m/s以下の方、シニアで軽めのクラブを使いたい方に好まれるクラブです。RS REDドライバーも同じようなニーズの方におすすめです。
RS Eドライバー、RS REDドライバーは、つかまりが抜群に良い!
30°超えの大きな重心角が特徴!
出典:https://www.prgr-golf.com/product/driver/19-rs-e-driver.html
1年前に発売されているRSドライバーは、ドローモデルですので、大きな重心角を持っていますが、RS Eドライバー、RS REDドライバーは、より大きな重心角となっています。
RS Eドライバーは34°、RS REDドライバーは31.5°です。ちなみに標準的な重心角が23°前後と考えますと、かなり大きい重心角と言えます。
重心角が大きいため、ヘッドが返りやすく、スライスが出にくい!
重心角が大きいとヘッドが返りやすいため、インパクトの際にヘッドが閉じる方向に戻りやすく、スライスが出にくくなります。
単純につかまりの良さで選ぶと、重心角が大きいRS Eドライバーとなりますが、クラブの重量が大きくことなるのと、RS REDの方はシャフトのトルクの数値が大きく柔らかめですので、重量・シャフトを含めて選択された方が良いでしょう。
重心角とスライスの関係はこちらをチェック!
ヘッド形状は大きな丸形で安心感がある
左がRS E、右がRS REDです。ヘッド形状はストレッチが長くシャローで丸形です。どちらもヒール寄りの肉付きが良く、つかまりそうなイメージを持ちながらアドレスに入れそうです。
RS Eドライバーはネック下が膨らんでいる
左がRS E、右がRS REDです。フェースの画像を並べてみると、RS Eの方がディープフェースに見えます。そしてヒール下がより肉厚に見えます。
実際、RS Eの方が重心角が大きいため、ディープ形状であることが寄与しているのかもしれません。
RS EドライバーとRS REDドライバーのスペック比較
モデル | RS E | RS RED |
---|---|---|
ロフト角(°) | 9.5/10.5 | 9.5/10.5/11.5 |
体積(cc) | 460 | 460 |
フェースアングル(°) | 0 | -1 |
ライ角(°) | 59 | 59.5 |
長さ(インチ) | 45.5 | 46 |
クラブ重量(g) | 298 | 271 |
シャフト重量(g) | 44 | 41 |
トルク(°) | 7 | 8.1 |
RS REDの方がシャフトも含めて軽量となっています。トルクもREDの方が大きくなっていますので、軽いヘッド・軽いシャフトでしなりを効かせて飛ばすタイプとなります。なお、シャフトはRスペックのデータを掲載しています。
どちらもスライサー向けですが、体力・ヘッドスピードがあって、重量感を感じながら振り抜きたいゴルファーは、RS Eの方がおすすめです。
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