ゴルフ用の腕時計型GPSゴルフナビで、ショットナビから発売されている「ショットナビ AIR EX」について、詳しく取り上げます。
製品評価(良・悪)、最安値、主要機能、スペック等をまとめましたので、「ショットナビ AIR EX」の全容を把握できる内容となっています。
本記事で分かること
- ショットナビ AIR EXの機能・特徴
- ショットナビ AIR EXの製品評価(良・悪)
- ショットナビ AIR EXのスペック
- ショットナビ AIR EXの最安値
ショットナビ AIR EXの概要
ショットナビは、腕時計型GPGゴルフナビだけでなく、レーザー距離計でも商品ラインナップが多く、ゴルフ用の距離計測器を多数手がけています。
本記事で取り上げている「ショットナビ AIR EX」は、世界最小・最軽量クラスが実現されていて、カラー液晶・タッチパネルを搭載していて、コンパクトさと使いやすさが両立しています。
主な特徴・機能
- 世界122ヶ国、約6万コースに対応(国内100%)
- カラータッチパネル
- オートビューチェンジ(残距離に応じた自動ビュー切替)
- グリーン・アイ(アンジュレーション)
- フェアウェイナビ(向いた方向のフェアウェイまでの距離)
- 高低差機能
- スコア管理・飛距離計測
ショットナビ AIR EXが適するゴルファー
- 予算を3万円までに抑えたい方
- ボタンではなく画面タッチで操作したい方
- カラー表示が良い方
- コースレイアウト、アンジュレーションを見たい方
- ショット感知が無くても良い方(オートスコア)
上記のニーズが概ね当てはまる方は、「ショットナビ AIR EX」の製品評価(良・悪)、市場での最安値、スペック等をまとめてありますので、この先もお読み頂いて購入の際の参考にしてみてください。
ショットナビ AIR EXとショットナビ AIRの主な違い
▼ショットナビ AIR EX(左)とAIR(右)
ショットナビ AIR EXは2023年7月に発売されていて、その1年前にはショットナビ AIRが発売されています。
この2つは極めて良く似たモデルでして、本体のサイズ・重量が同じ、搭載機能もほぼ同じ、そして、発売価格も同じです。
先に結論を述べてしまいますと、新機能が付加されている分、本記事で紹介しているショットナビ AIR EXの方が、断然、オススメです。
<AIR EXの主な追加機能・変更点>
- フェアウェイナビ機能が追加
- グリーンアンジュレーション機能が追加
- ベルトがデニム素材に変更
ショットナビ AIR EXの良い点
良い点① 上下・左右のスワイプでさくさく見れる!
ショットナビ AIR EXの大きな特徴の一つがタッチパネル式を採用していて、スワイプ操作(指でスライドさせる操作)で画面を切り替えられる点です。
特にスマホに慣れている方にとっては馴染みやすく、説明書に頼らずに直感的に扱うことができます。
- 上下のスワイプ
ハザードビュー、シンプルビュー、グリーンビューの3種類のコースビューの切替 - 左右のスワイプ
左右のグリーンの切替
コース情報を見る際には、基本的に上下スワイプのみで完結し、操作方法がシンプルで分かりやすくなっています。
良い点② 残距離に応じて最適ビューが自動表示される
前述のスワイプ操作のところでも触れましたが、ショットナビ AIR EXには3種類のコースビューが用意されています。
これらのビューは手動(スワイプ)での切替も可能ですが、オートビューチェンジ機能により、残距離(現在地からグリーン)に応じて、自動的に最適なビューが表示されます。
- ハザードビュー
グリーンがドライバー飛距離より遠い場合 - シンプルビュー
グリーンがドライバー飛距離の範囲内の場合 - グリーンビュー
グリーンがレイアップ距離の範囲内の場合
また、ショットナビ AIRからAIR EXになったことで、グリーンビューはアンジュレーション表示が採用されましたので、ボールを落とすポイントを探る際に役立ちます。
良い点③ フェアウェイナビでレイアップ地点を探れる
ショットナビ AIRからAIR EXへの最も大きな変更点は、ショットナビ独自の機能である「フェアウェイナビ」が搭載された点です。
「フェアウェイナビ」はレイアップ地点を探る際に役立つ機能のため、ショットナビを選ぶのであれば、是非、使ってみて頂きたい機能です。
使い方もシンプルで、本体左下のボタンを押して、本体12時の方向を打ちたい方向に向けるだけです。
- 上図①:現在地から正面方向にあるフェアウェイの中心までの距離
- 上図②:そこからグリーンまでの距離
- 上図③:上記の2つを足した距離
さらに、コースレイアウト画面上にはグリーンを中心にレイアップ距離(予め設定)の同心円(上図のオレンジ色の円)が描かれていますので、より最適なレイアップ地点を探るのに役立ちます。
良い点④ 高低差機能により、打つべき目安の距離が分かる
高低差機能というとレーザー距離計のものと思われる方もいるかもしれませんが、ゴルフウォッチの世界でも搭載モデルが増えています。
ショットナビAIR EXにも搭載されていまして、高低差を加味した打つべき目安距離が案内されます。
高低差距離の表示モードでは、距離表示の文字が黄色になり、打ち上げの場合は赤色の▲マーク、打ち下ろしの場合は青色の▼マークが表示されます。
また、高低差機能のON・OFFは、画面左下の電池マークの横にある「H」か「V」の文字をタップすることで切り替わります。
日本のゴルフ場は起伏に富んだコースが多くありますので、高低差機能はクラブの番手選びの際にも重宝します。
ショットナビ AIR EXの気になった点
気になった点① バンド部分がデニム素材に変更
従来までは時計部分とマッチしたデザインのオーソドックスなバンドでしたが、ショットナビ AIR EXではデニム素材に変更されています。
ブラックの方はブラック系、ホワイトの方はブルー系のデニムとなっています。
▼前年のショットナビ AIRのベルト
デニム素材により大分カジュアルな印象になりますので、この変更点は年齢・性別等で好みが分かれるところかもしれません。
気になった点② スコア管理機能はあるが、登録はマニュアル操作
腕時計型のGPSゴルフナビに興味を持たれた方の中には、ショット感知機能によりスコア管理が自動で行われる点に惹かれた方もおられると思います。
ただ、ショットナビ AIR EXには、残念ながらショット感知機能は搭載されていませんので、自動的なスコア管理は行われません。
とは言え、スコアカード機能は搭載されていますので、手動でスコアを記録することはできます。
また、ショット毎に地点登録していくことで、飛距離の計測と同時にスコアのカウントアップが行われますので、これによりスコア管理を兼ねることも可能です。
ちなみに、ショット感知機能が搭載されているモデルは、当記事執筆時点では以下の5機種となりますので、興味がある方はこれらのモデルを検討してみてください。
- Evolve Pro Touch
- Evolve Pro
- Infinity
- Hug Beyond Lite
- クレスト

ショットナビ AIR EXの構成内容(本体・付属品)
- 本体
- 充電器・通信用USBケーブル
- クイックスタートガイド兼保証書
ショットナビ AIR EXのスペック
スクリーン | MIPカラー反射型液晶 タッチパネル |
---|---|
外形寸法 | 34 x 41.5 x 12mm (ベルトを除く) |
重量 | 20g(ベルトを除く) |
バッテリー稼働時間 | GPSナビ使用:最大8時間 |
防水等級 | IPX7 / 3ATM (生活防水程度) |
通信仕様 | Bluetooth、USB |
コースデータ | 世界122の国と地域、59,000コース以上 |
ショットナビ AIR EXの発売日・発売価格
ショットナビ AIR EXの発売日は2023年7月14日、発売価格は29,700円です。
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