ブリヂストンと契約している堀川未来夢プロは、これまでドライバーの移行が5年間進みませんでしたが、2023年モデルの誕生を受け、遂に移行することとなりました。
自身のYouTubeチャンネルにて、新旧ドライバーを試打しながら解説されていますので、詳しく取り上げます。
Bシリーズ 2023年モデルのドライバー
ブリヂストンのBシリーズの2023年の新作が3機種発売となっています。
- B-Limited B1 LSドライバー
- B1 STドライバー
- B2 HTドライバー
現行(2021年)のBシリーズは、大きく分けるとB1、B2、B3の3タイプあり、初めにB1、B2、後からB3が追加されました。
今回の2023年モデルも、B1、B2からリリースされるようです。

堀川未来夢プロは5年振りにドライバーを移行
堀川未来夢プロは、自身のYouTubeチャンネルにて、ドライバーをニューモデルに移行することを発表されています。
▼5年間使ってきたドライバー
現在使用しているモデル、つまり5年間使い続けてきたドライバーは、2018年に発売のツアーB XD-3ドライバーです。
その間、ツアーB Xドライバー、2021年モデルのツアーB B1ドライバー等がリリースされていますが、自分に合うモデルがなく移行せずにいました。
そして、2023年モデルのBシリーズの中で、遂に自分に合うモデルが見つかったとのことで、5年振りの移行に踏み切ることとなりました。
堀川未来夢プロのBシリーズ 2023のニュードライバー
B1 STドライバーに移行
2023年モデルのBシリーズのドライバーは、冒頭で取り上げた通り3種類ありますが、堀川未来夢プロが選択されたのは、B1 STドライバーです。
こちらのドライバーは、ウェイトが前後に分かれて搭載されています。
前方には、固定式が2つ、後方にはドロー・フェードへの移行式が1つとなっています。
▼堀川未来夢プロのB1 STドライバー
堀川未来夢プロは、後方のウェイトを完全に外してしまって、深重心にならないようにしています。
その分、軽くなってしまいますので、鉛を中央辺りにはって、重量調整と低重心化を図っています。
そうなると、後方ウェイトが無いタイプのB-Limited B1 LSドライバーの方があって層に思えますが、寛容性・ヘッドシェイプの違いなどがあるのだと思います。
打音は低く静かになっている
▼打音の比較(5:10から再生)
現行のツアーB XD-3との違いとして、まず、打音を上げられています。
XD-3ドライバーの方は筋金がクラウンに入っていることが影響してか、高音の「カキーン」という音がしますが、B1 STドライバーの方は低い音になっています。
フェースに乗ってる、押してくれるような打音に聞こえますので、多くの上級者の方に好まれる音になっていると思います。
フェース面のミーリング
ブリヂストンと言えば、フェースのミーリングに拘りを持っているメーカーです。
適切なスピン量にしてくれる働きがあり、今回のニューモデルでもしっかりとミーリングが入っています。
こんなザラザラしたらスピン増えちゃうんじゃないと思うけど、全然そんなことない。
(宮里)優作さんは、スピン回転1000減ったわって言ってました。
芯の幅が広い
新たなB1 STドライバーの特徴として、芯の広さを上げられています。
ブリヂストンのドライバーは、2020年のツアーB JGRドライバーから、SP-COR(サスペンション・コア)と呼ばれるテクノロジーが搭載されています。
これは、フェース面を裏から支えることで、中央の反発係数がルール上限を超えるのを抑えるとともに、周辺の反発係数を押し上げる効果があります。つまり、一言で言えば「高い反発性能を示すエリアを広げる」効果があります。
これまで使っていたツアーB XD-3ドライバーには、SP-CORは搭載されていませんが、新たなツアーB B1 STドライバーには、更に進化したSP-CORが搭載されていますので、芯の広さ、ミスヒットへの強さは向上しています。
操作しやすい
最近のクラブは曲げにくい。インパクトの瞬間の面で全て決まる。
B1 STドライバーはボールにフェースに乗ってから弾くので、操作しやすくて弾く。
打音がしっとりとしているため、そこでも想像がつきますが、フェースに球が乗っている感覚があるとのことです。
弾きか操作性かは、究極的には2者択一で相反する要素とも言えますので、B1 STドライバーは、弾き一辺倒ではなく、コントロール性能の要素が備わっているようです。
まとめ
2023年モデルのブリヂストンのニュードライバーに関連して、堀川未来夢プロのドライバーの移行の件を取り上げました。
契約プロという立ち場ではありますが、これまで5年間移行しなかったにも拘わらず、今回は移行に踏み切ったということで、2023年のニュードライバーの評価の高さが伺えます。


