初心者向けのフェアウェイウッドについて、2023年のおすすめモデルをランキングで紹介します。
初心者向けと言っても、スライスが出にくい、球が上がりやすい、飛距離が出やすいなど、モデルにより秀でた特徴に違いがあります。
モデル毎に長所となる”おすすめのポイント”もまとめてありますので、自分にあったフェアウェイウッドを選ぶ際の参考にしてみてください。
第1位 PING G430 SFTフェアウェイウッド
ここがポイント!
- ドローバイアス設計で、スライスが抑えられる
- Gシリーズ特有の弾道のブレなさで、とにかくミスが出にくい
特徴
G430シリーズのフェアウェイウッド3機種の中で、ドロー仕様のモデルです。
ロフト角は標準より1°大きく、打ち出しが高いのも特徴です。
何より、Gシリーズの代名詞とも言える”ブレない”弾道は、ミスしても許容してくれます。
なお、スタンダードモデルのG430 MAXフェアウェイウッドも、弾道の直進性に優れていて、番手も一つ多く用意されています。
右へのミスが大きくない方、後々、自分でつかまえられるようになりたい方は、G430 MAXフェアウェイウッドの方を選択するのも良いでしょう。

スペック
番手 | 3番 | 5番 | 7番 |
---|---|---|---|
ロフト角 | 16 | 19 | 22 |
ライ角 | 58 | 58.5 | 59 |
ヘッド体積 | 188 | 178 | 166 |
長さ | 43 | 42.5 | 42 |

第2位 ダンロップ ゼクシオX フェアウェイウッド 2022
ここがポイント!
- 万人が使いやすいクラブ
- 3番では上がりきらない方は、4番を選べる
特徴
ゼクシオX 2022フェアウェイウッドは、ゼクシオのレギュラーモデルを少しハードにしたモデルで、標準的なドライバーと同じ重量感になっています。
クラウンには空力を取り入れたアクティブ・ウィングが搭載されていて、ヘッドの安定性とつかまりの良さが備わっています。
スペック面では、フェアウェイウッドとしては珍しく4番ウッドが用意されています。
3番と5番で違いが出にくいという方は、4番ウッド1本にまとめる、または、4番と7番にしてみる等、クラブセッティングの選択の幅を広げてくれます。
スペック
番手 | 3 | 4 | 5 | 7 |
---|---|---|---|---|
ロフト角 | 15 | 16.5 | 18 | 20 |
ライ角 | 58 | 58.5 | 59 | 59.5 |
ヘッド体積 | 185 | 174 | 162 | 147 |
ヘッド重量 | 209 | 214 | 219 | 224 |
長さ | 43 | 42.5 | 42 | 41.5 |
クラブ重量(S) | 303 | 307 | 311 | 316 |

第3位 キャロウェイ パラダイムX フェアウェイウッド
ここがポイント!
- シャローで楽に球を拾える
- 3番で球が上がらない方は、3HLがオススメ
特徴
パラダイムシリーズのフェアウェイウッド4機種の中で、ドロー仕様のモデルです。
スタンダードタイプと比べると、シャローでヘッドの座りが良く、球が上がりやすいイメージを与えてくれて安心感があります。
標準的な3番・5番・7番に加えて、3HL(16.5°)という高打ち出しの番手があるのも特徴で、3番では球が上がり難い方が、飛距離を犠牲にせずに楽に高さを出すことができます。
スペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | ヘッド体積 | 長さ |
---|---|---|---|---|
#3 | 15 | 58 | 179 | 43 |
3HL | 16.5 | 58 | 174 | 43 |
#5 | 18 | 58.5 | 154 | 42.5 |
#7 | 21 | 59 | 140 | 42 |

第4位 テーラーメイド ステルス2 HDフェアウェイ
ここがポイント!
- 5番・7番は短めのため、楽に振れる
- ロフト角が標準より1°多く、球が上がりやすい
特徴
ステルス2シリーズのフェアウェイウッド3機種の中で、HDはハイドロー仕様のモデルです。
名前通り、高弾道・ドローが出やすくなっていますので、つかまりに加えて、球の高さに悩んでいる方に適しています。
ロフト設定は標準の物より1°寝ていて、さらに5番と7番はやや短尺仕様なため、長いクラブに難を感じている方にもオススメです。
スペック
番手 | ロフト角 | ライ角 | ヘッド体積 | 長さ |
---|---|---|---|---|
#3 | 16 | 58 | 200 | 43.25 |
#5 | 19 | 58.5 | 185 | 42.25 |
#7 | 23 | 59 | 170 | 41.75 |

第5位 タイトリスト TSR1フェアウェイウッド
ここがポイント!
- アスリート感のあるデザインは所有感を高めてくれる
- 軽くて振りやすい
特徴
TSRシリーズのフェアウェイウッド4機種の中で、最も軽く、最も優しいモデルです。
TSRシリーズは、基本的にアスリート向けとなっていますが、TSR1のみ軽量でアベレージゴルファー向けとなっていて毛色が異なります。
それでいながらデザインは統一感がありますので、TSR1もアスリート感のある外観に仕上がっています。
憧れのタイトリストで、ツアープロが使うクラブと同じデザインテイストになっている点は、所有感を満たしてくれます。
スペック
ロフト角 | 15° | 18° | 20° | 23° |
---|---|---|---|---|
ライ角 | 56.5° | 57.5° | 58° | 58.5° |
長さ | 43″ | 42” | 41.5” | 41″ |
クラブ重量 | 295g | 299g | 303g | 307g |
シャフト重量 | 49g | |||
バランス | C9 | |||
トルク | 5.7 | |||
調子 | 中 |

まとめ
初心者向けで、簡単・球が上がる・スライスしにくいフェアウェイウッドについて、2023年モデルを対象として、おすすめをランキング形式で紹介しました。
紹介したモデルは、スライス抑制、高打ち出しなど、強みを持っている点に違いがありますので、どの点を重点的にクラブに頼りたいかを絞ると、自分に合ったモデルが選びやすくなります。
また、番手の選び方自体にも悩みや違和感がある方は、3HL、4番、ハイロフトのモデルなどを選ぶことで、組み換えを考えてみるのも良いでしょう。