PINGのツアー系アイアンに、少し気になる動きが確認されました。
新たに「BLUEPRINT i」という名称が商標出願されています。
現行の2代目モデルの発売から時間が経過していますので、3代目として発売されることが予想されます。
BLUEPRINTに新たに「i」が加わる!?
米国の商標データベースに、PINGを運営するカーステン社にて以下の3つの新たな商標が申請されています。
- BLUEPRINT i
- BLUEPRINT S
- BLUEPRINT T
後ろの添え字はタイプ名を表していると考えられます。実際、現行の2代目はSとTの2ラインです。

*出典:uspto
そこに”i”が加わるとなると、1タイプで始まったBLUEPRINTのカバー範囲が広がりますので、PINGのアスリートアイアンのラインナップが再構築される可能性があります。
BLUEPRINTはこれまで「純ツアー系」という明確な立ち位置でしたが、今回の名称を見る限り、もう少し幅広い層を視野に入れている可能性があります。
現在のPINGアイアンはどう並んでいるか
PINGのアイアンは大まかに次の3つに分かれています。
- Gシリーズ:寛容性重視
- iシリーズ:競技志向のアスリート向け
- BLUEPRINT:操作性を求めるツアー寄り
アスリート向けの中では、i240アイアンが絶大な人気を集めていますが、従来モデルと比べると、ロフトを立て、慣性モーメントを高め、以前とは明らかに位置づけが変わりました。
その結果、iシリーズとBLUEPRINTの間に“性能のすき間”が生まれたようにも見えます。
「BLUEPRINT i」が隙間を埋める!?
ここ最近のアイアンの傾向として、打感がありながら飛び系のモデルが増えている点が挙げられます。
<打感が良いアスリートアイアン>
- ブリヂストン 258CBP
- MIZUNO S40
- HONMA T//WORLD Px
PINGのi240アイアンも打感の良さは備わっていますが、素材としてはステンレススチールが用いられ、裏面にカーボンバッジを張り合わせた人工的な打感です。
アイアンに打感を重視するアスリートにとっては、この点がウィークポイントになっているのも事実で、さらにアスリート感を弱めた変更は、自分が求める弾道を繰り出しにくいと感じるゴルファーも増えています。
BLURPTIN iは、恐らくこのニーズを満たすモデルで、簡単に言えば、
「i240では物足りない、でもSでは難しい」方向け、
であることが予想されます。
ここから予想されるBLUEPRINT iアイアンの特徴は、
- Sより少し大きめのヘッド
- Sより深めのキャビティ
- Tよりわずかに立ったロフト
- 打感は鍛造系をキープ
つまり、打感を求めるアスリート層に向けたモデルと言えます。
ロフト設定がシリーズ整理のカギに
現行のロフトを見ると、次のようになっています。
- i240(7番):31.5°
- BLUEPRINT S(7番):33°
この差を埋める位置に「BLUEPRINT i」が入るなら、32°前後は自然な落としどころです。
ロフトは単なる数字ではなく、
- 弾道
- スピン
- 番手の流れ
に直結する要素です。
シリーズ全体を均等に整理するのであれば、ここは確実に調整してくるポイントと考えられます。
3モデル体制が完成するとどうなるか
仮に、BLUEPRINTシリーズが次のような構成になるとします。
- T:純ツアーブレード
- S:操作性+最低限の寛容性
- i:扱いやすさ重視の競技向け
この場合、BLUEPRINTの対象範囲が広がり、ツアープロからトップアマまでひとつのシリーズでカバーできる体制となり、恐らくPINGもそういった形を描いているのではないかと思われます。
PING BLUEPRINT iアイアンの発売時期(予想)
PINGの商標の情報から、BLUEPRINT iアイアンについて取り上げました。
もちろん、商標出願だけでは製品化は断言できませんが、
- SとTの再出願
- そこに“i”が加わった
この組み合わせを考えると、3タイプが同時発売される可能性は高いと考えられます。
気になる発売時期ですが、現行の2代目は商標が2022年7月、発売が2024年4月で、発売までに1年9ヶ月を要しています。実際、PINGは発売まで1年半ぐらい掛かる傾向があります。
BLURPTIN i/S/Tは、商標が2026年1・2月のため、発売は2027年6月ぐらいとなるのが筆者の予想です。