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TecTecTec ULT-S・ULT-S PROを徹底解説!使い方・特徴・評価まとめ

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ゴルフ用のレーザー距離計で人気のあるTecTecTecのULT-S・ULT-S PROについて、使い方・特徴・評価を取り上げます。

コンパクトモデルの「Mini」は、別記事に詳しくまとめてあります。
≫ TecTecTec レーザー距離計Miniを徹底解説!使い方・特徴・評価まとめ

TecTecTec ULT-S・ULT-S PROが発売に!

TecTecTecはフランスに本社を構えるレーザー距離計の企業です。USアマゾンでレザー距離計部門の販売台数が3年連続で1位となったことで、日本でも注目されています。

これまでは、ULT-X 800・1000が高機能のフラッグシップモデルでしたが、今回発売のULT-S・ULT-S PROは、手ブレ補正機能が搭載され、こちらが最上位機種となっています。

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それでは、TecTecTecのゴルフ用レーザー距離計「ULT-S・ULT-S PRO」について、両モデルの違い、そして、機能面・操作面の特徴を見ていきましょう。

ULT-S・ULT-S PROの違いは2つ、表示カラーとデザインのアクセントカラー

ULT-S・ULT-S PROの2機種は、機能面で1つ、デザイン面で1つ違いがあります。

▼ULT-Sは黒色、ULT-S PROは赤色で表示

機能面の違いは、ULT-Sがスコープ内で測定結果などが黒で表示されるのに対して、ULT-S PROは赤色で表示されます。

赤色の方が視認性が高いと言われていまして、こちらのULT-S PROの方が値段も税込みで約9,000円高くなっています。

▼左のオレンジラインの方がULT-S、右のレッドラインの方がULT-S PRO

デザイン面はほぼ同じですが、レンズの直ぐ後ろのアクセントカラーに違いがあります。ULT-Sの方はオレンジ、ULT-S PROの方はレッドです。

なお、アクセントカラーが見えているのはスロープモード(高低差機能)をONにしている場合で、これをOFFにした場合、上図左のようにレンズ部分が本体方向にスライドして引っ込み、アクセントカラーは見えなくなります。

TecTecTec ULT-S・ULT-S PROの特徴

【共通の特徴①】手ブレ補正機能を搭載

ULT-S、ULT-S PROの最大の特徴は、手ブレ補正機能が搭載された点です。ゴルフのレーザー距離計で手ブレ補正機能があるモデルといえば、カメラメーカーであるNIKONのCOOLSHOTぐらいでした。

TecTecTecの製品にも遂に手ブレ補正が搭載されましたので、使いやすさが格段に向上しています。

手ブレ補正が役立つ場面としては、風が強くて自分やカメラを支える手がブレる場合です。ゴルフは屋外でプレーしますし、海風、山風が強い場所ではとても役に立ちます。

また、片手での計測もしやすくなりますので、18ホールの中で頻繁に使うことを考えると、かなり使い勝手が向上します。

▼NIKONのCOOLSHOTについては、全機種の比較をまとめてありますので、リンクを載せておきます。

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【共通の特徴②】自動調光により見やすい

冒頭で説明した通り、ULT-Sは有機LCD表示で黒色、ULT-S PROは有機LED表示で赤色で、スコープ内に文字やマークが表示されます。

さらに、どちらのモデルにも自動調光機能が搭載されています。

自動調光とは、周りの明るさに合わせて、表示の明暗を自動的に最適に調整してくれる機能です。スマートフォンやテレビでも搭載されているものが増えていますので、実感されたことがある方も多いかと思います。

ULT-S、ULT-S PROのどちらのモデルにも自動調光機能が搭載されていますので、曇り空で薄暗い日、晴天で明る過ぎる日でも、見えやすいように明度が最適化されます。

【共通の特徴③】従来モデルよりも速いピン測定

TecTecTecのレーザー距離計の優れている点として、測定の速さが挙げられます。実際に、従来モデルであるULT-X800・1000、VPRO 500・500Sは、測定速度が0.2秒と業界内でも屈指の速さを誇っています。

ULT-S・ULT-S PROは、手ブレ補正が搭載され、メーカーでは「想像を超える速さ(スゴ速)」と述べられていて、さらにピン測定が速くなっています。

測定が完了すると、バイブレーションで知らせてくれますので、感覚的にもとても使いやすくなっています。

<ピンモードとは?>

ピンまでの距離測定の際に使われるピンモードは、背景に林などがある場合でも、手前にあるピンを優先して測定してくれますので、ゴルフではピンモードの機能が必要不可欠と言って良いでしょう。

【共通の特徴④】傾斜モードを搭載

出典:Amazon

ULT-S・ULT-S PROのどちらにも、傾斜モードが搭載されています。傾斜モードとは、他社では高低差計測機能、スロープ機能などと呼ばれているもので、高低差を加味して、実際に打つべき目安距離を算出してくれる機能です。

たとえば上図の例で言えば、直線距離が128ヤードであっても、打ち上げの場合は138ヤードのつもりで打たないと、狙った地点に届きません。

特に日本のゴルフ場は、起伏に富んだ丘陵コースが多いため、傾斜モードは是非活用してもらいたい機能です。

出典:楽天市場

冒頭のデザインの説明でも触れましたが、傾斜モードはON・OFFを切り替えることができて、本体の外観からもOFFであるかONであるかが分かるようになっています。

TecTecTec ULT-S・ULT-S PROの使用者による感想・評価

口コミ・評価はまだありません。

 

TecTecTec ULT-S・ULT-S PROのスペック

計測範囲 1,200ヤード
高低差計測
大きさ 112×76×42mm
重量 204g±5g
測定精度 ±1ヤード
測定スピード 約0.2秒
手ブレ防止
電池 1ヶ
保証期間 2年(1年保証+無料会員登録1年追加)

ULT-Sはスコープ内の液晶表示が黒色、ULT-S PROは赤色です。

TecTecTec ULT-S・ULT-S PROの発売日・発売価格

TecTecTec ULT-S・ULT-S PROの発売日は、2021年10月1日です。発売価格は、TecTecTec ULT-Sが35,750円、ULT-S PROが44,550円です。スコープ内で赤色で表示されるULT-S PROの方は、税込みで約9,000円高くなっています。

当記事を執筆した時点での小売価格は、Amazon、楽天ともにTecTecTec自身による出品のみで、同じ価格でした。Amazonか楽天かポイント等の関係で買いやすい方でお求めになられると良いと思います。

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