ゴルフ用のレーザー距離計は、かなり遠くのものを測定し、風などの影響を受けるため、手ブレにより測定しづらいことがあります。
一部のモデルでは、手ブレを軽減する機能が搭載されていて、測定のしやすさを提供してくれます。
本記事では、手ブレを抑えてくれるゴルフレーザー距離計について、おすすめモデルをランキング形式で紹介します。
第1位 ニコン COOLSHOT LITE STABILIZED(2021)
LITE版でも、手ブレ補正はしっかり搭載!
日本の老舗メーカーであるニコンが手掛けるレーザー距離計です。従来までのモデルでは、最上位モデルにしか手ブレ補正機能が搭載されていませんでしたが、少し価格を落としたLITEモデルにも搭載されました。
価格面で最上位機種のPROⅡ STABILIZEDよりも1万円近く安いため、コスパにもすぐれています。
▼使い方・評価・感想などの詳細はこちらの記事をご覧ください。

計測範囲 | 1200ヤード | 高低差計測 | 〇 |
大きさ | 96×74×41mm | 重量 | 約170g |
手ブレ防止 | 〇 | 防水 | 〇(生活防水) |
第2位 ニコン COOLSHOT PROⅡ STABILIZED(2021)
赤・緑の2カラー表示+手ブレ補正で、使いやすい
日本の老舗カメラメーカーであるニコンの最上位モデルです。
表示には赤と緑の2色が使われていて、デジカメを製造しているメーカーのため見やすさは抜群です。
カメラメーカーならではの高性能な手ブレ補正機能も搭載されていますので、見やすさだけでなく、測定のしやすさも優れています。
NIKONのブランド力もありますので、所有感を大事にされる方にもオススメです。
▼使い方・評価・感想などの詳細はこちらの記事をご覧ください。

計測範囲 | 1200ヤード | 表示 | 赤・緑 |
大きさ | 100×75×42mm | 重量 | 約180g |
手ブレ防止 | 〇 | 高低差計測 | 〇(防水、防曇) |
第3位 TecTecTec ULT-S PRO
赤色表示+手ブレ補正機能
TecTecTecのレーザー距離計は、米国Amazonにてレーザー距離計部門での販売数で5年連続1位を記録したことで、日本でも注目のメーカーです。
ULT-S PROは、赤色表示に加えて、ニコン以外では珍しい手ブレ補正機能を搭載しています。
さらに、スコープ内の表示は、周囲の明るさに合わせて最適な明度に調整してくれるため、天候や背景によらず、常に見やすいのが特徴です。
▼使い方・評価・感想などの詳細はこちらの記事をご覧ください。

計測範囲 | 1200ヤード | 表示 | 赤 |
大きさ | 112×76×42mm | 重量 | 204g±5g |
手ブレ防止 | - | 高低差計測 | 〇 |
全機種の機能比較表・まとめ
モデル | 表示 | 測定距離 (yard) |
高低差 計測 |
手ブレ 防止 |
サイズ (mm) |
体積 (cm3) |
重量 (g) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ニコン COOLSHOT LITE STABILIZED |
黒 (LCD) |
1,200 | 〇 | 〇 | 96×74×41 | 291 | 170g |
NIKON COOLSHOT PROⅡ STABILIZED |
赤・緑 (2カラーOLED) |
1,200 | 〇 | 〇 | 100×75×42 | 315 | 180g |
TecTecTec ULT-S PRO |
赤 (OLED) |
1,200 | 〇 | 〇 | 112×76×42 | 358 | 204g±5g |
本記事で取り上げた赤色LEDで見やすさ抜群のゴルフ用レーザー距離計ついて、機能や性能を比較表にまとめました。
見やすさ重視で言えば、赤・緑の2カラーに対応しているニコン COOLSHOT PROⅡ STIBILIEZEDとFineCaddie J1000が断然おすすめです。
赤1色の表示で十分という方は、EENOURのUltra-mini U1000PROがデザインと性能の良さからおすすめです。
手ブレが抑えられるレーザー距離計の選び方
手ブレが発生する2つの要因
レーザー距離計で手ブレ補正機能が搭載されているものは、極めて限られています。
業界No.1メーカーのブッシュネルですら搭載していないのが実状を物語っています。
ただ、手ブレは発生要因が大きく二つに分かれますので、どちらの影響を受けやすいかを知った上で、それを防いでくれるタイプのものを選ぶと良いでしょう。
手ブレの発生は、測定前から発生しているもの、そして、測定時に発生するものに分かれます。
これら2つの要因に対して、どのようなレーザー距離計が合っているかを解説します。
測定前から発生している手ブレ
測定前から発生している手ブレは、脇を締めて、両手で構えることである程度は抑えることができますが、それでも収まらない方は、レーザー距離計のサイズ・重量が合っていない可能性があります。
特に最近は、クレジットカード並みの驚くほど小さいものが増えています。
持ち運びにはとても便利ですが、殆どの方が手のサイズに対して小さすぎると思いますし、同時にとても軽いため、ぐらつきやすい原因ともなります。
測定前からブレが見られる方は、大きめ・重めのものにすることで、抑えられる可能性があります。
測定時に発生する手ブレ
測定時に発生する手ブレは、ボタンを押す際に本体がブレることで発生します。ボタン押下の再帰に気を付けることで、ある程度は抑えることができますが、構造上、発生しやすいのが実状です。
特に、ボタン押下から実際の測定までの時間が長い、つまり反応が鈍いと、より手ブレを生じさせやすくなります。
最近では0.1秒を切る超高速のものが増えていますので、測定スピードが速いものを選ぶと良いでしょう。
また、音声で測定操作を行えるものもありますので、そちらも検討されてみると良いでしょう。
▼音声で操作できるShot Navi Voice Laser Leo
▼レーザー距離計の総合おすすめランキングはこちらの記事をご覧ください。
