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G440 MAXフェアウェイウッド|試打・評価|3つの重要ポイントを解説|G430 MAXとの違い|ロフト9°が追加

5.0
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PINGのG440 MAXフェアウェイウッドについて、押さえておきたい3つの重要ポイント、試打・評価を取り上げます。

前作のG430 MAXフェアウェイウッドとの違いも交えて解説しますので、G440 MAXフェアウェイウッドの特徴や位置付けが分かる内容となっています。

G440 MAXフェアウェイウッドの特徴

PINGのG440のフェアウェイウッドは、今回もMAX、LST、SFTの3つに分かれています。

引き続きMAXがスタンダードというど真ん中の立ち位置にありますので、アベレージゴルファーの方で弾道に極端な偏りが無ければ、MAXから検討していく形となります。

  • G440 MAXフェアウェイウッド(スタンダード)
  • G440 LSTフェアウェイウッド(低スピン)
  • G440 SFTフェアウェイウッド(ドローバイアス)

特徴① 新たに4番が追加!3番・5番の組み合わせは見直したい!

G440シリーズは、全体的にスペックや番手の充実化がかなり図られています。

G440 MAXフェアウェイウッドについても、従来は3番・5番・7番・9番の4種類でしたが、新たに4番が追加されました。

▼各社のスタンダードFWの番手

番手 G440 MAX ELYTE Qi35
3番 15° 15° 15°
3HL/4番 17° 16.5° 16.5°
5番 19° 18° 18°
7番 21° 21° 21°
HW 20°
9番 24° 24°
11番 27°

ところで、キャロウェイやテーラーメイドでは、古くから3番と5番の間のクラブや3番の上のクラブを出していました。時間は掛かりましたが、ようやくPINGも3番周りを揃えてきたなといったところです。

そもそもアマチュアゴルファーは、3番と5番の違いを出しにくいと言われています。そして、プロでもスプーンでもう少し球を上げたいというニーズも増えているように感じます。

その意味では、3番・5番の二本差しではなく、4番1本にまとめたり、または、4番と7番に変えてみるといったことが可能です。

4番ウッドになかなか馴染みが無い方も多いと思いますが、キャロウェイやテーラーメイドのロフト16.5°の3HLは一定のニーズがあります。3番でミスが出やすい方には、是非、試して頂きたい番手です。

ちなみに余談ですが、フェアウェイウッドは各番手で呼び名があって、4番はバフィーと言います。

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ドライバーとウェアウェイウッドはショッピングサイトや専門誌でも別物のように扱われます。しかし、大きな分類としてはウッドに属し、同じ仲間になります。 ウッドは1番、3番など番手の数字で識別されますが、そ...

特徴② 5番は18°→19°に変更!

G440シリーズは「飛び」をテーマにしています。その意味ではどちらかと言えばロフトを立ててきそうですが、5番ウッドは18°から19°にロフトを寝かせてきました。

19°と言うのは、ドロータイプでは見たことがありますが、スタンダードタイプでは珍しいのではないかと思います。個人的には見たことがありません。

3番と5番の違いを出すという点では、テーラーメイドが3番と5番で長さに1インチの差を設けているのはよく知られているところです(他メーカーでは0.5インチ)。

G440 MAXフェアウェイウッドは、4番を追加したことで、各番手の飛距離差をしっかりさせる意図から、3番・4番・5番を2°ピッチにしてきたと思われます。

何れにしても、5番は上がりやすくなっていますので、これが吉となる方、凶となる方が、はっきり分かれると思います。

特徴③ 低重心化により、高打ち出し・低スピンで飛距離が出やすくなっている

*出典:ping.com

G440シリーズのフェアウェイウッドは、ドライバーと同じ手法により軽量化が推し進められ、低重心設計になっています。

クラウンにカーボンを出来るだけ採用し、ホーゼル部分の金属パーツを削減し、フェースを薄くしています。

低重心になることで、バックスピン量が抑えられ、打ち出しが高くなり、いわゆる高打ち出し・低スピンにより飛距離が出やすくなっています。

G440 MAXフェアウェイウッドの試打・評価

  • G430と比べて、座りが良く、左を抜いている感じが無い。
  • 4番が追加されているので、4番・7番という組み合わせも良い。
  • 打感はドライバーと一緒で少し柔らかい。G430の方は高音で弾いていた。G440では打音が短くなって低くなっている。フェースに乗った感じがある。
  • ディープになって、ラフでの使い勝手が良くなりそう。でも置くとシャローに見える。
  • とにかく上がりやすくて楽。G430もスピンレスだが、それよりも強くなっている。

G440 MAXフェアウェイウッドのスペック

クラブスペック

番手 ロフト角 ライ角 ヘッド体積 長さ
#3 15° 57.5° 186cc 43”
#4 17° 57.5° 180cc 43”
#5 19° 58° 174cc 42.5”
#7 21° 58.5° 165cc 42”
#9 24° 59° 157cc 41.5”

シャフトスペック

シャフト 硬さ シャフト重量 トルク 調子
ALTA J CB BLUE S 54g 3.9
SR 50g 4.0 中先
R 46g 4.1
PING TOUR 2.0 CHROME 65 X 60g 3.8 中元
S 56g 4.2 中元
R 51g 4.4
PING TOUR 2.0 CHROME 75 X 67g 3.1 中元
S 64g 3.3 中元
R 62g 3.6
PING TOUR 2.0 BLACK 65 X 61g 3.5 手元
S 54g 3.8 中元
PING TOUR 2.0 BLACK 75 X 70g 2.9 手元
S 67g 3.2 中元
FUJIKURA SPEEDER NX GREY 35 38g 4.6
FUJIKURA SPEEDER NX GREY 45 41g 4.4 先中

G440 MAXフェアウェイウッドの発売日・発売価格

G440 MAXフェアウェイウッドの発売日は、2025年2月6日です。発売価格は67,100円です。

 

 

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